大糸北線(南小谷~糸魚川の通称)では自然の大きさを感じます。
山も大きく杉の木さえも高く聳え立ちます。
キハ120は鉄道車両の中でも小さい車両ですが…。
撮影日 2017.05.14 07:20 南小谷~中土
急峻な姫川沿いを遠慮がちに走る大糸線。
山は大きく川幅もここでは広い…。
列車は小さく、それに乗る人間はもっと小さい…。
撮影日 2017.05.14 13:53 北小谷~平岩
急峻な姫川が作り出した地形は荒々しい。
暫しの時が流れると木が生えて、やがて森になります。
そんな僅かな土地をキハがやって来ます。
撮影日 2017.05.14 14:55 中土~北小谷
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大糸北線は大自然の中をトコトコとキハ52が行く姿がたまらなく、
豪雪の冬場に参戦してみたかったですね。
しかしながら撮るものを魅了する大自然の中の鉄路は、
昨今頻発する自然災害に対してのリスクに常に晒されているとも言えますね。
長らく不通が続く只見線や飯山線の長期運休などを見ると、
最近は保守費用と需要との天秤がかなりシビアになっているのを感じます。
信州は風景が美しいのですが、美しい風景ほど自然環境には弱いのです。
これからの梅雨の季節は心配です。
写真を撮って、この鉄道風景を残すのも重要ですが…。
最近では乗車して鉄道会社にお金を落とすことも、大事な使命と感じています。