宇宙・生命・日本 1000年後のあなたに語りかけたい

巨大ブラックホールの衝突が新宇宙を形成⇒循環宇宙論、有機物質から人間への進化メカニズム(循環論理の評価)⇒戦略的進化論

科学の行き詰まりをブレークスルーし人類を救済するか新たな進化論

2012年06月30日 17時47分22秒 | 生命

 ダーウィンの自然淘汰説によれば、強い種が競争に勝ち、生き残ることになる。確かに分かり易い。ま、言ってみれば、100m走の競技を重ねてオリンピック選手を選ぶような話。ところが、何故選手が速くなったのか、何故、選手が生まれるのかなどが全く説明できない。

 従来の進化論は、偶然強い選手が出現するという前提で、そもそも、生存がいかに維持出来るかさえ分からない。勿論、リー・マーギュラスの共生論、あるいはウイルス説のようにメカニズムに触れるのもあるが、生命体の本質的なメカニズムを解明できない。表面的なことは分かっても、実態が分からない。

 実は、生命体は自己を維持することは容易ではない。例えば、宇宙から放射線が放射され、太陽光からは有害な紫外線が放射されているので、細胞やDNAは常に傷つく。ところが、生命体は傷ついた箇所を修復している。何の根拠に基づいて修復するのか?従来の進化論では全く説明できない。

 もし、生命体が遺伝子の情報で製造されるだけの単一方向の流れでは、傷ついた途端に生命体を維持できなくなる。設計図を元に製造した機械が錆びたり、いつか壊れるのと同様である。

 破損(傷)をどうやって元に戻すのか。設計図(遺伝子)と比較するのか。破損が大きすぎる時どうするのか。実はそこには評価システムが存在しているとするのが私の進化論(ESCL*)。物質が生命体に進化し、その進化の繰り返しが人間に至ったとする。

*ESCLは循環論理の評価システムが生命に等価的に存在するとする仮説、電気学会で3回発表。進化や生物の専門家とも議論しているが、工学系の専門家の中では支持する意見が有りながら、生物系の専門家は拒否反応を示し、議論さえ難しい。Evaluation Sysyem of Circulation Logic

 生命は様々なサイクルを形成している。例えば食物を摂取し、消化し、エネルギーを得、残渣を排出するサイクルを繰り返す。例えば、心臓は収縮拡大しながら、血液を循環させる。血液は絶えず再生されている。多重ループで構成されている。

 私の進化論は、これらのサイクル(循環、ループ)の形成を評価するシステムが生命体の中に存在するとするもの。このサイクルを強化する新たなシステムを選択する時に進化が生まれる。

 どのように評価するのか?これも仮説であるが、使われていないとされる遺伝子に経験をデータとして蓄積しており、現状システム情報と組み合わせ、より、環境や目的に適したシステムが形成されるか、システム全体が強化されるかどうかを判断している。

 例えば仮想スクリーンに現在の設計図と経験から得た情報を様々に組み合わて判断する。これが可能なのは、遺伝子というデジタル情報で、様々な生体状況を表現し、あるいは具現化できる機能のためだ。

 それでは、何故、この進化論が科学の行き詰まりをブレークスルー出来るのか?人類を救済できるのか?

 現代の科学は数学至上主義、あるものは数学そのものであり、数学の表現や証明なくして論文の価値は無く、評価を受けない。科学者は従って、数学の達人でなければならない。ところが、数学は、複雑な世界や、生命や化学の本質を表現できないように、適用できない領域が有る。

 科学の進歩は20世紀後半から、生命分野を除いて行き詰まってきたと言える。大学においても魅力的な研究テーマが減る一方で(土木、機械などが顕著であり、華々しかった電気電子系も勢いがない)、不況のため大学院生は増え続けるという皮肉な結果になっている。

 例えば、宇宙論は殆ど観察もできていない状況ながら(未確認のダークマターが宇宙全体の96%ともされている)、ホーキング博士は時間が虚数になると言うなど、支離滅裂。

 偏微分方程式を利用した計算機シミュレーションという強力な手段もあるが、高邁な理論に反して内情は結果合わせ(理屈もへったくれもない。結果に合うようパラメーターや境界条件を変更する)という泥臭い作業で苦労している。一方で、数学は見えない実態を表現できず、適用できない。

