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保守はゴジラの夢を見るかⅣⅩⅨ

2014年07月24日 | 歴史
 1979年の評論、”文明としてのイエ社会”が「文化としての…」という題名でなかったことが今思うと残念であります。やはり”文明”なのです。
明治の文明開化から続いた欧米を表面的にとらえて、「欧米には魂がない、日本にだけ魂がある」と錯覚する傾向が100年を超えて生き残っていたのです。
今では新自由主義的保守主義に対して「対米保守」「戦後保守」といった新たなレッテルで呼ばれます。アメリカべったりという批判です。
小林よしのり氏の「ポチ保守」がその最初でしょう。しかしこういう批判する人の中にも新自由主義的保守の欠点を乗り越えるものは残念ながら存在しません。
それは敗戦体験に直面しようとしないからです。
むしろ批判するグループは「あの戦争は正しかった」、下手すると「アメリカだって負けたのだ」、最後は「日本は勝ったのだ」と言うようになります。
「アメリカはソ連にしてやられたからだ」そのアメリカに従属している日本って何でしょうね。
戦勝国に従属するのならいざ知らず、彼らの言う敗戦国に従属する国って…混乱が悪化していくではないですか。
この混乱から現在の日本のつじつまの合わない、方向性の見えない状況が生まれてきているのです。
逆に日本を真剣に考えている人達の中でこれまでのシステムに対して「御破算で願いまして…」にしてしまいたい考えが出て来ます。

 震災ゴジラとは「これだけの震災があったのだから、次はゴジラにでも来てもらってこの国のシステムを一度全てぶち壊したい。
そのほうが新しい良い秩序ができる」という考え方で、保守主義者の心に芽生えてきています。現状は「保守はゴジラを夢見ている」のです。

しかし、これは新たな堂々巡りの始まりに過ぎないでしょう。
堂々巡りはやればやるほど事態は悪化していくものです。
これはできるだけ早く脱却すべきなのです。

☆お知らせ
カレンダー通りのお休み(日曜祝日)です。臨時の休診はここで随時お知らせします。
営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
当院の金額はすべて、内税表示です。

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8月の予定:お盆休みは13日(水)、14日(木)、15日(金)の3日間です。ご了承ください。



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