狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

日本国憲法 

2012年08月18日 | スピーカーズ・コーナー
尖閣諸島への上陸で、弱腰だ、屈辱だの意見がネット上でも飛び交っている。
この現代において我々国民は自分の国の行動原則、自国の憲法をもう一度かみしめ読む必要がある。占領軍から押し付けられた憲法だ、と言う意見もある。
しかし60数年日本国の背骨であったのは、間違いなくこの憲法である。野田総理大臣の判断もすべて憲法に基づいている、と思う。

前文
・・・前略、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・中略・・
いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
・・・後略・・・。

民主主義の原則に則り、かくまでも、悲しいほどの決意を持って日本は歩んできた。これは美しく正しい決意であって弱腰ではない。
諸国民の公正と信義・信頼は捨てて、ジャングルの憲法を採用しますか??それならば尖閣へ上陸しようとした輩は簡単に処理できます。
「沖縄へ行って寿司を食って、帰ろう」なんて決して言いません。

ただ、隣近所がすべてヤクザの家、ここにサラリーマンが住むのは苦しい。

国鉄のアーチ橋

2012年08月15日 | 道東紹介

国鉄士幌線は帯広から十勝三股間にあり昭和60年に全線が廃止されました。山岳鉄道で25/1000の勾配、R200のカーブが続き、北海道の中でも高い所を走る線区でした。
昔から景色のよい線区は赤字線区でした。士幌線もこの例え道理でした。現地で取れる砂や砂利を使用したくさんのアーチ橋が架けられました。廃線後もアーチ橋は残り美しい景観となりました。写真は第三音更川橋梁です。奥に行くと「タウシュベツ川橋梁」など美しいアーチ橋があります。なお冬季は雪の為、見学不可能な橋もあります。01564-2-36355上士幌町観光協会へ尋ねてください。
もう一枚の写真は帰路に立ち寄った店です。名前はティピーでインデアンのテントです。雰囲気の良い店です。

摩周湖と更科源蔵

2012年08月09日 | 道東紹介
今日は8月8日です。季語の「うそ寒」と思われれる霧か雨かわからない天候に、気持ちまで滅入ってきたので仁伏温泉へ出かけました。弟子屈町に入ると天候も回復し、初夏へ戻りました。8月8日が初夏?一日の最高温度が23℃ではそうでしょう。
仁伏温泉(015-483-3059・仁伏保養所)に空室があったので宿泊を申込み、まず入浴しました。底に砂利の敷いてある温泉で手足を伸ばします。じんわりと温もって来て、額から汗が流れてきました。少し休みもう一度入ります。今度は胸まで入り屈斜路湖の湖面を眺めます。ゆったりしますよ。気持ち良くて俳句はできません。
夕食は食堂で宿泊者と宿の方が仲良くとります。常連客で長逗留の人ばかりです。食後にお客さんのトランプ手品もありました。ドンマイ芸ですが、和気あいあい、この宿の雰囲気にピッタリです。楽しんだ後、部屋に戻ると寒くストーブに火を入れました。
休憩室(サロン)にあった本を読み始めましたが、実に面白い。作者は更科源蔵でこの地の方です。とても読み切れないので、3冊お借りしました。図書館ですね。すぐに入浴に行きますから、その時お返しします。書名は「父母の原野、おさない原野、移住者の原野」の3冊です。

9日は摩周湖へ行きました。チャンスは何度もあったのですが霧が多く、今日は偶然晴れていたためです。展望台の駐車場は有料です。風景を楽しみ、出て行こうとすると、番人が怖い顔をして指示します。ここは入口、出口は向う、そう怖い顔が言っています。眼を据えて指さします。ハハン古警察官(偏見で見ています)・巡査部長だな。このような番人は威張らしてあげるのが一番です。もう2度と此処へは行きませんから。行っても別な場所へ駐車します。目つき態度は体質になっているようです。

でもね、世界遺産の駐車場で400円取るのはセコイねえ。知床5湖でもそうですが、世界遺産商法と名付けました。

花咲蟹は最盛期

2012年08月06日 | 美味紹介
いよいよ花咲蟹の最盛期です。根室市郊外の蟹屋さんも、これでもか!と言うようなギンギラ看板を掲げて客寄せです。当然冬季は戸板打ち付けの休業です。
花咲蟹はエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科で甲殻類です。そんなことはどうでもよい。ええ、その通りです。
根室市駅前の斉藤商店で今日も求めました。店横で茹でています。まあ、うなぎ屋の煙と目的は一緒です。腹の減った客はコロリとやられます。小生も知人に送った後、1匹買ってしまいました。写真の蟹ですが、1,000円です。家に帰り新聞紙を開けると、汁が出てくるのですよ。新聞紙に浸み込んだのもチュチュウと吸いません。あまりにも行儀が悪い。鋏で切り分け、穿り出して食うと、あら不思議、ビールは少しも減っていませんでした。
航空運賃払ってみても、3日滞在で蟹を食えば投資金は保証します。