 数学は人工の理想空間において数式という計算力と表現力を持った完全なツールであり、シンプルで適用範囲も広い。ところが、数式で扱う形状は限定され、大きさというディメンジョンを持たず、異質の概念との組み合わせができず、多様性やあいまいさを許容しない。本来的に数式表現なので創造性や評価を内蔵しない。

 数学自体が評価機能を持たないので評価は適用する人間の判断に任されている。従って、科学はしばしば暴走する。(このような趣旨を東日本大震災直前に公表された全国大会論文の考察に書いた。福島原発事故はまさしくこのケース。最大津波を確証なく5.1~5.7mとした時点で高度な科学も技術も全て失われている)

 それゆえ、数学に依存する科学の発達は取り扱う研究者の能力と努力と判断そのものなのである。数学が物事の良し悪しを判断し、あるいは未来を創造するわけではない。

 新しい進化論は様々な要素の組み合わせで、要素で構成されるシステムが論理的に循環する(ループ形成)ことを条件としている。自己保存が第一目的となる。実はこのループは生命システムを模擬しており、戦略的に進化してきた生命体を表しているのである。

 自己保存(ループ形成)を最優先目標とし、更に経験値から強化すべき構成を模索し、評価に基づき採用不採用が決定される。創造とは基本的に組み合わせであり、例えば将来、計算機のソフトとして組み込むことにより、自己創造型のシステムができるのである。コンピュータ向きだね。

 理論にとっても自己保存は極めて重要な概念である。(例えば、ビッグバン理論は具体的で厳密な議論に耐えない) 数学自体は完璧でも、組み合わせ方によって、180度異なる結果が導かれる。根拠や統一性が失われる。目標を達成する戦略や理論の中で、目標自体が要素として含まれる必要があり、全体の構成自体が保存(肯定)されなければならない。

 従来も人工知能とか、私のアイデアに近いものとして、進化を参考にした予測手法などもある。これらと基本的に異なるのは、進化のロジックを究極的に追及するところと評価をコアにしている点であろう。例えば、進化計算学会(私も一応、正会員)では進化的なメカニズムを参考にしているが進化を解明しようとしている訳ではない。

 厳しいことを言えば、進化を徹底的に追及しない限り、物質から生命体を進化させ、更に人間に至る壮大で目のくらむような進化を解明できないし、戦略的な進化手法を手に入れることはできない。生命の進化に勝る戦略などない。

 数学との違いは、数学は絶対無比の理想世界であり、あいまいさや多様性のある現実とは相いれない。それに比べると、新しい進化論は現実が構成要素である。無理やり現実を数学に適用としても適用範囲は極めて限定される。現実の要素を組み合わせ、その中で発展を創造する可能性を秘めている。

 私の頭の中で、様々なアイデアは有るが、研究者でもなく小さな会社も経営しており、システムを開発し試すには、時間と労力が膨大である。いつか、実現したい。


民主党は早く解散して政権を維新の会に明け渡せ

2012年06月29日 08時39分31秒 | 橋下改革

 現状で消費税増税を実施すれば、日本の沈没が更に加速することを述べてきた。前回の消費税増税以降、税収は一貫して減り続けている。買い細りとなり、需要が収縮、企業倒産が相次ぎ、税収はさらに減少する。官僚はわが世の春とばかりまた公共事業に税金をばらまき始める。

http://www.garbagenews.net/archives/1778034.html

 やるべきは経済成長戦略であり、①円高を利用して世界の資源&優良企業を買って買って買い捲る、②日銀独立法を廃止し、徹底的な金融緩和により、1ドルを120円程度に戻す、③北海道・沖縄にパスポートで出入りする低賃金経済特区(外国人受け入れ)を作る。日本は圧倒的な製造力が復活しロケットのような急復活を見せる。

 何故、民主党、自民党、公明党が手を組んで衆議院を通せたのか、これは、官僚が裏で動いたからであり、その力を遺憾なく見せつけた。官僚が何故、これほどに強いのか?それは、官僚が自らの既得権を守るため、アメリカ政府とスクラムを組んでいるからだ。*1

 *1 官僚に関して私と同じような主張をする人物のいることが分かった。田中宇氏だ。ちょっとづつ内容や論点が異なるものの、官僚の問題点に関してはほぼ一致する。田中宇氏は専門家として私の数倍は確証に足る情報を持っているだろう。しかし、私がこの考え(官僚の既得権)に至ったのは遅くとも1998年で、多分、彼より早い。早速彼の著書を購入予約した。

