大相撲：照ノ富士休場で 平幕高安を 前例無視で大関抜擢も？ 大関２人以上が『伝統だから』？ 阿呆な自殺行為は止めよ

　明日から初場所スタート。相撲好きの一人として見逃せない番付を見ながら、評論家＆メディア諸君の風説を読み飛ばすうち、聞き捨てならない観測記事に遭遇した！
　曰く≪横綱含めて大関は二人以上の『伝統』を守る為、高安の成績次第では三役でなくとも大関に上げてしまい、一人奮闘する貴景勝と並べて体裁を整えたいと協会幹部？≫。

　この観測記事通りに若し協会が画策した場合、その後の大相撲がどういう姿になるか？　私が憂うのは、真の実力と役力士昇格の無秩序化だ。それは無秩序化で終わらず、
実力に応じたヒエラルキーというプロスポーツの生命線を自らぶち壊す愚行である。短慮、先見性欠如、筋道を追ったビジネス戦略の不在、これすべて日本人社会の弱点
そのものではないか？

下に引用したのは昨年１１月九州場所後、同じような観測情報が協会から漏れていたのを思い出して戴くためである。　この時は＜貴景勝を横綱に、或いは豊昇龍を大関に＞
というアイデア。今回はその役回りが高安になっただけ。　白鵬引退後の空白を力士も協会も我慢して耐えなければ、安易な表面糊塗が『相撲そのものの自殺行為』になるぞ。
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◆　2022-11-28 ＜トーク・ネットTalk Net＞大相撲　役付き力士の処し方に疑問あり・・安易な「補充型昇進」がプロ相撲のレベルダウンを招いている