今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2022 秋 放浪の旅(4日目)滋賀県・福井県

2022年10月04日 | 神社・仏閣
2022 秋 放浪の旅(4日目)滋賀県・福井県

道の駅「マキノ追坂峠(おっさかとうげ)」
入浴施設が併設されている以外の道の駅は、できるだけ新規開拓を志している
到着したのが午後7時前、途中のコンビニで夕飯を買いそびれ、チーズとバナナで腹を満たした
この道の駅大型トラックが多く、エンジン音がうるさく、耐えきれず場所の移動を考えたほどだ



夜10時過ぎると急にエンジン音が静かになり27台ある大型車の枠に入りきれなかった車もいなくなっていた
いわゆる430休憩(4時間走ったら30分休憩しなければならない)で駐まっていた車が多かったということだ



その後はゆっくり休むことができ、血圧も脈拍も正常値
道の駅からみた風景。遠くに海も見える



多田寺(福井県小浜市多田)
もう10年も若狭路を走っていると行く場所を探すのに苦慮する
苦い思い出のある多田寺を選択した。今回が二度目になる



カラフルな仁王像が迎えてくれた






仁王門からの眺め



「鐘楼」を撞いてお参りするのだが、最初に訪れた時、強く撞きすぎると住職から注意を受けた
そんなつもりはなかったが、謝罪してもしつこく言ってきたことに腹が立ち参拝をやめたのだ



「二度と来ない」と心に誓ったが、来てしまった
(受付の僧侶はあの住職ではなかった)



本尊の薬師三尊が重要文化財に指定されている
十一面観音像は特に美しい(訪れてよかった)



妙楽寺(福井県小浜市野代)
ここも二度目になるが既に記憶が薄れてきているのでちょうど良かった



仁王像は大きいレンズではこれが限界だ






参道を進むと遠くに本堂が見えてくる



本堂(重要文化財)



「鐘楼」梵鐘は関ヶ原の戦いの時代に造られたもの
自由に撞くことができる



「地蔵堂」



木造地蔵菩薩座像(福井県指定文化財)



「芭蕉句碑」 名月や北国日和定なき



この後、「正法寺」を目指したが、生活道路で私の車では右左折が困難で断念した

飯盛寺(福井県小浜市飯盛)
ここは初めて訪れる寺で、飯盛山中腹にある古刹
途中、カーブが曲がりきれず、ハンドルを切り返す場所が二カ所あった



仁王像の足元に10cm程の空間があり、コンパクトデジカメにて撮影した






本堂(重要文化財)
巨大な茅葺きの屋根は珍しい



住職から写真撮影の許可をもらった
須弥壇も重要文化財



実際は肉眼では暗くて見えないが、デジカメだとよくわかる



十二神将



仏像の撮影は楽しい



道の駅で休憩していたときにツイッターでファミリーマートに山崎の180ml瓶が販売されているとの情報を入手
運良く入手することができた(嬉しい)






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2022 秋 放浪の旅(3日目)岐阜県・滋賀県

2022年10月03日 | 旅日記
2022 秋 放浪の旅(3日目)岐阜県・滋賀県

道の駅「織部の里 もとす」
夜の10時過ぎからトラックが多くなり、エンジン音がカエルの合唱のようにうるさく夜中に何度も目が覚めた
寝不足気味ではあったが、血圧と脈拍は正常だった



この地区は富有柿の名産地で道の駅で購入、6個入り500円(安い)
好物なので2袋購入した



古田織部の生誕地にちなんで名付けられた道の駅
「織部展示館(無料)」では古田織部の人物像や織部焼などが見ることができる



天目茶碗






山門ギャラリーでは、地元の方の作品も展示されている



作品は道の駅で販売されている



来振寺(きぶりじ)(岐阜県揖斐郡大野町)
真言宗智山派の寺院
絹本著色五大尊像が国宝ということで訪れたが、公開の気配すらなかった



仁王門には「四天王」






本堂



観音堂



扁額の字体に目がいく



写真やテレビで見たことがあるが…



このような場所を見たのは初めてである



華厳寺(岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積)
天台宗の寺院
西国三十三所第33番札所。満願結願の寺院でもある



こちらも迫力ある仁王像



参道の階段の先にある本堂が修復作業中であった



驚いたのは足場を「丸太と針金」で組んでいたことだ



本堂外陣は参拝者の線香の煙が漂っていた



この寺院には数回訪れているが、今回は意識してこの像を撮ってみた



実は、この像の全身にお経が書かれているのだ



階段の上にある「満願堂」も面白い



沢山のたぬきが迎えてくれる



横蔵寺(岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲神原)
天台宗寺院
華厳寺と比較的近いこともあり、両方参拝するようにしている