 CIAが官僚組織に浸透している事は既に述べたとおり(CIA秘録:文芸春秋*2)、CIAは盗聴を含め、日本政府内のあらゆる情報をキャッチし、官僚を取り込むことにより、日本政府を動かしている。官僚に金を与え、時には女性を世話し、一方では脅し、CIAの手先としてしまう。世界最強のアメリカをバックにしているから官僚は強い。

*2 私は10年以上前からCIAの情報を集めていた。この本はまさしく私が求めていた情報(数行だが)を記載していた。

 

Cia

アメリカは日本における中国スパイの活動をある程度容認しており、当然中国スパイも日本政府内に協力者を持つ。サムソン電子が日本企業から情報を入手する方法として表向きは技術者のハンティングだが、実は韓国のKCIAによる情報入手の目くらまし、あるいはアリバイ工作と見ることもできる。

 日本はスパイ防止法を制定すべきだが、これはアメリカの指示を受けた官僚の必死の抵抗で潰されてしまう。アメリカが日本から搾取するうえで、CIAほか諜報機関が政府や企業から情報を入手する諜報システムは生命線だ。アメリカは日本から資金を奪い取ることは何とも思っていない。アメリカの能力で、取られる方が悪いとの考えは、欧米や中国では当たり前。

 国民が日本をアメリカの植民地のようだと感じるのも、為替をはじめ経済がアメリカにとって有利*3、日本にとって不利に展開するのも、アメリカをバックにした官僚のせいだ。官僚は魂を売り、アメリカの言いなりに動く代わりに、既得権を維持する。実はアメリカの経済が行き詰まったのは、イカサマな仕掛けで日本から搾り取る原資が少なくなったことが大きい。しかし、まだまだ利用される。

*3 東京株式市場のトレードの外国人比率は60%から、70%に上昇した。これはひとえに、外国人とりわけアメリカなどにとって東京市場(惡情報をキャッチして空売りなど)のメリットがあり、日本人が損し続けたことを示している。日経平均の高値は一貫して下降、米市場は高値を更新している。

 1990年代のクリントン大統領時代には、諜報機関を利用した日本政府や日本企業からの機密情報入手と戦略により莫大な金やビジネスが日本からアメリカに移った。この恩恵をあずかったのは、アメリカのほかにイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの旧英連邦であり、実はこれらの国はエシュロン(盗聴を含む情報収集機関で日本の三沢にもある)の共同運営国だ。

 

Cia3

官僚は諸悪の根源だが、自民党も民主党もやり方が稚拙で歯が立たなかった。ここは、大阪維新の会の登板である。官僚を従わせるのは簡単なこと。人事に徹底的に切り込むことだ。既に橋下はやっている。まずは事務次官を切り飛ばす。首の理由は後から考える。悪い奴はどんどん切り飛ばし、改革に従う若手官僚を登用すればよい。

 民主党が経済音痴なのは分かっていたので、官僚改革を期待していた。この改革が経済発展ももたらすと考えた。ところが唯一の期待が裏切られた。鳩山は官僚に潰された。菅は親官僚に180℃舵を切り消費税発言で参議院大敗、野田はまさしく官僚の操り人形になった。このまま、能無し、勉強バカボンの東大官僚を放置することは、日本に決定的な破滅をもたらす。

 大阪維新の会では官僚組織に送り込む人材を今から集め、育てて行くべきだ。大阪府、大阪市の職員から優秀なのを見つけるのはてっとり早い。

 アメリカが官僚を直接動かしたのははひとえに、当時の自民党が政治主導力を持たなかったから。政治家をバイパスして官僚に持ちかけたところ、これが予想以上うまくいったからそれを踏襲しているだけ。(官僚はアメリカ高官からの電話一本で動く。たとえ日本の不利益であっても)政治主導力のあるリーダーが登場すれば、当然、アメリカはリーダーと手を結ぶ。それが橋下徹であることを期待する。


ランクル100ディーゼルで22万キロm走破

2012年06月28日 22時28分26秒 | 

 思えば長い旅だった。君と走ってきたんだよね。今日も、きつい長い坂を、3トン近い重さを感じさせず、目もくらむような速度で駆け上る。前を走るガソリン車を瞬く間に後ろ窓の彼方へと押しやる。エンジンは快調で、パワフル。走行中は静粛でますます滑らかさを感じるレスポンスと響き。こんなこと有り得るのだろうか?

