テレビの報道を見た印象は、元TBS・ワシントン支局長の山口敬之が伊藤さんをお祝いとか称して誘い、酒に睡眠薬を混ぜ意識もうろう状態で自泊ホテルに連れ込みレイプした可能性が強い。合意が有ったとか、誘われたとかはレイプ者の決まり文句。
伊藤さんは凄い美人で山口は欲望が抑えられず地位を利用したのだろう。山口は前歴が多数有りそう、相手女性が泣き寝入りで済んできたか。山口の言うことを信用する成人男性は殆どいないと思うよ。伊藤さん、男は全部 山口のような獣ではないですから誤解の無いように。
伊藤さんは英国で勉学し、欧米女性の主張し戦う姿勢を身につけていたのだろう。しかし、若い女性にとって名前を出し、顔をさらしての放映は、特に日本女性であることを考えれば余程のことだ。最後にかけた民事裁判で敗れれば、社会から完全に葬られるリスクを抱えていた。
しかも請求額は11百万円、この些細な金額は事実を明らかにしたいとの気持ちだ。山口の反訴は1億3千万円と、裁判を潰したいとの圧力以外の何物でもない。伊藤さんを支持しない論理は全く無い。
山口逮捕が決定しながら、直前に警視庁幹部からストップがかかったとは異常すぎる。皆さん知らないだろうが、警察は99%以上真っ黒じゃないと動かない(僕があることで訴えた時、警察ははっきりそう言って動かなかった)。99%以上真っ黒な犯罪者の逮捕を止めた力は何か。
海外では山口と安倍首相との仲が報道されている。これは忖度なのか何なんだろう。山口は電話一つで安倍首相に会えたという。安倍首相の経済政策を支持するが、黒い噂が流されるようなことは、今後も絶対に避けなければならない。日本を壊しちゃうよ。
僕が川崎の小学生など19人殺傷ニュースを知って最初に思ったことは、自分が現場にいたら何ができたかだった。僕は目の前で困った人がいたら可能な限り助けた。やくざやちんぴらがらみもあった。しかし、凶器は関わっていなかった。
常識的には逃げるところだろうが、目の前で子供が刺されているのに逃げるのかという葛藤は起こる。助けに入れば自分も傷つくことは避けられない。難しい局面に立たされる。
今回はバスの運転手が刃物を振り回す岩崎を見つけ「お前何しよるんや」と声をかけ棍棒を(ハンマーとの報道もある)もって追いかけたらしい。もしこれが事実なら岩崎は、ここまでよと思い自殺した可能性がある。被害拡大を抑制できたのだ。
事件から5日後も引きこもりなどの問題が拡大する中で、自らの危険を顧みず阻止に走った行為が全く消滅して行くのは、何ともおかしい。今後も殺傷事件は減ることは無く、人物や背景や動機が変わるだけだ。
傷害阻止であっても暴力行為は許さない、認めないというネガティブさが有るのか。勇気ある行動や普段からの対策と準備こそがこのような犯罪を減らす有効な手段であることに鑑み、重要な対策として取り上げるべきではないのか。
例えば、スクールバスを含め、交通機関関係者はテロ対策訓練を奨励するとか。役に立つ器具を常に備えるとか、一般市民がテロ的行為を抑制に貢献したら表彰し、十分な金一封を渡すとか。
凶器を持った犯人が襲い掛かった際、誤って被害者が犯人を傷つけたら、正当防衛が成立せず、被害者が罰せられるなんてのは(実際にあった例)日本ぐらいじゃないのかな。
児童相談所は誰が読んでも父親が強制させ書かせたと分かる手紙(もう、かかわらないで欲しいの趣旨)を信じるふりをして、心愛さんを父親に渡してしまう。殺人に等しい結果を招いた。担当者は父親からの強い圧力から解放され、やれやれ助かったと思った。その後、一度も心愛ちゃんを訪問していない。
