一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

旧篠ノ井線廃線敷を歩く 秋編その6

2020-11-29 14:45:00 | 各地の廃線
旧篠ノ井線廃線敷の脇には数は多くないものの、標識や信号が残ります。
架線柱が残っているのだから、スピーカーを付けてSLの音なんか流すと風情あるのになあ。
当時の起点の塩尻駅から31.5kmを示すキロポストは折れ、時代交代を感じました。




中継信号が途中、幾つか残されたままとなっています。
サビが浮き、苔が生え始めていて、時の流れを感じます。
後方のケヤキが真っ黄色に紅葉して綺麗だったので、後方ボケにしました。




別の場所の中継信号機では、ドウダンツツジが真っ赤になっていました。
太いクモの糸が信号機から伸びて引っかかった葉がクルクルと回っています。
現役だった頃には、光り輝いていた信号機も長い眠りについています。

撮影日 2020.11.07 11:02 旧篠ノ井線