Il film del sogno

現実逃避の夢日記

地面師たち

2024-07-29 19:17:02 | ドラマ
7/29(月)晴れ
パリ五輪、柔道やらスケートボードやら女子サッカーなどを交互に観て深夜2時に就寝。それでも6:00には起きて兄貴分と早朝散歩を済ませる。先々週から配信が開始されているネットフリックス製作のドラマを視聴。全7話であるから毎日1話づつ時間をかけて観ようと思っていたのだが、結局一気観してしまった。新庄耕の原作小説は既読。監督・シナリオは堤幸彦門下の大根仁。『モテキ』以降、すべての長編を劇場鑑賞しているが駄作・凡作がない高打率ヒッターである。実在の大手ハウスメーカーをモデルとした不動産詐欺を描いているのだが、無類に面白かった。すべてのキャストが監督の第一希望だったそうで豪華な布陣ではあるが、重要な脇役に松岡依都美や岩谷健司を起用するなど渋い。 職業柄、不動産登記に立ち会った経験はあるが、司法書士やコンサル・仲介者の描写など実にリアルである。開巻のシーンから気合と情熱のこもったシーンで掴み十分。業界通に話を聞くと、民放プライムタイムのドラマの製作費は約3千万円前後らしい。ネトフリの製作費は約1億円だそうで、この資金的なアドバンテージは、作品のクオリティに比例すると思ふ。これは『全裸監督』や『サンクチュアリ』に比肩する堂々たるクライム・サスペンスの傑作シリーズでありました。
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