一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

六月の四季島雨を弾ませて

2023-07-09 14:45:00 | 篠ノ井線
「六月の四季島雨を弾ませて」なんて一句詠んでみました。
「ろくがつの しきしまあめを はずませて」 季語…六月
昨年、今年と6月から9月の週末は信州へ来る豪華列車「四季島」
梅雨時だがその雨までも弾むような楽しい列車の旅だろう…。

撮影日 2023.06.11 坂北~聖高原

六月の雨に輝く四季島や

2023-07-08 14:45:00 | 篠ノ井線
「六月の雨に輝く四季島や」なんて一句詠んでみました。
「ろくがつの あめにかがやく しきしまや」 季語…六月
天気は雨降りだが、その雨が黄金の車体をさらに輝かせている。
美しい豪華列車であり、いつの日か乗車してみたいものである。

撮影日 2023.06.11 坂北~聖高原

荒梅雨や四季島の窓しずく飛び

2023-07-07 14:45:00 | 篠ノ井線
「荒梅雨や四季島の窓しずく飛び」なんて一句詠んでみました。
「あらつゆや しきしまのまど しずくとび」 季語…荒梅雨
激しく降る梅雨の雨。雫が窓に着くが風で飛んでいってしまう。
また豪華列車なので、窓は撥水仕様なのか雨雫が流れず飛んでいくのか。

撮影日 2023.06.11 坂北~聖高原

六月の滑るレールと格闘し

2023-07-06 14:45:00 | 篠ノ井線
「六月の滑るレールと格闘し」なんて一句詠んでみました。
「ろくがつの すべるレールと かくとうし」 季語…六月
六月は雨が多く濡れたレールは列車も滑りやすくなっている。
蒸気機関車だった頃には上り坂で車輪が空転することがよくあった。
機関士だった父が言っていたが、今日は亡き父の誕生日でもある。

撮影日 2023.06.11 10:57 坂北~聖高原

まだ見ぬや馳せるアルプス梅雨車中

2023-07-05 14:45:00 | 篠ノ井線
「まだ見ぬや馳せるアルプス梅雨車中」なんて一句詠んでみました。
「まだみぬや はせるアルプス つゆしゃちゅう」 季語…梅雨
生憎の梅雨模様となった列車旅だが、まだ見たことのないアルプスに思いを馳せる。
この列車は松本から大糸線へ入るが外は雨でアルプスが見えなくて消沈してしまった。

撮影日 2023.06.11 10:56 坂北~聖高原

青梅雨にけぶる車窓やひとり旅

2023-07-04 14:45:00 | 篠ノ井線
「青梅雨にけぶる車窓やひとり旅」なんて一句詠んでみました。
「あおづゆに けぶるしゃそうや ひとりたび」 季語…青梅雨
新緑を日に日に濃くしていく木々の葉に降る雨が強く車窓は霞んでいる。
そんな車窓を見つめながら揺られる列車の旅だが相棒はいない一人旅。

撮影日 2023.06.11 10:56 坂北~聖高原

尾張よりしなの三号梅雨の中

2023-07-03 14:45:00 | 篠ノ井線
「尾張よりしなの三号梅雨の中」なんて一句詠んでみました。
「おわりより しなの3ごう つゆのなか」 季語…梅雨
名古屋発長野行きの特急しなの3号が最長の10両編成で通過して行く。
しかし名古屋から長野まで、車窓は変わらず梅雨の中の3時間の旅。

撮影日 2023.06.11 10:31 坂北~聖高原

雨粒も吹き飛ぶ振り子梅雨の入

2023-07-02 14:45:00 | 篠ノ井線
「雨粒も吹き飛ぶ振り子梅雨の入」なんて一句詠んでみました。
「あまつぶも ふきとぶふりこ つゆのいり」 季語…梅雨の入
降っている雨粒が吹っ飛ぶくらい疾走する381系振り子式特急「しなの」
長野発名古屋行きの「しなの8号」が車体を傾けて走り去って行った。

撮影日 2023.06.11 10:27 坂北~聖高原

ざあざあと車窓も消える男梅雨

2023-07-01 14:45:00 | 篠ノ井線
「ざあざあと車窓も消える男梅雨」なんて一句詠んでみました。
「ざあざあと しゃそうもきえる おとこづゆ」 季語…男梅雨
降るときには激しくザーザーと降る梅雨の雨。
青田の水も波紋が広がり激しく波打つくらいの雨が降っていた。

撮影日 2023.06.11 10:10 坂北~聖高原

列車待つ靴に浸み込む五月雨や

2023-06-30 14:45:00 | 篠ノ井線
「列車待つ靴に浸み込む五月雨や」なんて一句詠んでみました。
「れっしゃまつ くつにしみこむ さみだれや」 季語…五月雨
五月雨は旧暦の五月に降る雨のことで現代では梅雨に降る雨のこと。
写真を撮るため?列車に乗るため?待っている間にも靴に雨水が浸み込んでくる。

撮影日 2023.06.11 09:55 坂北~聖高原