高い場所から見ると鐘楼門だということがわかる



三重塔(岐阜県指定文化財)
この三重塔を観るのも楽しみの一つ



観音堂(岐阜県指定文化財)



「ミイラ寺」としても知られている
舎利堂に安置される「舎利仏(即身仏)」すなわちミイラは、妙心法師の遺体である



「美濃の正倉院」とも呼ばれる瑠璃殿には22体の重要文化財の仏像が安置されている
特に「深沙大将(西遊記の沙悟浄がモデル)」は珍しい






長濱蒸溜所(滋賀県長浜市朝日町)
約60km走り到着したが、休憩中で開店は夕方5時から(2時間も待つことになる)
近くの駐車場で写真の整理をすることにした



この蒸溜所でしか購入できないウイスキーがあり、それをいつも楽しみにしている
そして2本も購入してしまった
値段は年金生活者の私にとっては、恐ろしい程高価なもの(笑)


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2022 秋 放浪の旅(2日目)岐阜県

2022年10月02日 | 旅日記
2022 秋 放浪の旅(2日目)岐阜県

道の駅「半布里の郷(はにゅうりのさと)とみか」
入浴施設が併設されている「みのかも」を目指したが、あまりにも駐車場(2500台)が広く移動してきた
「とみか」は一般車34台という小さな道の駅。夜も静かで爆睡した



早朝5時半過ぎから車の音が聞こえだした。6時のラジオ体操に参加する老人達が集まってきたのだ
7時過ぎにはマナーの大変良いライダー達が集まりだした。20台ほど集まっていたが静かに出発して行った



8時には大阪に住む、学生時代の同期から電話があった
旅行中にいつも電話で安否確認をしてくれる(孤独な旅なので嬉しい)

杉原千畝記念館他(岐阜県加茂郡八百津町)
六千人ものユダヤ人の命を救った「杉原千畝」は八百津町の出身
ヒッチコックや横溝正史のように私も画面にぼんやり登場する(笑)



建物は修復作業中とのこと
今回が2回目の訪問であるが、館内の撮影が禁止になっていた
ユダヤ人は杉原千畝のことを世界の人に知ってもらいたいと願っているのに
地元がこうでは館内で見聞した感動を発信できないではないか。不思議だ…



杉原千畝胸像



シンボルモニュメント



命のヴィザモニュメント



3つの鐘を鳴らしてみたが「愛」の鐘の音だけが響かなかった



丘の上から見える八百津町



大仙寺(岐阜県加茂郡八百津町)
宮本武蔵縁の寺である
近くには武蔵が修行したという滝もある



沢庵和尚と愚堂国師






武蔵が修行したという「座禅石」



庫裏






方丈内部



地蔵堂






この後、国の重要文化財の観音堂があることで知られる「明鏡寺」を目指したが車が入れず、近くに駐車場もなく断念
更に、60km先の寺院を目指したが、長い参道を歩くのが嫌で断念した

さらば「元湯 谷汲温泉 満願の湯」
放浪の旅で4度ほど利用させてもらった「満願の湯」が、今日を最後に休業するとのことだった



今日の日程を考えていた時に「満願の湯」のことがずっと頭にあったので訪れて本当に良かった



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2022 秋 放浪の旅(1日目)岐阜県

2022年10月01日 | 旅日記
2022 秋 放浪の旅(1日目)岐阜県

フェリー内部
苫小牧港発-仙台港経由-名古屋港着 「きそ号」
コロナの影響を全く感じさせない旅行者の数だった
今回も自衛隊員が沢山乗っていた(いつもだが実に態度がいい)
船内では夢を持って努力している若者と話しをする機会ができた



多治見市モザイクタイルミュージアム(岐阜県多治見市)
駐車場から歩いて行くと若者が大事そうに抱いていたので撮らせてもらった
正直、あまり気持ちのいいものではない(笑)



このユニークな建築物を見にきた
今回が3回目になる



タイルの芸術









中国のタイル



虎渓山 永保寺(岐阜県多治見市)
岐阜県で好きな寺院の一つで、今回が確か5度目になる






写真家 土門拳の作品に魅せられて訪れた寺院だ



観音堂(国宝)
志野焼の人間国宝 荒川豊蔵の弟子だったという老人との出逢いの場所でもあった






無際橋






開山堂(国宝)






道の駅で地元の男性に声をかけられた 
20年前と5年前に北海道旅行をしたときの思い出を1時間程話してくれた
同世代で、お互い元気で頑張ろうと励まし合い、別れた

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