 何でこんなにすごい車を国内で見かけないのだろうか?多分、多くがアラビアの砂漠やロシアを走っているんだよね?ディーゼルはガタが来易いという。ランクルに限って、一体どこにガタが来るというのか知りたいものだ。22万km。タイミングベルト、大型電池を2回、タイヤを4回交換した。

 エンジンをかけたまま車外に出ると、ディーゼルにしては静かとはいえ、それなりの音はする。しかし、歩行者が接近に気付いてくれることも、安心して走れる重要な要素。家内は大きいと運転を嫌がるが、私は逆に小さい車は恐ろしくて乗れない。パンチには欠けるが、強大なトルクが安定した加速を可能にする。

 BMWーX5ディーゼルは何度も長距離の試乗をした。確かにパワーが有るし、数々の新技術・新機能は大変満足すべきものだ。顔は正直、トヨタより洗練されている。しかし、ランクルのこのサイズ、この高さ、何よりこの滑るような高速安定感。古くなったとはいえ、とても、ランクル100ディーゼルには比べるべきも無い。

 ベンツは左ハンドル(勘弁してくれ)、ハマーはサイズ的に満足できるが左ハンドルの上に決定的なのは生産中止。ランクル200はガソリンがぶ飲み(某社長のように燃費を気にしながら走るなんてナンセンス)、日産Xトレール、マツダX5は小さすぎる。

 今ちょっと興味あるのはアルファードのハイブリッド。広島トヨタはやくざみたいな店長がいるので、こりごりだが、トヨペットで試乗した(ランクル点検で暇だった)アルファードハイブリッドは高さもあり、静粛で、CVT(無断変速)、エアコンはピカイチ、高級感あり、新しい機能はBMWの6割ぐらい。当然燃費は良い。

 気になるのはアクセルを強く踏み込んだ時のエンジン音。小型4気筒だもんね。ランクルと異なり段差のあるところは床を擦るか。存在感は薄いが、満足度・コストパフォーマンスなどを考えると、BMWよりは上。


弁護士任せでは債権回収が難しい

2012年06月24日 10時59分04秒 | 深刻な問題

 テレビで法律事務所のCMがたくさん出てくる。あれは怖いですよ。日本弁護士連合会でも大きな問題になっている。例えば多重債務が過払いになっている。弁護士に委託し、裁判で勝ったから500万円戻ってくることになった。ところが、受け取るどころか法律事務所から逆に100万円を請求される。何故なら、調査などで多額の費用が掛かったなどの理由。

 悪質弁護士は山ほどいて、被害者を逆に食い物にする。その、入口、餌はきれいなテレビCMだ。素人が弁護士と戦っても、勝てない。まず、あなたは最初にすべてをお任せしますとの実印を押印している。弁護士はあなたの同意なしに何でもできる。あなたの人生を変えることもできるのだ。

 さて、債権回収だが、債務者が破産している場合は、何をやっても駄目、無一文の者ほど強い者は無い。次に、財産の有る場合だが、まず裁判で勝たなければならない。ここでもテレビCM系の法律事務所に頼んだら、恐ろしいことになる。一方、400万円以下の債権だと、東京の場合は弁護士が受けない場合が有る。

 弁護士はピンからキリ。ピンは勿論最高の意味、小沢一郎が委託した弘中惇一郎とか、わが橋下徹ですかね。キリは最低で、法律事務所では1000万円未満の債権だとキリを担当させたりする。勝てるところが勝てない。負けても着手金は30万円は取られる。成果報酬のはずが前のルールが適用される。仮に勝ったとしよう。裁判費用として少なくとも100万円はとられる。(着手金プラス報奨金)

 裁判に勝ったから相手が払うか?甘い。熟れすぎた桃のようだ。大体、そんなにまじめな被告なら、裁判にするはずがない。判決文に仮執行がついてくるので、強制執行しなければならない。素人には難しいので、弁護士に頼む。1回あたり数十万円取られる。ところが敵はさる者、ひっかくもの。銀行口座を変更し分からない。財産なんか隠しているし、調査しようがない。

