東北大学がニュートリノと反ニュートリノが同一かどうかを確認する観測を開始する。同一性が証明されると、宇宙卵の仮説も怪しくなる。ビッグバン理論では、量子大の物質(宇宙卵)と反物質が打ち消しあっている鍋から、わずかな物質と反物質のアンバランスにより物質が飛び出しこの宇宙になったとしている。
宇宙卵はニュートリノに見られる粒子と反粒子の打ち消しあいをアイデアにしている。ニュートリノと反ニュートリノが同じものなら、質量やサイズのアンバランスが生じる筈が無い。無理に無理を重ねた接ぎ木理論は、相次ぐ、新たな発見で青息吐息。
例えば、先ごろニュートリノが光より速いことが発見されたばかり。例えば、宇宙は膨張速度が減速するはずが、実際には膨張の加速度を増している。私がかねてより指摘しているのは物理学者が望む、空間に似た時間など存在しないと言うこと。
物理学者が考えている時間は、時間が反転したり(マイナス)、虚数になったりする。そんなバカげたことは現実世界では起こりえない。生物・化学現象では時間が反転しないことが多く(化学反応ではプロセスの差により結果が異なる場合がある)、物理でも磁気のヒステリシス現象などが知られている。万が一、起こったとしても確認のしようがない架空の話。
量子の世界はまだまだ分かっていないことが多い。例えば、光ファイバーを途中から分岐させ、二股通路に分けそこにレーザーを通すと、何と、一つのはずの光子が両方の光ファイバーに現れるらしい。厳然たる事実だが、その理由が分かっていない。
アインシュタインは実に丹念に宇宙や物理現象を観察した。その確かな観察結果を基にしている。決して、数式だけから導いたり、思い付きで理論を発表したわけではない。しかし、当時はまだまだ技術も未熟で、分からないことが多かったはず。
何しろ、アインシュタインは物理学者や数学者にとって神様だから、否定的な見解を述べられない。私はただの素人なので時間に注目した。いかに天才とは言え、この時間の扱いはお粗末なものだった。然しながら、時間の存在を否定している書籍は無く、ひょっとしたら世界中で私だけの主張だろう。
非常に怪しげであいまいな、よく分かっていない量子力学をベースにしたのがビッグバン理論で、既にかなり破綻しているが、早晩完全に破たんするであろう。