宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

日本発展のためにはスパイ防止法が必要

2010年05月30日 21時17分16秒 | 思考空間

 アメリカが世界中の電話、FAX、メールを盗聴、盗み見していることは、いわば常識。大統領、暗殺と電話で言えば、アメリカの諜報機関が調査を開始することになる。このブログも、一度は調査対象になるであろう。

 日本はアメリカ、中国をはじめ、世界中のスパイが正々堂々と、大手を振って、しかも低コストで機密情報を入手できる国だ。アメリカの情報も日本で入手できるから、共産圏の国々も、大使館や、企業の出先を足がかりに、諜報活動を続けてきた。日本では世界中のスパイが揃っている。

 しかし、単に情報を取ってゆくだけではない。例えば、CIAは岸信介以降、大平正芳首相が断るまで、歴代の首相に現金を出し続けたし、後藤田元官房長官は、CIAとの緊密性を隠しもしなかった。後藤田氏はバックが警察で、むしろ、CIAとの関係をオープンにしたほうが、力を誇示できたのだろう。CIAだが何もなしに金を払うはずがない。

 首相や無数の政治家、官僚に金を払い、飼い犬として、アメリカの利益のために働かせたのだ。例えば、あなたが高級官僚で、CIAが大金を払うといい、女性を紹介し、一方、重要機密を漏らさなかったら、あるいはアメリカの利益のために働かなかったら、ためにならないと脅かせばどうするだろう。おそらく、3回ぐらい、イエスと言うだろう。

 現にアメリカの高官は、かつての自民党議員がアメリカの要望通り動かなかったので、官僚に電話したら、即座に言う通りになったと語っている。かくして、日本政府はアメリカの利益のために働いてきたのだ。バブルも壊し、アメリカのヘッジファンドが、ごっそり日本の資金を持って行ったし、日本の製造ノウハウと工場がそっくり中国に移った。

 日本が発展を願うなら、まずはスパイ防止法を成立させ、情報流出を止めること、アメリカや中国のために働く、政治家や官僚を追放することだ。ところが、これはかなり難しい。何故なら、例えば、アメリカのエージェントは日本の中枢を占めているのだ。どうしようもない。あなたは諦めますか?

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戦略性の無い金星探索

2010年05月23日 13時25分01秒 | 宇宙

 鹿児島宇宙センターから、あかつき(金星探索衛星)が打ち上げられた。12月ごろ、金星に到着し、2年程度かけて大気状況を調べる計画。うりは太陽光の圧力を受けて進む宇宙ヨット「イカロス」で一辺が14メートルの正方形薄い高分子の膜でできているという。

 金星の気象観測とイカロスの航行という二つの世界初を実現したいとの気持ちはわかるが、計画通り、金星の気象を観測できたところで、それが日本にとって何の役に立つの?ということだ。せいぜい、教科書の数字を直す程度だ。大借金の日本が、誰かの夢を実現するために、数百億の予算を使う余裕はない。

 実は、宇宙開発は日本の未来にとって、というか、人類の存亡にかかわる重大なテーマである。地球は将来、太陽の膨張に伴い灼熱地獄となるから、いつか人類は地球を見捨てて、次の移住先へ移らなくてはならない。その第一候補は、火星であり、次に木星の衛星エウロパである。

 オバマ大統領は火星を目指すという計画を発表したが、日本の数倍の経済規模を誇るアメリカにして賢明の選択だろう。いかに火星に移住するための、技術、道筋をつけるかが、今後の宇宙開発の重要な課題になる。しかし、火星へ行くのは先の話。

 近いところで言えば、地球近傍の宇宙開発、すなわち、地球軌道上のスペースファクトリーの建設である。大容量の発電、環境問題の解決、宇宙でのみ可能な各種材料の製造、地球規模の通信網などなど、宇宙開発が実は経済的にペイできる可能性がある。単なる無駄遣いでは宇宙愛発は進まない。

 あまり言えないが、地球近傍の宇宙を制すると、軍事的には圧倒的に有利になる。また、その後の宇宙開発、飛行の基地tもなるのである。

 従って、宇宙開発の優先順位は、1.スペースファクトリーの建設、2.火星への移住技術の開発、3.火星の地球化(テラフォーミング)、4.エウロパへの移住技術の開発であろう。

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国立天文台からの回答

2010年05月16日 09時56分41秒 | 宇宙

 ハッブル望遠鏡で観察した宇宙の果て?に関するNHK発表の報道に疑問点を指摘していたところ、国立天文台よりの回答がNHKより届いたので、殆どそのまま紹介したい。

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NHKスペシャル「ハッブル宇宙望遠碗宇宙の始まりに挑む」をご覧いただき、
ありがとうございます。いただいたご質問について、おこたえいたします。

1)131億光年の天体についてですが、「宇宙の端」の天体ではありません。
“私達のいる所は特別な壊所ではない。私達が観測する事は他のどわ場所でも観測できる事である”というのは「等方性」といわれ、宇宙のどの方向を見ても同じに見えるという観測事実【※1】に即しています。ですから宇宙に端や中心といった特別な場所は存在しない、と考えられています。
その一方で、「宇宙の果て」=「見ることが出来る宇宙の果て」は存在します。地球から光で親御できる範囲に限界があるからです。宇宙年齢(137億年)に光速をかけた137億光年がその範囲です。
詳しくは、国立天文台のホームページをご覧下さい。