 それでも奇跡的に支払いに応じることになった場合、支払いは全部法律事務所が受け取ることになっている。法律事務所は潤うがあなたのところには金が来ない。色々な名目がついて弁護士事務所に回収金を全額払うことになる。

 わが社の場合は(瑕疵の契約解除に伴う債権)、最初に当方の弁護士が、嘘八百の相手の言い分を真に受け、「厳しい」と言ってきたままフリーズしちゃった。驚いて証拠固めに動き、論理を組み立て、ナントカ動き出す。勝てるかなと思っていた矢先、逆転満塁ホームランみたいなのを打ってきた。また、弁護士はパスし、こちらに送ってくる。

 追い詰められたが、うーん、と考え調査して、ひっくり返す論拠を見つける。何を言うとるの?という感じで、いなし、完全粉砕。相手の担当弁護士は解任された。多分勝ったと思っただろうにね。

 勝訴後が大変。法律事務所が多額の報奨金を要求してくる。誰のおかげで勝てたかは関係ない。払わない場合は上告を担当しないという。現実に上告では勝手に降りちゃった。それじゃ払いましょという約束。高裁の女性裁判官が和解を勧告。こちらは、独自に弁護士を使わず「動産」の差し押さえを強制執行。そして、今後の差し押さえ計画を送りつけ合法的に脅迫。

 言うたらいかんけど、強制執行は自分でやるべきです。これは国家権力による強制力。威力は物凄い。魔法のバハムート並み?あれ、違ったか。マヒャドか。強制執行は分からんことだらけだけど、裁判所に聞けば教えてくれる。裁判所に電話すると。こちらを先生先生と呼ぶ。何故なら強制執行を問い合わせするのは弁護士だから。

 銀行口座ではなく、動産にしたのは、嫌がらせです。銀行口座(銀行名では駄目、支店を特定しなければならない)をまともな方法で抑えるのは極めて難しい。これも蛇(じゃ)の道は蛇(へび)で手段はあるが。被告は企業だったので、動産の強制執行をやると、裁判所が乗り込んで業務が止まる。

 強制執行方法は企業秘密で言えないが、被告の取引業務をほぼ完璧に中止させることができる。被告は震え上がりましたね。相手側の法律事務所は親分ができてきた。

 問題は当方の支払い。弁護士会に、支払い費用の説明の中に嘘(通常、高裁2回程度で和解の場合はサービスのはずが請求)が有ったと主張し、弁護士会の調停を申し込む。有効なアドバイスを受け、納得できる安い費用を振り込んだ。電話が来たので、悪いけど、弁護士どうしで話し合ってもらえますか?と伝える。これで勝負がついた。

 極めて困難とされる債権の全額回収を実現し、法律事務所からの多額請求(通常は拒否不可能)を却下した。大変なリアル、ロールプレイングゲームだったが、終わってみれば、ただ普通の状況に戻っただけ。これもゲームと一緒。


グーグルが乗っ取られた!

2012年06月24日 09時44分22秒 | 思考空間

 私のパソコンインターネット環境の中で、グーグルが駆逐され、Babylonに占拠された。インターネットオプションでグーグルをホームページに選択してもBabylonをベースにされており、インターネットを開くと必ずBabylonが出てくる。

 そのうち、ツールバーが消える、言語バーが無くなる、大き目文字設定がキャンセルされる。 Babylonが着々と環境を変えてくる。えらいころになった。

 元々は、テキスト文字が取り出せないPDF(編集不可とするとテキストは選択できないらしい)から文字を取り出すため、PDFコンバーターなるソフトをダウンロードしたのが始まり。テキストは取り出したのだが、変なのが居座った。

 そこでとった解決策はこうだ。Babylon関連のソフトを全部コントロールパネルからアンインストール。次に、グーグルの登録ロボットをネットで探し、登録する。このロボットが威力を発揮した。グーグル100%のタブができた。

 それでもBabylonタブは残っている。タブは消しても復活し、消しようがない。インターネットオプションでグーグルをホームページを設定したいが、ツールバーが消えている。

 しかし、ツールバーは無くなったが、何故か右上に家、星、歯車のアイコンが有る。その歯車をクリックすると、何とインターネットオプションが入っていた。そこで、グーグルをホームページに設定し、Babylonを消したところ、再起動させてもBabylonは出なくなった。

