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今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

矢切の渡し(東京都葛飾区柴又~千葉県松戸市)

2015年11月03日 | 名所・旧跡
つれて逃げてよ… ついておいでよ…
夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し
親のこころに そむいてまでも 
恋に生きたい 二人です

細川たかしの「矢切の渡し」の歌詞である。
それが、帝釈天から歩いて10分ほどのところにある。

歩いて行くと、柴又駅で写真を撮ってあげた、世田谷のセレブに会った
「どうでしたか」と尋ねると。大きく横に手を振り「何もない」と
 
すでに舟の出発時間になっていたが私を待っていてくれていたので乗ることにした
船頭に片道ですか往復ですかと聞かれたが、泳いで帰って来るわけにいかないので「往復」と応えた



これが、「矢切の渡し」 
NHK朝ドラ「あさがきた」風に言えば「びっくりぽんや」である
江戸時代に、江戸川の両側に田を持つ農民が、関所を通らずに江戸と往来したことから、この「矢切の渡し」が始まったという



昔風に艪で漕いで舟を進める
急ぐと4~5分で着くと思うが、ゆっくり時間をかけて進めてくれる



若い船頭に「向こうに何があるの」と尋ねると、「何もありませんよ」とあっさり
愛想はないが正直そうだ。「水深は」聞くと、「深いところで7m位ある」と



向こう岸に着いたが船頭の話したとおり何もない
変わった黒い犬と細川たかしの「矢切の渡し」と刻まれた石碑があるだけだ



「野菊の墓」の政夫と民子の悲しい恋の舞台であることを案内板で知った



行きでは気付かなかったが、遠くにスカイツリーが見える



若い外国人観光客だがどのように感じたのだろうか



撮影 平成27年10月13日

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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千葉県でしたか (OTETSUDAI @)
2015-11-03 12:02:05
「矢切の渡し」=「矢切の私」と歌詞の前後を吟味せずに勝手に解釈していました。「何もない」…いいですね。情緒があって…。森進一の「襟裳岬」漢字があってるかどうか分かりませんが歌詞に「何もない春は…」というフレーズがありました。私も行ったことがありますがホントに何もない岬でした。何もないから己の心で感じられる雰囲気が醸し出されるのだと思います。
千葉の松戸は大学一年の時に友人の学生寮を尋ねて行ったことがあります。こんな近くだったのですね。私はもっと関東から離れた地方のことを唱ったものと思っていました。
でも随分といろいろと名所名跡を訪ね歩いていますね。感心します。以前北海道から来た方が六本木ヒルズに寄って見学してから会議に来ました。好奇心旺盛だと感心しました。私は週に一度は通りますが行ったことがありません。スカイツリーも…みなとみらいも…
ディズニーランドへも、です。
我が家の居心地がいいから出ないわけではないのですが横着なんでしょう。きれいな川の流れの風景など素晴らしい写真をありがとうございました。
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プチ船旅を楽しみました (2014kurumatabi)
2015-11-03 18:54:40
 コメントをいただきありがとうございます。
 矢切の渡しの所在地ですが、調べてみると千葉県になっていました。もともとは、川を渡って江戸に来たようなので、私が出発したのが葛飾区、着いたのが千葉県になるのでしょうか。50m程度の川幅ですが、当時は江戸に入るのは難しかったため貴重だったようです。
 感覚的には札幌の時計台を初めて見た時の「なにこれ」「これだけ」の感覚がここにもありました。往復の船上もほとんど会話もなく、皆、同じ思いかなと考えていました。
 天気も良く、のんびりとプチ船旅を楽しんだと思えば満足できます。船賃往復400円も納得できます。
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