2)遠方の銀河が光速に近い速度で移動しているわけではありません。宇宙の膨張により、天体を出た光が地球まで到達する間に空間が膨張し、光の波長も伸ばされて赤く見えるのです。
また宇宙の癖に関する様々な観漸結果と、ハッブル宇宙望遠鏡の観測結果との矛盾は現在のところ報告されていません。

3)2)の回答いたしたように、光速に対して速く移動しているわけではありません。ですから時間の遅れの効果が出ることはありません。

4)前述の国立天文台のホームページにあるように『宇宙の膨張は空間自体の膨張であるため、光速を超えることも可能』であり、宇宙は観池できる範囲よりもはるかに広大に広がっていると考えられています。

番組では、上記の宇宙論(宇宙の始まり・宇宙の果て)について、詳しく説明しておりません。
さらに、より詳しくお知りになりたい場合は、国立天文台のホームページあるいは、ニュートン別冊 新宇宙図(ニュートンプレス発行)を図書館などで、ご覧下さい。

         ご参考になれば幸いです。今後もNHKの番組をよろしくお願いします。
                  NHKスペシャル「ハッブル宇宙望遠鏡宇宙の始まりに挑む」
                  制作スタッフ
※1   ・WMAP衛星による宇宙背景放射の等方性 
     ・ハッブル宇宙望遠鏡のHDF-NとHDF-Sの一致

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 私はこれを読んで、しばらく反論する気になれなかった。  大変失礼だが、あほらしいという感じ。具体的な根拠が無く、禅問答や子供どうしの口論になりかねない。ビッグバンなどと言う誰も確認できない理論については、何とでも言えるんですね。

この回答では空間と言う新たな概念が有ることを知った。この空間が曲者で光より早く膨張できるらしい。それでは空間とは何なのか。物質を含む広がりなのか、あるいは何も無い真空なのか。どこでアインシュタインの理論が廃棄されたのか。

実は彼らも、光の速度以上で拡散する天体が有ることを認めている節が有り、この議論を進めると宇宙が無限である可能性を否定できない。アインシュタインの理論では説明できないので、新たに光より早い空間の膨張を持ちだしたのだろう。そもそも、ビッグバン理論自体が、天体望遠鏡と、超高性能電子顕微鏡の世界との合体だ。全く、スケールの違う世界が数学者の頭では繋がってしまう。

量子力学は観察や計測結果に基づき、確固たる理論も築かれている。その否定しがたい岩盤の中に議論を移し、宇宙物理学者は逃げ込んだのだ。

この回答でも、全く議論されていないのが宇宙の誕生場所だ。宇宙物理学者によると、宇宙がどこで生まれたかは重要な問題ではないらしく。彼らは、このことに触れたがらない。もし、4次元空間が有ったとして、そこから宇宙がトンネル効果で浸み出し、誕生したのなら、実は我々の生活空間から宇宙が誕生してもおかしくない。

国立天文台の研究者自身も歯切れの悪さは感じておられるだろう。じくじたる思いかもしれない。しかし、今さら、ビッグバンが間違っていましたなんて言えないのだ。NASAを初めこの分野の予算は半端じゃないし、明日からも名誉ある地位を保ちながら給料を貰い続けなければならないのだから。

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普天間問題のウルトラC

2010年05月12日 18時04分11秒 | 思考空間

 鳩山首相は普天間問題で行き詰まっている。これまでの彼の動向を分析すると、まるで幼稚園生で、お粗末というか、いっそ幼稚園から行きなおしたほうがよい。5月末に辞任なさればそれはそれで、日本のためにはよい。しかし、アメリカとの関係もあり放置してはおけないと思い、ウルトラCの助け船を提案したが、本人は読んでもいないのではないかと思う。

 鳩山首相は東大を卒業し、アメリカの大学で博士号をとっているのだから、ずば抜けた秀才のはずだが、お粗末で、そのお粗末に似合ったスタッフのお粗末さを感じさせる。スタッフが私の案を理解できない。私が、提案したのは移動式のフロート基地で、最初に送ったのは昨年の11月。なぜこの案がよいか?

 当初、沖縄県内に停泊させるが、日本中のどこでも移動できるから、①沖縄県内の課題がクリアされる。②最低でも県外が達成される。③徳之島である必要もない。④米軍の好都合な場所に移動できるから、米軍の反対も押し切れる。⑤これまで出ていない案だから腹案としてはもってこい。問題が全部クリアされる。

 問題視されるのが、潜水艦からの攻撃。対策としては周囲に何重にもガードを置くことだろう。移動式の大きなメリットを有する反面、それなりのガードは必要。航空母艦と異なり、高速の移動の必要がなく、周りに何をつけても支障にはならない。潜水艦対策の有効な構造は私が設計してあげてもよい。魚雷は何かに触れるとそこで爆発してしまう。小型のロボット監視船を100隻ぐらい常時、パトロールさせ、攻撃や自爆させてもよい。要はアイデア。

 

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