今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2019春 放浪の旅 その25

2019年06月07日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その25
宮崎県の道の駅「日向」に車中泊。朝から雨で天気予報も終日40~90%の雨
雨天時対策といっても、周辺に博物館などの施設もなく、計画が難しい



道の駅から10キロほど離れた場所に「大御神社」がある
昨日、参拝した「都農神社」の資料に掲載されていた



参拝者がいたので周辺の探索から
五千年前の古代遺跡で壁面は「龍」、卵形のさざれ石は「龍の卵」を表している



遠くから、国の有形文化財の社殿を見る



左手には雨傘、右手に震えながら一眼レフカメラを持ち撮っている



「拝殿」  波の音が境内に響いている



歩いて3分なら雨でも行ってみようかなと心が動く



洞内は真っ暗なのだが、デジカメの性能のおかげで明るく写るのはありがたい



実際はこのような暗さで、不気味な空間になっている



朝なのに光の関係で白黒写真のようだ



朝の予定では二つほどお寺を廻る計画だったが、激しい雨のためキャンセルすることにした
雨でも大丈夫な資料館を一つ考えていた。「西郷隆盛宿陣跡資料館」だ



NHK大河ドラマの「西郷どん」を視ていたので、大体の内容は知っていたが、この地が重要な場所になっていたとは知らなかった
他に人もいなく貸切(無料)状態であったので、資料をゆっくり読んでいった



西郷は一枚も写真を残していない。一度も面識のない外国人が描いた肖像画



松本清張に小説にもあった「西郷札」
初めて、しかも本物を見た



会議の様子を人形で表現している






更にこの地が重要な地だったかも知れない「北川陵墓参考地」



現在、宮内庁により、立入り禁止区域になっている



西郷は、神武天皇の父、「天孫瓊瓊杵尊(ニニギノキコト)」の御陵墓だったことを知り、宿陣したという



撮影 令和元年6月7日
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2019春 放浪の旅 その24

2019年06月06日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その24
宮崎県にある「ゆ~ぱる のじり」に車中泊。疲れていたのか昨夜は10時前に寝てしまった
朝起きると、体が90度横になっていた。背筋を痛めているので寝返りは出来ないのだが… 何かが起こるのか



宮崎県は3度目になる。そして3度とも青島を訪れている
2度目は1月で訪れた日が偶然「裸参り」の日で、何が起こっているのかわからずにいた



あれから、もう10年が過ぎている。道路など記憶とはまったく違っていたのには驚いた
この景色だけは昔のままなのかも知れない



鳥居があるということは、この先に「青島神社」がある



中国語が飛び交っていることも、昔と違っている



「拝殿」の朱が鮮やかである



「御成道」  大正天皇が皇太子の時に、この道を歩かれた



その奥には「元宮」がある



次に向かったのは「宮崎神宮」 祭神は「神武天皇」






賽銭箱から拝殿までこれだけ距離があると、願いが叶うか不安になってしまう
何を願ったかも、忘れてしまっているのだが…



立派な扁額



駐車場の横にあった古船



次に向かったのは「王楽寺」
また、ナビの案内通り進むと、何時ものように細い道を案内する
途中から舗装も無くなり急カーブで車が曲がれなくなってしまった
今回だけは正直駄目だと思ったが何とかしなければならない
何度か車から降り距離を確認し30分ほど要したが危機を回避することができた



何とか、寺の近くに来たとき、道路にいた男性に違う道は無いのかと尋ねると「ありますよ」話してくれた
仏像を観に来られたと思うが年に一度しか公開していないことも告げられた



せめて何か被写体になるものはないかと散策する



寺の横にあった神社の「鳥居」



私の車の横に駐車した女性がいたので違う道を来たのかと思い声を掛けてみた
ナビは細い道を戻れといっているので、違う道があるか尋ねてみたのだ
しばらくすると、先ほどの男性もやってきて、宮崎の歴史の話しや北海道の自然の話しなど楽しく会話することができた
その女性は、車で大きな道路に出るまで先導してくれた。親切に感謝したい。宮崎最高



