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やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

キボシカミキリ(富山市関)

2022-07-04 04:38:43 | 昆虫類

前日までの連日の酷暑も一段落、曇り空ににわか雨がパラつく天気だったので、気分一新、いつものコースで2時間ほど軽く汗をかきながら脇見ポタリング。

道路脇にあるヤマグワの木を覗き込むと(ヤマグワはクワコの幼虫などがいるので、必ず覗きこむ木です)、何やら少し大きめの虫のシルエットが見えます。慎重に近づいてよく見ると、私が一目で名前のわかる数少ないカミキリムシの一つ、キボシカミキリでした。

キボシカミキリは、体長15~30mm、緑っぽい灰色に黄色い斑点模様が特徴のカミキリムシです。触角は長く、体長の2~2.5倍ぐらい。幼虫、成虫ともにクワやイチジクなどクワ科の生木や樹皮、葉を食べます。(ウェブサイト『福光村昆虫記/キボシカミキリ』参照)

なお、国立環境研究所のウェブサイト『侵入生物データベース/キボシカミキリ(亜種不明)』によると、キボシカミキリの種としての自然分布は、伊豆諸島(三宅島・御蔵島)や対馬、琉球列島などで、本州中部~近畿~中国地方、四国、九州北部のものは在来か外来か不明だそうです。


《道路脇のヤマグワの木にいたキボシカミキリ 2022/07/03》


《道路脇のヤマグワの木にいたキボシカミキリ 2022/07/03》


《ヤマグワの木にいたキボシカミキリのペア 2022/07/03》


《ヤマグワの木にいたキボシカミキリ♂ 2022/07/03》

昨日のブログで、「そういえば、今年は、まだニイニイゼミの鳴き声を聞いていません。」と報告しましたが、この日2022/07/03、北陸自動車道法面の林(?)からニイニイゼミの鳴く声を聞きました。(私にとって)今年の初鳴きです。

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