今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

歓喜踊躍山 浄土真宗興行寺<浄興寺>(新潟県上越市寺町)

2017年11月28日 | 神社・仏閣
浄興寺(浄土真宗興行寺)
浄興寺は浄土真宗の宗祖親鸞聖人によって創設された寺院



山門からの参道の右に太子堂、左に鐘楼・経蔵と続き、正面に本堂がある



始めに重文に指定されている本堂の様子を伺う



鐘楼






親鸞聖人像
雨宿りをしているときに偶然この場所を見つけた。結構気に入っている一枚である






経蔵






太子堂






手水舎



本堂(重要文化財)
元仁元年(1224)『教行信証』を完成させた親鸞は浄土真宗の立宗を喜んだ
その気持ちを稲田草庵の寺号を「歓喜踊躍山(かんぎゆやくざん) 土真宗」(略して浄興寺)と改めた



本堂は、正面に三間の向拝を付けた一重、入母屋造りで、長野県の寺院建築では最大でかつ最古の真宗本堂



杮葺き、間口28.2m、奥行27.8mの大規模仏堂



扁額には寺名の「浄興寺」



本尊は室町時代中期の作とされる来迎形の木造阿弥陀如来立像


















水琴窟



親鸞聖人本廟






弘長2年(1262年)、親鸞が死去すると、遺言により頂骨と遺品が善性に託され、浄興寺に納められた



文禄元年(1592)に浄興寺の親鸞の頂骨が本願寺(現在の西本願寺)に分骨された



特筆すべきは、正面唐門と塀などのの装飾







柱や妻飾りなどの細部にいたるまで、花鳥、動物などの精巧で美しい彫刻が施されている






宝物殿
この場所のみ有料で展示物は撮影禁止だが、誰もいないためゆっくり拝観できるのがいい



帰る頃には雨も止み、空も明るくなってきた



撮影 平成29年5月25日
コメント (2)
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