次に向かったのは、空腹ではあったが「萬福寺」



本堂では、まもなく法要が始まると、女性住職に言われた



「庭園」が有名だと聞いたので、庭の方に歩いて行く



観音様に別れを告げ、寺を出た
もう一つ、寺を予定していたが、タイミングの悪さを感じていたのでやめることにした



最後は40キロほど走り、日向一宮「都農(との)神社」を目指した



境内に入って、「これはいい神社」と直感ではあるが感じた
遠目で熱心に「茅の輪」をくぐっている女性を見ていた



その女性が歩いてきて、すれ違う瞬間に大きな声で挨拶された
話しを聞くと、大病で入院し、順調に回復しているので「御礼参り」に来たそうだ
今日は色々な人と話をする機会に恵まれたのも、神様のおかげかな



「拝殿」



「拝殿と本殿」









撮影 令和元年6月6日
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2019春 放浪の旅 その23

2019年06月05日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その23
熊本県の道の駅「うき」に車中泊。夜中にトラックの音かと思っていたら雷が鳴っていた
朝には雨も降っていて、梅雨がきたかと思わせる天気だった
九州各県の配置、そして、この道の駅の場所もわからずに今日の計画を練った



今日のスタートは運転から。70キロほど離れた人吉市に行くことにした
天気も確認し、到着するとこのような青空が待っていてくれた



「青井阿蘇神社」 この存在感ある「楼門」も国宝



この茅葺き屋根の「拝殿」も国宝。観ていて楽しくなる



この、放し飼いのニワトリも有名のようで、時々、境内に響く声で鳴いている
ちなみに国宝ではないとのこと…



「本殿」の屋根だけ普通の形をしているが、これも国宝



横から見るとこのようになっている



次は朝には計画に入っていなかった寺院。青井阿蘇神社にあった市内マップで行こうと思った



寺の名は「永国寺」
「西南の役」の際、田原坂で敗れ敗退する西郷隆盛は、ここに本営を置き、33日間滞在した



この寺もその時全焼し、後に再建された



金色に光っているのが西郷隆盛の位牌



西郷直筆の書



この寺は通称「幽霊寺」といわれている
掛け軸の横に現れるらしい(笑)



と思えば、このような絵も……
住職も気さくで印象に残る寺となった



次にナビが案内したのは行き止まりの細い道路。やっと、正常になったと思ったら、また、やらかしてくれた
怒ると機嫌が悪くなるので、車を放置して参拝



「八角形の石灯籠」も珍しいが、参道の真ん中に建っているのも珍しい
神社の名前を書くのを忘れていた「老神社」という



歴史を感じる拝殿であるが、本殿が重要文化財に指定されている



写真では判別しにくいが、重文の「本殿」が覆われている



違法駐車なので、急ぎ参拝を済まし戻る



今日の最後は「岩屋熊野座神社」
ネットのクチコミが参考になり、駐車場らしき広場まで行くことができた



訪れた神社の共通点といってもいいが、この茅葺きの屋根である
社殿とは思えない形になっているが、実はこの建物は覆いになっている



重要文化財の「本殿」を後ろから見ると、内部に3つの社が見える



横から見ると、余裕をもって本殿を保護していることがわかる



一瞬、イノシシかと驚いたら、枯れ木だった



午後1時前であったが、本日の予定は終了。近くの温泉で昼風呂(310円)を浴びる

撮影 令和元年6月5日
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2019春 放浪の旅 その22

2019年06月04日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その22
福岡県の道の駅「おおき」に車中泊。寝る時間になった頃、大型トラックがやってきてエンジン音がうるさいので移動
その時に蚊が車内に入り込んだのか、夜中に痒くて目が覚める。暗闇の中、二匹の蚊を射とめた
曇り空だが朝から蒸し暑い



