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映画「道」(1954)
旅芸人の二人
トランペットの稽古をするザンパノ(左)とジェルソミーナ(右)
どこかほのぼのとする私の好きな場面
久しぶりに映画「道(La Strada)」を観た。
もう何回見たかはわからないほど観ている。
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「名作」とはこのことだ。
私の大好きな映画。
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泣きたくなった時、この映画を観れば必ず泣ける。
ニーノ・ロータ作曲のテーマを聴いただけで、条件反射ですぐ泣ける。
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映画は「失った後に、その人の本当の大切さに初めて気づく、愚かな男」の物語。
夜の浜辺で一人泣き崩れる男のラストシーンが哀しい。
トランペットの哀しげな旋律が流れる。
あ〜考えただけで、また泣いてしまいそうだ。ウルウル。
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監督:フェデリコ・フェリーニ
音楽:ニーノ・ロータ
出演:ザンパノ:アンソニー・クイン
ジェルソミーナ:ジュリエッタ・マシーナ
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先日、BS放送の録画を観た。
デジタルナンチャラで画質がものすごく良くなっていたのには驚いた。
この時代の映画が最近はどれもこれもデジタルナンチャラで画質がすごく良くなっている。
これはとても見やすくなって良ことだと思うけど、
昔のフィルムの乾いた感じがなくなってしまうようで、なんだか寂しい気もする。
この時代の映画は全体に色あせて細い白い雨が降っているぐらいの方が、
感じが出ていて良かったと、懐かしく思ったりした。
(か)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/1a/9eb2c3dc167d8fc6da2448c67772cf8e.jpg)
ジュリエッタ・マシーナ(1921 - 1994)
フェリーニの奥さん。
1993年にフェリーニを看取った5ヶ月後に他界。
とても素敵な人だ。