昨年の年末ライブよりもタイトなバンド・サウンド、
ステージ毎に日替わりに出すヒット曲、
ラッパーの「ワン・ラヴ」を前に押し出し、
スピーチのラップは控えめ・・・
どれもこれも、
「これぞ、進化したアレステッド(以下AD)だ」
と大声で言いたい
東京4回公演中、その中の2回を見た
(28日の1stと2ndステージ)
両ステージともにオーディエンスのノリは良好で、
大盛り上がりに変わりはなかったんだけれど、
曲目が替えられている点と、
パフォーマンスに大きな違いが見て取れたゾ
先ずは往年のロック・バンド「The Who」の名曲
「Who are you」のイントロで登場し、
New album「Strong」からの新曲を立て続けにパフォーム
これは両ステージで共通であり、
ロック的な感じで幕を落とした。
1stではサンタナのバージョンで「ブラック・マジック・ウーマン」を披露
そこで「イーシー」が彼女ならではのワールドワイドなダンス・ソロ
側転や激しいシェイクを連発させる独壇場であった
一方スピリチュアル・アドバイザーの「ババ・オージェィ」は
ショーの途中から参加し、ブリッジを決めていた
一方2ndでは06年発表の前作「Since the last time」から
「ミラクルズ」と「I know I'm BAD」の2曲を披露
特に後者は俺が最も好きな曲でもあり、
興奮は坩堝だ
「俺はすげえぜ、ジェームズ・ブラウンやアリのようにさ」
って、ホント最高だぜ
JBへの愛情はスピーチの1stソロでも見えるけれど、
これは別格
なんせ、「BAD」って言葉を使ってるんだぜ
勘のイイ人はもう気づいたよね
ちなみにこの2曲、1stではやりませんでした。
で、両ステージともにスピーチのソロ版「What's going on」
(もちろんマーヴィン・ゲイの曲です)はやらず、
ソロからは4non bloondesの「HEY SONG」が登場
う~ん。どうせなら使い分けて欲しかったかな~
でも、盛り上がりは最高潮
ちなみに2ndでは「ババ」もショーの最初から登場しましたが、
ブリッジは出ず、「イーシー」のダンス・ソロもありませんでした
しかし、俺、大人気なく1stではフロアーを盛り上げ、
おまけに踊りっぱなしのダンスで、メンバーにもアッピール
レコードも振りかざし、ショーの終わりに
「スピーチ」「ワン・ラブ」そして「イーシー」と早速熱いトーク
「次のショーで会おうぜ」と言うと、
「OK、じゃ、後でゆっくりとな」
なんて。
おまけに周りからは
「いやあ、盛り上げ隊長」
とか、なんか色々声かけられちゃうし・・・
その後のサイン会では「ワン・ラブ」との抱擁の後に
「上の階にいたんだよ。」という俺に
「ああ、、見えてたぜ。今回も乗ってたな」と彼。
本当に今回は彼もADの一員にやっとなれた、
って感じで、一体感を演出していたよなぁ。
「スピーチ」も「よう、2回目のショーはどうだった」
なんて聞いてくるから、
「グレートなショーだったぜ」と言うとニコリ
おまけにレコードを出すと「ピースマーク」を入れてくれるし、
「貪欲に行け」(Stay thirsty)とメッセージまで
ホント感動です
そして、「イーシー」
1stでは彼女のすぐ前で踊ってて、ずっと俺を指差してくれてたからね。
1stの後にも彼女とは一番話をして硬い握手をしていたんだけれど、
会うなり「Oh Sweety」だってさ
もう友達みたいな感覚で、俺も
「久しぶり~、今回も良かったゼ」
みたいなさ。
なんかでも、この一言で俺、興奮しちゃってね。
だって黒人女性に「かわいい人」なんて言われたこと無いもん。
だから、この時ばかりは何を話したか覚えてねえんだ
「また来年会おうね」
って言ったら
「もちろん」
と力強く言ってくれたことは忘れないけれどね。
とにかく人柄も音楽も彼らは素晴らしいね。
「メッセージ」も相変わらず力強いしさ。
会場全体がニコニコと自然に話をする空気になっていました。
長いコンサート経験の中でも、
こんなに他人と話をしたライブも珍しいよ
みんな笑顔
これが一番だよね
サンクス
AD
おかげで良い年になりましたよ~
ちなみに大阪で年越しライブあり
行きてぇなぁ~
<12/29 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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