道の駅から5キロほど離れた家具で有名な大川市にある「風浪宮」からスタート



境内に入ると工事の音がしていた。「拝殿」横でもが作業をしている



覆いのかかった本殿が重要文化財になっていたので、見ることが出来なくて残念な思いをしていた



もう一つここには重要文化財「石造五重塔」がある



各軸部に仏像が彫刻されている



拝殿の右側に置かれているのは、「阿曇磯良丸」の像



拝殿前で地元の歴史が趣味だという人に説明を聞いていたときに、突然、本殿内にあるものを作業員が運び出してきた
運が良いというか、絶対に観ることができないものだけに興奮してしまった



これもお宝らしい。歴史好きの男性も、じっくり観ながら三神の解説してくれた



そうかと思えば、県の天然記念物である「大楠」がゴジラに見えないかと、子供のように聞いてくる
社務所の女性も、遠くからお参りにきてくれたのでと、資料をコピーして渡してくれた。有難い話しだ



さて、次は50キロほど走り熊本県の宮本武蔵に縁のある寺
この日の朝、偶然発見した寺である。寺の名は「雲厳禅寺(通称:岩戸観音)」



「本堂」までは無料であるが、この先は入山料200円がかかる



「五百羅漢」



ここが目的の場所「霊厳洞(れいがんどう)」
宮本武蔵が籠って「五輪の書」を書いた場所である



格子戸の奥深くに「馬頭観世音菩薩」が祀られている



洞窟の上には文字が彫られている(肉眼よりも写真の方が見やすい)



この素晴らしい参道は心が和む



熊本といえば熊本城が頭に浮かぶが、地震の2年前に良いものを観ていたので、今回はあえてスルーした
熊本城といえば加藤清正。加藤清正の廟所である「本妙寺」を訪ねた



清正の遺言で熊本城と同じ高さの場所にということで、この場所が選ばれたようだ



境内全体が廟所ということで、神社なのか寺院なのかよくわからない(後日調べる)



建物に近づくことが出来ないので遠くから



撮影 令和元年6月4日
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2019春 放浪の旅 その21

2019年06月03日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その21
福岡県の道の駅「くるめ」に車中泊。現職の時、出張でこの地に来たことがある
競馬でほどよく疲れ、夜もぐっすり眠ることができ、快適な朝を迎えた。天気もいい



今日のスタートは、アジサイ寺といわれている「千光寺」
道の駅から2キロほどの距離だった



堂内に入ると、沢山の仏画が置かれている



「本堂」の様子
仏画に言葉を添え、絵本も出版しているようである



境内でビデオカメラを持っている女性がいたので話しかけた
地元のテレビ局で「アジサイ寺」の取材にきたそうである
動画も挿入する言葉もすべて一人で行うというから、大した能力である



