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「ほらふきだいこん」
なんだか民話のような響きがありませんか?ハハ
正しくは「ふろふきだいこん」・・大好きです!
この「木の芽」が大切、「ゆず」があればもっと良かった。
我が家の近くの農家でそれはそれは立派な大根を手に入れた。
本当に「絵本に出てくるような大きく立派な大根だった」
完全に残っていた葉っぱと本体半分は浅漬けにした。
残り半分は「ふろふきだいこん」でいただいた。
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「ふろふきだいこん」
妻に作ってもらったり、外で食べたりはしていたが、
自分で作ったのは初めてだったが、
これがなかなか美味しくできた。
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「大根を茹でる」
大根を茹でるときは、米を少しと昆布を入れると美味しく美しく仕上がる。
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「甘味噌を作る」
驚いたのは砂糖の量だ、レシピによって違いはあるが、
なんと味噌とほぼ同量の砂糖である。(私はだいぶ少なくした)
これはもう「菓子」の気分だ・・だから甘くて美味い。
砂糖、味噌、みりん、酒、これを弱火にかけひたすら混ぜる。
全体が混ざり砂糖の「艶が出る」までひたすら混ぜる。
大根が美味しく煮える30分間ただ「混ぜる」、これがこの料理。
本来は八丁味噌だけを使用するそうだが我が家のストックがなく、
普通の味噌も混ぜたのだが、これがなかなか良かったと思っている。
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私は小さな頃からこの甘味噌の「ふろふきだいこん」が大好きだった。
母から「今晩、何が食べたいの?」と声をかけられると決まって、
「トンカツ」か「カレー」か、あとは「ほらふきだいこん!」と叫んでいた。
もうあのころはさすがに「ほらふき」ではなく「ふろふき」と分かっていたのだが、
「ほらふき!」と私が叫んだ時の母の笑顔を見たくて、
小学生の頃は「ほらふきだいこん!」といつも叫んでいた。
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あのころの私はきっと無邪気な可愛い男の子だったのだろう。
「ほらふきだいこん!」と叫ぶのも母親孝行だったと思う。
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私はこれからも「ほらふきだいこん」と楽しく呼ぶことにしているが、
これが「ふろふき」なのか「ほろふき」なのか「ほらふき」か、
一体何が正しいのか?だんだんとわからない歳になりつつあるから、
困っている。
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昔々あるところに「ほらふきだいこん」という、
それはそれはほらばかり吹いている大根が居ったそうな・・。