 次に、言語バーが無いと仕事にならない。コントロールパネルから、地域と言語→キーボードの変更→言語バー→言語バーをタスクバーに固定で普通は出る筈が出ない。パソコン工房に言わせると重傷だから入院させろという。

 デオデオの秋山さんに電話したら、設定後に再起動させたら、と言われ、一旦落とし、外出から帰り起動させたら確かに、正常に戻っていた。再起動させないと戻らなかったのが、ちょっと何かが壊れていたのだろう。

 笑い話みたいだが本人はいたって真剣。放置したのでは仕事にならない。ま、何とか解決しました。


それでも橋下徹を支持する

2012年06月06日 21時58分27秒 | 橋下改革

 大飯原発を巡っては橋下徹も大きくブレた。然し、言い訳せず、敗北と言い切ったところが橋下徹らしい。最初の過激な発言(民主党を倒す)に対しては、本人が読んではいないだろうが、このブログでアドバイスした。

 この件に関して元自民党で民主党にも詳しい情報筋が、官僚の入れ知恵で、民主党が関西広域連合にかなりの金を配り、橋下を孤立させて追い込んだと断言した。その金は内閣官房費機密費から出ているという。昔、自民党はこの手で社会党を抱き込んだらしい。

 私は正直、今回のブレで支持者が30%ぐらい減ったのではと心配した。ところが、もし衆議院比例区で投票するとしたらとの毎日新聞調査で、大阪維新の会が28%と、民主党(14%)、自民党(16%)を合わせたぐらいあった。これでは民主党も自民党も恐ろしくて、解散できない。

  官僚と野田首相の狙いはずばり、橋下徹の人気をガタ落ちさせることだったと、情報ツウが言う。ところが毎日新聞の調査結果で分かったように、影響は有ったと思われるが、官僚のもくろみは見事外れた。小沢を外し、自民党と組んで解散し、政界再編する計画は無くなった。

 

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 今まで大きくブレたことのない橋下がくブレた理由が分からなかった。今日の日経記事でその辺のことを書いていた。私がアドバイスできるのは、日本でも有数のブレーンがいるのだから、頭に来た時、悩んだ時、腰を低くして、相談すること。

 橋下が頭が良いのは分かるが、ここは古賀茂明とか中田宏に相談すれば、異なる視点のアイデアが出るし、最も良い点は、いざとなったら相談相手が火消しになってくれることだ。独断で喋った内容はなかなか火消しが難しい。最早、橋下は単なるバラエティー弁護士ではない。日本を救い得るリーダーだ。

 橋下のようなリーダー(発言力と能力があり、現実に政治的パワーを持つ人物)は今後20年は出ない。是非、暗殺されないようくれぐれも注意して、全力投球して欲しい。


年間ホームラン王を継続中

2012年06月04日 15時14分58秒 | スポーツ

 どういう訳か、今年5月1日からバッティングセンター(打劇王)で年間ホームラン王を続けている。お前がホームラン王?そこはレベルが低いじゃないか、との声が聞こえそうだが、各地のバッティングセンターを回った中でもハイレベル。小学校から大学までの選手、元選手などが来る。http://www.dagekioh.com/html/index.php

 入口には達川(カープの元捕手、後に監督)のゴールデングラブや広島カープ選手のサイン入りユニホームが飾られている。私がキングなんて、何かの冗談・ユーモアか、あるいは、天使のプレゼントであることは間違いない。

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 以前、屋内バッティングセンターで、1球もバットに当たらず恥をかいた。老眼で屋内は無理。ところが、打劇王は屋内方式。何でか?実は、新しい屋内バッティングセンターでは、バッターの後方上部から強力なライトがピッチングマシン側に照射されている。老眼でも何とか見える。

 緑井の屋外バッティングセンターを利用していたが、冬は太陽光が目に入り何も見えない。そこで、中区のビバーチャに行ったら屋内。帰ろうと思ったが折角だからと打ったら当じゃない。そこで、比較的近くの打劇王を見つけたという訳。

 私は運動神経が無いので、守るのは苦手ながら打つのは大好き。それも、最も速い球を、最も長く、最も重いバット(メーカーから取り寄せ)でフルスイングする。ストレス解消にしている。本当は150キロを打ちたいが、140キロしかない。ご存じのようにホームランは小さな的に当たった時にファンファーレが鳴る。