教育委員会は心愛さんが書いたアンケートを父親(栗原勇一郎)に渡してしまう。アンケート用紙には秘密が守られると書かれている。こんなひどい背信行為は無い。日本社会の信頼性が一気に崩れる。いや崩れて腐ってるのか。最近臭すぎない?おそらく、このような騙しアンケートは日本中で実施されていることだろう。
僕の10歳当時を振り返っても、女子クラスメートの一部はすでに大人びていた。しっかりした考えを持っており、その人格は尊重されなければならなかった。帰国子女が伝えるのは、海外では子供が大人に対しても堂々と意見を言うことだ。決して暴力父親のストレス解消の道具にされるべきではない。
色々読んでみると、心愛さんの周りの全ての大人がすべて自分可愛さ、自分さえ良ければよいという考えで、一人としてまともな行動を起こしていなかったことが分かる。小学校の担任教師、校長、教頭、児童相談所の全員、教育委員会の全員、母親、もう滅茶苦茶だね。
個人的な話だが、僕は当地のこころ自治会の役員会メンバーに加わり、立派な人々人が住んでいると聞かされていた。ところが役員会で重要なことが何ら議題に上がらず、どこかの子供が盗まれたスケボーの対処などを60人の役員が聞かされ続けた。とりわけ金の動きが副会長だった僕にも全く分からなかった。
そこで海田町のフルオープンな自治会の例を紹介し、改革を提案したが、誰も賛成しない。「この忙しいのに何だ」と僕は悪者になってしまった。後に、お金の使い方などに問題が有ったことなどがわかるのだが(僕が調査し知り得たが事件にはしなかった)、日本は論理の通用しない変な国になっている。
空気を読み、どの流れ・どの風が強いか、どこに自分を置けば安全かを判断材料にする。だから、僕が困った人を助けた(多数)ときもいつも僕は一人だった。やくざも一人の僕に対して複数でくる。電力でも困った人を助けたのが出世したなんて見たことないな。嘘出鱈目が結構上り詰める。やくざは電力関係者が寄こしたらしい。そんな電力会社は日本の発展には不要だ。
子供のいじめも元は親のいじめ体質だ(日本はオールいじめ社会)。また、いじめには必ずと言っていいほど教師がかかわっている。いじめは教師の責任が大きい。子供は教師や親の顔や行動を見て正直に従う。考えさせられる問題が多い。
前にも書いたように、民事では、多分 先進国で唯一、訴えた側が証明しなければならず、強い側が勝つという不公平性が高い。今後のインターネット関連トラブルが増える中、ユーザーが負け続ける重大な問題と考えていたが、刑事裁判は訴えられると99.9%負けで、絶望的とされている。
日本の裁判は民事も刑事も深刻な問題だらけな事が分かった。日本は一体どういう国なんだ。中国の裁判が一方的過ぎると言えるのか?北朝鮮の裁判とどこが違うのか?かつて、司馬遼太郎氏が「日本は難しい」と書かれた大元が裁判に有った。
登場した今村核弁護士は、99.9%負けの劣勢を跳ね返し、実に14件勝訴している。0.1%の勝率では、普通の弁護士が一生1回も勝てる可能性は無い。今村弁護士は常識では有り得ない異常な執念で取り組みひっくり返す。独身で生活費などが安く、かつ大事務所にいるから何とかやっていけるらしい。
驚いたのは、今村弁護士が法律家なのに、理工系の人間以上に理工系な事だ。すし屋の経営者が保険金欲しさの放火犯人として裁判にかけられた県では、カンパを求め、大掛かりな火災実験で実証している。考察が専門家の判断を覆す科学的論理の積み重ねで素晴らしい。
男性のあなたが、一旦痴漢として逮捕されるとえん罪であっても助からない。28日の拘留の間にそれこそ、99%の人がやってもいない痴漢を認め、取り敢えず解放される選択肢を選ぶ。残り1%が裁判に持ち込んでも、最高裁まで戦って、今村核弁護士も破れた経験を持つ。蟻地獄だな。
