湯浅誠さんの講演を聞いてきました。
対象は現役女子大生中心で、私は一般市民として参加させてもらいました。
お笑いの公演じゃないから、笑う場面もないし、講演というより、講義という雰囲気で、正直、途中舟をこいでいたみたいで、湯浅さんがいつの間にか上着を脱いでいました。
講演のタイトルの「溜めのある社会」というのが分りづらかったのですが、「サポートしてくれるものがある社会」といった意味合いのようです。
ただ、それは金銭を恵む、与えるといったことではなく、女性や高齢者、失業者、障がいを持った人が、自立して働き、税金を納めるだけの収入を得られる環境を整えるということなのです。
人々の生活の充実の果てに、社会の活力が生まれるというわけです。
湯浅さんといえば、2008年末の年越派遣村村長としての活躍が思い出されます。
その後、新政権の内閣府参与に就任して、あっさり辞任したのは何かあったのかと思いましたが、すぐ再任されているようで、活躍が期待されます。
ホームレス、フリーター、非正規社員になるのは自己責任だと冷たく言い放つ人がいますが、物はできるかぎり安く、トップの報酬は高くといった社会の仕組みが生み出してしまった階級のようでもあるし、いまや生まれながらにして格差があり、自分の責任だけとは言い切れないでしょう。
湯浅さんがサポートした事業体(便利屋さん)で、今、30人で年商1億円をあげるまでになったものがあるそうです。
表舞台に立ってしまったことで、バッシングも多くなったようですが、湯浅さんの行為には頭が下がります。
先日、ちょっとこわい記事を読みました。アメリカの話です。
2008年のサブ・プライムローンの破綻のときは、FOR SALEの家が続く映像がイヤというほど流れました。
今ではローンを払うのを止めながら住み続ける人が多いとか。(これも)フリー・ライダーと呼ばれるそうです。
銀行は差し押さえ物件をかかえればかかえるほど損をする。ほっといたほうがまだまし、といったところでしょう。
それにしたって日本の都会の小さな家よりよほど豪華な家なんですよね。
フリー・ライダーは第2の金融危機を招く時限爆弾だそうですよ。
日本人は小さな家に住んで、必死に貯めた小金を守って、大国を支えている。
最近とみに豊かになった隣国におどされるとすぐ、あとずさりしてしまう。
そのいじらしさに涙が出そうです。
芥川賞作家の楊逸さんも日本にいるとホッとするって言ってます。
中国人にはモラルがないって。
だけど、周りの島々から、取られちゃうような気がして、な~んか恐いです。
民間や若者たちの交流を復活させたいですね。
とりあえずSMAPから^^。
それでも人の悪い国民性よりマシだと
思っています
なのに どうして第二次世界大戦で日本は
今もODAとかいろいろな理由で
賠償金を払い続けなければならない
極悪非道をしちゃったのか。。。残念です