 あの小さい的に当てるには、球の速度を落とし、短めの軽いバット、きれいなフォームでロボットよろしく正確に打ち続けなくてはならない。この忍耐強い努力で、1か月3から5本ぐらいかな。尊敬に値する。

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 それに比べると私はがちがちにバットを握り(当初)、ただただ力いっぱい振り回すだけ。荒っぽいし、フォームなんていうものではない。チップが多かった。それでも、月に1本は何故か的に当たるがその程度。

 そんな5月1日、いつものように打劇王へ行くと、常にダントツのU氏(昨年は合計35本ぐらいを記録)とタイで年間ホームラン王になっていた。「えらいサービスしてくれるんやな」と店員に言ったら、サービスではありませんとの返答。驚いた。それからが悲劇。

 狙っても絶対に当たらないが、少しでも球を上にあげようと意識し、1回75球を、125球まで増やして頑張ったのに、1.5か月でゼロ。6月は間違いなく落ちていると思い、飲んで休んだ翌日行ってみるとまだホームラン王だった。

 何だこりゃという世界。一つは、球が古くなり、急激にホームランが出なくなった。5月は月間ホームラン王の該当者なし。(1本は数十人出たが、2本以上が出なかった)多くが荒れ球で、私も右手でバットをこねて打ったため、右ひじを痛めてしまった。

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 次に、推測だが私のパワースイングも多少影響したかもしれない。気のせいか、振り回す客も増えた。大リーグでは、ヘラクレスのような選手が大振り・フルスイング。だから、7番や8番打者でも当たれば軽くホームランとなる。これだね。

 私の場合、何と言ってもパワーバッティング。「わしの方が遥かにうまいで」といった昔選手風情の若者が隣に来て、すごいバッティングを披露する。低めの球を鋭く振り抜きライナーを打つ。へーという感じ。ところが鋭い打球は続かない。しかも、みなさん若いのに25球打っては休んでいる。

 私は、125球を連続パワーバッティング。読んでいるあなた、多分、25球フルスイングしたら倒れるよ。

 女性も来る。女性でもバッティング好きな人が結構いる。月間ホームラン王の3位ぐらいに入った人がいるんじゃないの。それにしても空振りするたびに、こっちを見るのは勘弁してほしい。気が散って、集中できない。自分流でゆっくり振ったら当たるよ。私の横に来るのは間違ったね。

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 年齢層は、私の6分の1以下から、半分と言ったところ。小学生は父親が一緒に来て、指導している。将来カープの選手かな。私にテクニックを聞いても、ナンセンスだが、工夫が無いわけではない。

 プロ選手は、足を上げて球の方向に踏み込み、その足を支えと軸足にしているが、直球だけなので、私の場合(右打ち)は、右足(後ろ足)に体重をかけ、軸にしている。変則フォーム。体を回転させないと、ど真ん中の直球が打てない。私も学習した。

 左手に安い手袋(スポーツデポで980円)をし、半分ぐらいの力で握る。手袋しないと常にグリップを拭かなければならないのとグリップの消耗が早い。右手は添える感じ。プロが両手に手袋するのは、バットに松脂をつけるためらしい。グリップを強くした時より、弱くした方が感覚に反して、バットが速くなっているのは分かる。

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 バットは後ろに立てる。これは以前150キロを打っていた時に、球に負けないため思い切り後ろに引いていた時の癖。肩に担いで寝かせても球には当たる。当たる瞬間に力が最高に入っていれば良いが、これは難しい。慣れかな。

 球を上に上げる工夫として、球を胸付近にしている。ところが、高い球はなかなか当てにくい。特に外側高めになると、当たる軌道幅とタイミングが極小になる。

 カードを入れる時のタイミングで、こちらの球が来る直前にセットできるらしく、打つ0.5秒前後に安物のジュラルミンバット(これが一番甲高い音)でカンカンやられると、芯に当たらなくなる。この対策としては、力を抜くのがベスト。

 凄いのが横に来てびゅんびゅん振っても(フルスイングどうしはお互い、打球音が大きいので、離れたほうが良いと思うのだが)、幸い(大変運良く)、これまでで打ち負けた印象は無い。

 

