今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

金刀比羅宮 その1(香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1)

2022年08月19日 | 神社・仏閣
訪問日 令和4年5月28日

金刀比羅宮 その1
〝こんぴらさん〟の名で親しまれている金刀比羅宮(ことひらぐう)の御本宮は、琴平山(別名「象頭山」)の中腹に鎮まる

足腰が大丈夫なうちに訪れてみたいと思っていた
駐車場は満車状態、コロナ禍でも参拝者は多い



1段目
表参道から御本宮までの石段は全785段、片道30分ほど
土産物屋、うどん屋、旅館などが並ぶ門前町の通りから石段は始まる



狛犬







一之坂
113段目から大門までは特に急な石段とな り「一之坂」と呼ばれる
一之坂から御本宮まであと672段



灯明堂(重要有形民俗文化財)



安政5年(1853年)、備後国因之島浦々講中の寄進により、船の下梁を利用して建てられた
灯明堂の中には、夜の参道を照らす多数の「釣燈籠」が吊り下げられている



琴陵宥常銅像
第19代宮司 琴陵宥常(ことおかひろつね)<1840-1892>の銅像



琴陵宥常が創立した帝国水難救済会の30周年記念として、昭和2年(1927年)に建てられた
琴陵宥常銅像から御本宮まであと497段



戦後の日本特別掃海隊(朝鮮戦争における海上保安庁の掃海)の殉職者慰霊祭も毎年、金刀比羅宮で開かれる
偶然だったがこの日が(平成23年5月28日)「第60回掃海殉職者追悼式」当日だった
全国から7家族15名の遺族をはじめ約200名の来賓、海自制服姿の海上幕僚副長以下掃海部隊乗員ら関係者が参列した



金刀比羅本教総本部
金刀比羅大神様を主祭神とし、教祖立教の志を頂き、全国で信者を教化育成する教師の講習会などを開催している
金刀比羅本教総本部から御本宮まであと434段









鼓楼及び清塚



造りが城に似ていることから「琴平城」とも呼ばれている
中にある「時太鼓」は今も朝夕に打ち鳴らされる



大門
大門は金刀比羅宮の総門
水戸光圀の兄である讃岐国高松藩主 松平頼重から寄進された
大門から御本宮まであと420段



楼上に揚げられた「琴平山」の額は、有栖川宮熾仁親王殿下の筆






随身像



日本の神道において、神を守る者として安置される随身姿の像



門をくぐると鎌倉時代から特別に境内での営業を許された五軒の「五人百姓」が加美代飴を売っている



鳥居の額には「金刀比羅宮 」



桜馬場
大門から150m程続く石畳の道は、桜馬場と呼ばれる
春、爛漫に咲いた桜が道の両側から枝を交えるお花見の名所
桜馬場から御本宮まであと415段



鳥居
鳥居前に広場があり散策してみる



神馬である月琴号・ルーチェ号の2頭の馬がいる(帰りに寄る)



表書院(重要文化財)には円山応挙の障壁画(帰りに寄る)



木馬舎
慶安3年(1650年)讃岐国高松藩主 松平頼重から献納された
木馬舎から御本宮まであと285段



木製の等身大の馬が一頭



木馬は京師田中環中斎弘教宗圓の作



出発する前に階段の傾斜を見て覚悟を決める



狛犬






ここから本格的な上りとなる



祓戸社(はらえどしゃ)






火雷社(ほのいかづちしゃ)






旭社(重要文化財)
祭神は、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神
旭社から御本宮まであと157段



高さ約18メートルの社殿は、40年の歳月をかけて天保8年(1837)に竣工



社殿を眺めながら20分程木陰のベンチで休憩、持参した飲み物も空になった



次回に続く

撮影日 令和4年5月28日

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