Il film del sogno

現実逃避の夢日記

天使の卵/ベルナのしっぽ

2006-10-22 01:05:00 | 日記
10/21(土)晴れ
定時起床。
朝食後一服して渋谷へ。
文化村前の茶店でモーニングコーヒーを飲む。
10:45 Q-AXシネマにて『天使の卵』の初日(舞台挨拶付)を鑑賞。
原作は100万部を突破した村山由佳の恋愛小説。
キャスティングは美学生に市原隼人、その彼女に沢尻エリカ。彼女の姉で女医を演じるは小西真奈美。相当なキラーキャストである。
早い話がよくある三角関係。
19才の迷える少年が大人の女性に出会い惹かれていく。
美貌は凶器になりますな。
京都あたりでありましょう、背景に見える街並みや寺院、市電や河川などがやさしい。
全編を通じ自然光を取り込んだ撮影(景観)が素晴らしい。
但し、シナリオの出来があまりよろしくない。説明の科白が多すぎる。
小西嬢の演技にも減点。彼女あんなに大根だったかな。
旬の3名のプロモーション映画だと割り切れば腹も立ちませんが・・・。

監督は『ごめん』や『星に願いを』など注目していた富樫森。
丁寧な演出が身上だと思うが、今回はやや気負いすぎか。
監督・主演3名の舞台挨拶は型どおり。
スターはみんな顔が小さい!

昼食後、シネ・アミューズで『ベルナのしっぽ』を連続鑑賞。
これも郡司ななえ原作のベストセラーの映画化。
24歳で病気により視力を失った著者の実話に基づいた物語だそうな。
飼い主一家と盲導犬の10年にも及ぶ物語。
主演は、白石美帆、田辺誠一、市毛良枝他。
やや社会的なテーマを前面に出した造りであったが、まぁ動物と子供出されたら鬼に金棒だな。
これもシナリオが酷い。
『目の見えないお母さんは、僕を心の目で育ててくれました・・・』
小学校の入学式でそんなことを言う子供がいるか?
幾つか日常描写でも腑に落ちない箇所あり、素直に鑑賞できなかった。世評は高いそうで残念。

夕刻、池袋にて極秘ミッションと書店巡り。
コーヒーショップで藤沢周平を耽読。
帰宅22:00過ぎ。
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