花には興味はないが、アジサイを撮ってみた



この梵鐘は県の文化財に指定されている



次は、「善導寺」
この「大門」は境内の建物では一番古く、重要文化財に指定されている。



「鎮西上人像」 近くに「鎮西学園発祥の地」とある



「釈迦堂」 比叡山の根本中堂を模して造られたという



「釈迦如来像」



「釈迦堂」の前で昔若かった女性二人に声をかけられた
カメラを持っていたので花を撮りに来ていると思われたらしい
菩提樹の花が咲いている場所を親切に教えてくれた



「三祖堂」  ここに重文の仏像が安置されている



「本堂」



気になっていたのが、ここ「水天宮」



途中、あるものについては、後日、歴史等を調べ投稿したい

「拝殿」



「水天宮」の扁額



横から見た「本殿」



拝殿と本殿



社殿の横には筑後川が流れている



今日の最後は「高良大社」 曲がりくねった山道を4キロほど上る
そしてこの「鳥居」前にたどり着く。目の前に長い階段が続いている……



道の駅の写真写真に出ていた、「茅輪」
回り方があるのだが、記憶することが出来ず、そのまま拝殿へ



「拝殿・弊殿・本殿」は重要文化財






高い場所にあるので、久留米市内を一望できる



便利な乗り物が上がってきた。来るときも利用したので、当然帰りも機械の力に頼ることにした



撮影 令和元年6月3日
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2019春 放浪の旅 その20

2019年06月02日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その20
佐賀県の道の駅「吉野ヶ里」で車中泊。山の中にある道の駅で、途中にあった温泉「山茶花の湯」の露天風呂は山に囲まれ、最高の景色であった
また、ワイン温泉の日だとかで、突然赤ワインが流れてきたり、浴槽に入っていると瓶に入ったワインを香りを楽しんでと、どぶどぶ入れてくれた

天気予報通り、雨音で目が覚めた。今日の予定は数日前から決めていた
「佐賀競馬場」だ。前の日、吉野ヶ里歴史公園に向かう際に、駐車場の様子が見えワクワクしていた



私の車旅は寺社を中心に廻っているが、各地の競馬場巡りも旅の目的のなかに入っている
特に地方競馬は衰退の一途をたどり、廃場になっている所もある



佐賀競馬場は九州でただ一つの地方競馬場。どのような状況なのか、とても楽しみにしていた



朝から入れ込んで、駐車場に着いたのは8時30分
昨日は満車状態だったので早く来たのだが、開場が10時30分だと聞かされた
この時点ですでに予想が外れている…



周辺を歩きながらパドックの場所などを確認しておくことも大事なことだ



若者男子3人組。入ってきたときから楽しそうだった。記念撮影をしている
TVゲームに興じている若者が多い中、大人の遊びである競馬も覚えておくことが必要だ



パドックに馬が入ってきた。競馬場にきて3時間が経過している
競馬新聞は購入せず、自分の馬を見る目にかけることにする



1Rはアイコンタクトをとってくる、7番の馬の単勝と馬連を購入したが7~8着と沈んだ



地方競馬では、パドックの馬名も手書きである
2Rのパドックで良い馬を見つけた…  もちろん、流して馬券を購入した



結果は1番8番の後ろに私の馬が控えている
このような感じでゆったりとした時間を過ごした。やはり、競馬は楽しい
5Rで初めて馬券が的中。オッズを見ずに購入しているのだが、放送によると、中穴馬券で少しプラスになった



佐賀競馬場は盛り上がっている。そんな感じがして嬉しかった

撮影 令和元年6月2日
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2019春 放浪の旅 その19

2019年06月01日 | 旅日記
2019春 放浪の旅 その19
福岡県宗像市にある、道の駅「むなかた」で車中泊。営業時間外は駐車場が変わることを知らず注意された
朝も早い時間から営業開始の準備放送が何度も耳に入り、写真を撮るのを忘れてしまった

道の駅で得た情報で近くに「鎮國寺」という寺院あることを知った
5キロほど走った所に大きな駐車場があり、仁王像が迎えてくれた



かなり広い境内で参拝者も次から次へとやってくる。
境内の様子をうかがっていると、「こっちへ来い」とにこやかに微笑んでいる観音様がいた
「ぼけ封じ いきいき観音」の案内札が…



「大師堂」ということは真言宗の寺院である



「本堂」には、魅力的な5体の仏像が安置されていた



「護摩堂」



私の退職旅行で同僚と訪れた「吉野ヶ里歴史公園」
2年前に大学の同期会でこの近くを通ったが、内気なもので寄りたいと言えなかった(笑)



物見櫓からの眺め



このような風景を眺め、大昔の人たちの事を考えることがとても楽しい



「竪穴式住居」



住居内の様子も人形をつかい、わかりやすく表現されている



屋根の形が違うのが「王の家」



この建物が政を決める重要な場所だという



最上階のこの女性、もしかすると「卑弥呼」だったかも…



そのようなことを考えていると、雲の形も神秘的になってきた



「北墳丘墓」



撮影 令和元年6月1日
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