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 6月2~4日で何故か2本当たった。店の女の子から、ハイペースと言われた。球が新しくなったのが主因だが、右手が壊れており、左手で打っているせいもある。右手が戻ったら、今まで通り、壁を壊す(と宣言した)ために打ちまくるので、ペースは落ちる。

 私の感覚ではホームランの的の高さに上がる球はやや芯を外れている。一番スカッとするのは、グリップを強くし、振り切って芯を食いライナーが壁に突き刺さる時。やったという感じはするね。

 技術が高く忍耐強い人が、本気になったら、1か月で10本は出るだろうから、数を争う気はない。ただ、降ってわいた信じられないホームラン王がいつまで続くか、ちょっと気にはなるんだよね。

追記:6月5日、1~2m以内が左右の的で1本づつ、今日も出るほど甘くは無い。近くに打ち込み当たらないのは経験から、運を使うので良くない。帰る時、ボードを見ると今月は2本で今のところトップ、年間でもトップ、ますます有り得ない話。いつまで続くやら。


消費税値上げは日本滅亡への片道切符

2012年06月03日 21時50分38秒 | 深刻な問題

 小泉劇場の頃は株価が18,000円を超え、税収が現在より20兆円多かった。消費税を無理やり5%上げたところで、消費税が12.5兆円増えるだけ。消費税を3%から5%に増税した後、税収全体は下降線を描いている。買い控えが起こることは間違いない。株価は現在、8,200円を伺っており、当時の46%程度。

 最優先すべきテーマは経済発展政策であり、経済発展が担保されていない中で、消費税値上げなどナンセンスの極み。実質、日本を支配してきた東大官僚の無能さを明確に露骨に示している。(1990年代、東大官僚は税金ばら撒きで経済発展を試みたがことごとく失敗している)

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 アメリカやヨーロッパにとって、不況を緩和するために、為替の捨て場が必要だが、もし円(日本)の信用が落ちてしまうと、格好の捨て場を失うことになる。為替は現在1ドル78円、1ユーロが96円といった状態。 何しろ、中国はその軍事力をバックにで元をドルにフィックスしている。規模の大きな国としては、日本しか受け皿にならない。

 欧米は日本が経済成長出来ない(政府への不信)と見ている。そうなると、信用維持には増税しかない。そこで、増税へプレッシャーをかける。財務省や日銀は、欧米の経済専門家を崇拝しているから、欧米の言うなり。

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 余談だが、私は日経平均の下落目標が8,200円、もしくは8,000円割れと見ていた。8,500円付近で底堅く、外れたかなとも思ったが、何と現実のものになりつつある。8,000円割れは目を瞑って買いだろうね。

 かくして、円は消去法から唯一の安心通貨であり、アメリカとヨーロッパに都合の良い円高が進み、日本の製造はますます、海外に出て行く。(現時点で円安にぶれると日本はまだ製造力が健在でV字回復してしまう)

 

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 そして、いつしか日本の製造業がすっかり海外に出て、壊滅状態になった時、実は待ってましたとばかり、円安嵐が巻き起こる。ハイパーインフレだ。そこで、日本は滅亡することになる。以前、私はこれを菅首相にビッグクランチとして報告した。読んだかどうかは知らんよ。

 それ以前の問題として、昨年度の予算実績では税収が40.9兆円に対し、借金の公債費が44.2兆円、国債の支払いが21.5兆円となっており、収入の48%が借金、支出の23%が借金返済という状況。その他収入と税収を合わせ、返済金を差し引いた本来使える予算は26.5兆円。

 実は借金により、3.5倍に膨らませた予算で運営している。もし、国債発行を止めたら、国の機能・サービスが大半ストップしてしまい、経済も大幅なマイナス成長になるだろう。消費税を考える以前に税収の増加である経済成長を実現せずして、この国の現実の危機を乗り越えられない。

 勉強馬鹿ボン(勉強の天才だが、教科書や実績の無い分野では無能)の官僚に分かるはずもないが、ましてや官僚の操り人形の野田には理解を超えた話。それでも、何と言うか、財務省は強いんだね。自民党まで操り、遂に消費税は国会を通過してしまう。(だろう)

  欧米の悪魔が描いた、日本滅亡シナリオがいよいよ現実のものとして、姿を現し始めた。消費税値上げは日本にとってろくなことにはならんが、同じ落ちるにしても最悪ではない。具体的に言えば1ドルが50円までにはならない事が決まった。(この議論は続く)