玉川上水の木漏れ日の下

 ワヤン・トゥンジュク梅田一座のメンバー katakura のブログ  since 2013

SLには雪国がよく似合う

2022-10-16 | わたくしごと

「C57形蒸気機関車」運転台内部
・・・凄かった!あまりの迫力に唖然とした。
デジタルな要素は何一つない、運転に必要な全てのバルブを手動で調整するようだ。
中央下に石炭投入口があった、それだけわかった。後部に連結した石炭貨車から石炭をスコップですくい振り向いては「ホイさ!」と放り込み、またスコップですくい振り向いては「ホイさ!」と放り込む、この作業をず〜っと続ける、大変な仕事です。(こんなシーンを昔の映画でよく見ました)
〜〜〜
(この運転台に立つと映画「エーリアン」の宇宙船を思い出した・・・なぜだろう?)


〜〜〜〜〜〜〜
今年は日本の鉄道開業から150年。明治5年(1872)に日本で最初の鉄道が新橋~横浜間に開業したそうです。😃おめでとうございます。「♫き〜てき一声新橋を〜」の例のアレです。
〜〜〜〜〜〜〜
(私ごと)
毎朝の小金井公園散歩コース沿いにSLが展示してある、だから毎日見ている、でも早朝だから入れない。
土日祝の昼間は運転台内部に入れる日、そんな昼間に珍しく公園に行ったので、初めて運転台に入ってみて驚いた、これが凄かった!巨大な車輪もすぐ近くで見れてとても迫力があった。
〜〜〜〜〜〜〜
このSL「C57形蒸気機関車」は、昭和12年〜22年までの間に201両が生産され、日本で最後の旅客営業運転を北海道の室蘭本線でおこなったSLだそうです。
〜〜〜〜〜〜〜
(また昔話)
小学生のとき初めてスキーに行った、上野駅からモクモクと蒸気機関車で行った。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」この書き出しで有名な例のアソコです、例のアソコは温泉とスキーとへぎ蕎麦と駒子で有名な雪国です。この湯沢温泉までの道中、トンネルのたびに急いで窓を閉めるのが楽しかった、煙が車内に入るからね。見ず知らずの乗客みんなで協力する連帯感が嬉しかった。そんな記憶がある。
長いトンネルの時、運転台の人たちはどうしていたのだろう?きっと大変だったと思う、ご苦労さまでした。


C57、綺麗なフォルムをしています、走っているところを見たかった。


「こがねいこうえ停車場」


メカニカルな美しい構成です、車輪の巨大さを実感します。


それにしても機関車全体の塗装の劣化が気にかかる、なんだか可哀想だ。
「そろそろ塗り直してあげたいな!」そんな話を妻としていたら、
「それならペンキとハケ持って『私がやります!』と管理事務所に志願してみたら?」と言われた。
・・・それからは発言を少し静かにしている。













この記事についてブログを書く
« コキア「ほうきの国」 | トップ | 「巻積雲」秋の雲 »
最新の画像もっと見る

わたくしごと」カテゴリの最新記事