今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

熊野大社(山形県南陽市宮内3476-1)

2024年03月27日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年10月11日

熊野大社
熊野大社は、大同元年( 806 年)平城天皇の勅命により再建されたと伝えられている
実際にはそれより前の国分寺建立(741年)のときに創建されたものと推定されている

手水舎
熊野大社境内とその周辺で「南陽菊まつり」が開催されていたため、手水舎周辺は作品で飾られていた
手水鉢にも菊が浮かんでいて美しい



お御坂 (おみさか)
46段の石段
馬に乗り参拝する方がいたことから通常の石段よりも大きな造りとなっている



狛犬1






幸神社(さいわいじんじゃ)






大社神社 (おおやしろじんじゃ)



湯殿山神社(右)、月山神社(左)



狛犬2
顔面部分が欠損している






鐘楼



洪鐘(南陽市指定文化財)
寛永3年(1626年)阿部右馬助から寄進された
第二次世界大戦中に金属の回収を命じられたが、文化的な価値から免除された



おみくじ掛け(花結び)



階段を上がると黄金色に輝いた拝殿が視界に入ってくる



風車も数が増えると美しい



参拝者の多くはこの場所で写真を撮っていた



拝殿(山形県指定文化財)
拝殿は山形県内最古の茅葺屋根建築



平成18年の屋根修復事業において天明7年(1787年)の墨書が発見され、この年以前の建築であることが判明した



拝殿の彫刻









扁額には社号の「熊野大社」



拝殿内部はガラスが反射して確認することができなかった



五箇条の御誓文(ごかじょうのごせいもん)
明治元年(1868年)3月14日に明治天皇が京都御所の紫宸殿で神々に誓約する形式で示した、明治政府の基本方針



唐破風(からはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)を萱でふくのは山形県独自の建築様式



神楽殿
菊まつりの作品が展示されている



第111回 南陽菊まつりの作品
今、出発の刻(たびだちのとき)

今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅<名所旧跡を訪ねる>【今、出発の刻(たびだちのとき)】

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八幡神社(はちまんじんじゃ)



愛宕神社(左)、保呂羽神社(中央)、羽黒神社(右)



菅原神社



この場所にも風車のトンネンルが設置されている
足もとからはドライアイスと思われる白い煙が何かを演出している



案内によると奥に行けと



稲荷神社






千手堂



本殿裏(南陽市指定文化財)
祭神:伊弉冉命(いざなみのみこと)



周辺の人が見上げているのは、この鳳凰の彫刻ではないらしい
「うさぎ」とつぶやきながら何かを探している様子だ



「三羽のうさぎ」の彫刻を見つけると願いが叶い幸せになると書かれている
「三匹」じゃないのかと調べて見ると、正式には「一羽、二羽」と数えるようだ



願いは叶わないと頭で考えながら、目はうさぎを探していた
一羽も発見できず、その場を離れた



風車の場所に戻る
この通路が、拝殿と本殿・二宮・三宮を繋ぐ場所になっている
熊野神社の総本社である熊野三山では家津御子大神(素盞嗚尊)・熊野夫須美大神(伊弉冉命)・熊野速玉大神(伊弉諾尊)を祭神としている
全国の熊野神社もこの三神を祀っている



三宮神社(南陽市指定文化財)
祭神:素盞鳴尊(すさのおのみこと)



二宮神社(南陽市指定文化財)
祭神:伊弉諾尊(いざなぎのみこと)



皇大神社



厳島神社



和光神社



招魂社






拝殿に戻る



南陽市の熊野神社は「日本三大熊野」の一つに数えられている
和歌山県の熊野三山(速玉、本宮、那智)は二度訪れているが、碓氷峠の熊野はまだ訪れていない
旅の新たな目標が増えた









撮影 令和5年10月11日

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