今年3月18日(火)午前に愛媛大学で、生命と宇宙の新説《タイトル:ESCL(循環論理の評価システム)が推進する進化およびESCLの観点から考察した宇宙の循環性》を発表する事になった。
タイトルだけは凄い。「生命と宇宙の謎の新説」を同時に発表するなんて事は前代未聞。誰でも聴講・質問可能で興味のある方は道後温泉の観光がてらお越し下さい。セッション:43-A1、セッション名:ロボット・バイオニクス
物質から生命、そして人間までの進化についての仮説は今回「戦略的進化論」と名付け、新しい宇宙の仮説は「循環宇宙論(無限宇宙)」とした。(予稿集は4か所の修正が有り当日発表したい)
従来の進化論はダーウィンの自然淘汰説の枠を出ない。自然淘汰は表面的な現象であり、白鵬が強いから勝ち残った、楽天は強かったので日本一になった・・みたいな話。
従来説は、コアを外しているのだから進化の半分も説明できない。コアとは自己保存と環境適応、およびこれらを実現する評価システムなんだよダーウィン命ちゃん。
そもそも生体システムは極めて複雑かつ緻密で想像を絶するほど出来過ぎている(人間の知能が到底及ばない)。宇宙物理学者の言うように「材料を集め、がらがらポンで作れる」ようなものではない。
加えて、更に高度で複雑なシステムが偶発的にしかも完璧にできる(進化する)なんて事を主張するのは、官僚同様 頭は良いかもしれないが重要なボルトが相当抜けているとしか言いようがない。
生命は誕生した瞬間から宇宙線や物理化学的要因による破壊環境が待っている。評価システムが存在し、損傷個所を把握し、設計図どうり修復できなければ存続すらできない。
また生まれた瞬間から次世代(子供)を準備しなければならない。DNA変更による新たな生体システムへの移行(進化)では、自己保存性を評価し、発展方向を選択しなければ、進化どころか破壊してしまう。
生命進化は実は究極の戦略メカニズムでもある。ESCL(循環論理の評価システム)を用いて戦略(文章表現で曖昧)を理工学的に定義できると考えている。
戦略的進化論(ESCL)の発表は5回目。専門家には拒否されたが(議論もできない)、海外で裏付けとなる複数の論文が発表され、次第に確かなものになりつつある。今後、時間は相当かかるものの勝利は確信できる。
◆◆宇宙は初めに誕生ありきで、キリスト教的な天地創造の理念を当てはめるべく、ビッグバン説が作られた。世界の天才達(特に数学に強い物理学者)の趣味とおとぎ話を発展させたのである。
何しろ予算が「天文学的」であることも影響してこの既得権維持には膨大な金や労力が費やされている(収入、地位、名誉は莫大)。ビッグバンに疑問を投げかけた人々は左遷され、昇進の道を閉ざされた。
このブログではビッグバンの矛盾点に関して散々書いてきたので今さらであるが、宇宙物理学者は、ビッグバンに矛盾する観察結果が出るたびに、訳の分からん修復ロジックを継ぎ足してきた。
例えば、宇宙(マクロ)の始まりに拘るあまり、新たに発展してきた量子力学(ミクロ)を継ぎ足し、ビッグバンでは宇宙が膨張から圧縮に向かうはずが、逆に膨張速度が加速されている事が分かると急遽ダークエネルギーを登場させる。
私は頭が悪いので、ビッグバンで言う量子(宇宙卵)と、そこらじゅうに無限に存在する量子とどこが違うのか理解できない。
宇宙は光速の3倍以上で膨張している(宇宙の直径は940億光年で宇宙年齢の128億年とつじつまが合わない)がアインシュタインの原理(光速を超える物は無い)に反しないと主張する。
しっちゃかめっちゃかで、ビッグバンが如何に嘘っぽい仮説であるかが理解される。
そこで自らの主張と根拠を示した循環宇宙論(ビッグバンのほぼ全面否定)を今回発表する事になった。進化論と一緒にするのは無理筋でもあったが、最も重要なテーマ二つを一度に発表できるので満足している。
このブログでは「1000年後のあなたに語りかける」と書いている。それは私の進化論と宇宙論が1000年後には認められている(現代の科学者は受け入れない)ので、未来のあなたに語り掛けるのですよという意味だ。