今村弁護士と僕は、部分的に僅かな共通点がある。一つは理想家で、少し正義感があり、その姿勢をいつまでも捨てない事。片付けが下手で、部屋が散らかり乱雑な事。ワトソン・遺伝子の分子生物学、免疫の本を読んでいる事・・かな。
会社を経営していると泣き寝入りしない限り裁判は避けられない。裁判長は高偏差値のエリートで、記憶の達人かもしれないが、判決文なんか読むとお粗末だね。論理性が無い。最初から結論が出ているわけだから、考える必要もない訳で、何を書こうが誰も文句の言いようがない。
こんなことを書いていると、次に裁判を実施する際、また、中央から刺客裁判長を送られひどい目に遭うかもしれない。やれやれ。
パワフルで活動的、とても若くして亡くなるような人物ではない。とてもじゃないが信じられなかった。何かの間違いではないかとも思い続けた。
出身大学に聞いてわからず、以前彼が語っていた故郷とお父さんがおやりになっていたスポーツを手掛かりに、電話の聞き取りで探し続けた。簡単ではなかったが、ちょっとしたヒントを手繰って遂に弟さんと連絡できた。
案内を受けて到着した墓は凄く立派なものだった。更に驚いたのは、墓の右奥にまるで歴史上の重要人物のような大きな石プレートが設置されていた事だった。亡くなった時期は入社後間もなかった。彼が長い間待っていたことは間違いない。それは僕には分る。何となく感じる共通のシンパシーだ。
僕は不覚にも声をあげて泣いた後で、プレート文字をじっくり読む余裕が無かった。誰でも社名を聞けばわかる大企業社長の長い長い文章(石に刻まれている)の中の「勇気ある」との言葉が異様に感じた。
当時、会社の中で大きな問題が起きたらしく、10名近く辞めていた。X氏は思い切ってその調査に乗り出していた。死因は今も分からないが、社員が墓を訪れた際、「殺されたのではないか」と語っている。
この話を僕に伝えた人は、高い公的な立場にあり信頼できる人だ。色々なことを推定してみた。社長が何らかの関わりを持っていたのは分かる。僕は彼の無念さを思い、調査することにした。名称などを書かないのは、事が重大であり、調査が妨害されないためだ。
ここで言いたいのは、彼はきちんとした根拠無しには判断しない男で、その上でまともな行動をしていた。特に正義感が強いと感じたことはなかった。勿論、立派な人間である事に疑いの余地は無いが、当たり前のことをしていた。
ところが、日本は事なかれ主義で、問題が有っても指摘しない。見て見ぬふりをして綺麗ごと過ぎる。当たり前の事が異常に見えてしまう。彼は僕より遥かに好かれる男だったが、まともな判断と行動は、この国でしばしば危険を伴う。
何度も書いてきたが、最も重要なことは事実を徹底的に究明することだ。話は飛ぶが、日本が真珠湾攻撃した後に、当時のアメリカ大統領だったルーズベルトは(戦争が始まったばかりなのに)真珠湾を攻撃され被害を受けた責任を裁判で訴えられ追及された。
アメリカは随分乱暴でひどい面もある。しかし失敗があると徹底的に原因を突き止め、そして文章化し、未来に備える。日本では大した成功ではないのに大々的に誇張して発表し、逆に失敗すると封印してしまう。この点で、両国は大きく異なる。
例えば、日本ではミッドウェイでの敗戦は大勝利として報告され、上層部は横滑り、その下の将校や兵隊は激戦地へ送られ戦死するよう仕向けられた(死人に口なし)。完璧な封印がなされたのだった。
彼は死ぬ前に危険を察知していただろう。弟さんが、兄がやってきて何かを語りたかった様子だったが何も言わなかったらしい。今回は弟さんとゆっくり喋る時間が無かった。僕は今回の調査に関しても出来もせんことは言わない。僕なりには努力する。