Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判

2015-04-12 00:47:34 | 映画
4/11(土)小雨後曇り
朝9時台開始の邦画をシネコンで鑑賞。ネットで予約をしてあった。上映してほどなく先月観た前篇であることに気が付く。嗚呼、大ボケ。後編公開記念で前・後編通しで観る人の為のプログラムだったのだ。道理で空いているわけだ。復習のつもりで再見して12時からの後編も鑑賞。こちらは8割程度と盛況。原作(前6冊二千頁を超える大作)はナイトキャップにして先週読了。映画は原作の魅力であるキャラクターの書き分けや込み入ったプロセスを端折らなければならないのが難点だがツボを押さえて小説が最も訴えたかったテーマを抽出していたと思う。無名で経験の浅い主演の男女優は将来が楽しみである。ガソリンを給油して2時間かけて愛車を洗車。ひと月振りに一家で夕餉を囲む。夜には来客もあり。明日に備えてサンドイッチの弁当を作る。
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

2015-04-12 00:17:57 | 映画
4/10(金)曇り時々雨
事情あって休暇を取得。たっぷり寝坊が出来て9時起床。午前中に2リットルの溶剤を飲んで胃腸を空っぽにする。午後はゆるゆると地下鉄に乗って雑司ヶ谷で下車。広い墓地をダラダラと歩いて時間調整。漱石、八雲、抱月など明治の偉人の墓石があることを知る。2時半、目指す医院に到着。さっそく着替えて点滴やら飲み薬やら局部麻酔やらを施される。胃カメラと内視鏡。上と下から我が臓器の精密検査は粛々と進む。モニターからはミクロの決死圏さながらの画像。チューブの先に着いた高性能小型カメラが肉の間をズンズン進む。時折方向を変えたり戻ったり。写真も撮っているようで静止画で潰瘍の後などを解説頂く。心中にエイリアンが侵入したおぞましい心地。小一時間で検査は終了。驚くべきことに大腸1メートルの間に4か所のポリーブが発見され小さな輪にしたワイヤーで切除も行われた。大事に至らず何より。我が主治医は名医なり。施術と併せお会計3万弱。葛湯と紅茶のサービスを受け、保険会社からの保険金との差額を計算してニンマリ。徒歩で池袋まで途中、老眼鏡を購入し鍋焼きうどん(大変な美味)をすきっ腹に入れる。シネリーブルで今年度のオスカー作品賞を鑑賞。中高年中心に3~4割程度の入り。幻想と現実の合間を揺らぐ主人公を描いたブラック・コメディ。劇中劇の入れ子細工に高度な撮影技術を駆使して映画的興奮満載。これは玄人受けはするがヒットはしないだろう。駅前のファミレスでスイーツを摂りつつ読書。帰宅は定刻の午前様。
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