「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

秋の夜長にアーシーなロックンロールを・・・

2009-11-16 15:10:38 | Music Life
久々に音楽ネタで・・・

先日お店のオープン時から、
という長~いお付き合いのお客様(Y氏)に、
ボブ・ディランの「Togeher through life」をお買い上げ頂き、
とても喜んでいるという、嬉しい報告を頂いた。

そして、その際
「マッシュぅ~、クラウス・ヴーアマンの新作は聴いた?イイゼ~!」
と言われたのです。
クラウス・ヴーアマン「Sideman's journey」

「ヴーアマン(フォアマンとも呼ぶ)」
ビートルズとはハンブルグ時代からの付き合いで、
「リボルバー」のジャケットは彼が書いたことでも有名だ。
それに、ジョンとはPlastic ONO band時代をベーシストとしても過ごしてもいる。
ジョンの名盤「ジョンの魂」ではリンゴとヴーアマンそしてジョンという
最小限でレコーディングされているところも見逃せない。

そんな彼が新作を出したなんて、恥ずかしながら全く知らなかった
「ボブのお返しに・・・」なんて気持ちで聴いてみた。

11曲、全曲ゲスト・ヴォーカルによるカバー集(1曲はオリジナルですが)で、
ジョージ・ハリスンの曲が3曲収められているところと、
ポール、リンゴが揃って参加している辺りに注目が集まる。

Y氏曰く
「ボニー・ブラムレットがイイのよ~
って、「本当ですか?あのデラボニの人でしょ?」
「いや、彼女随分枯れてるよ!」

聴いて、納得。
バックのゴスペルチックな演奏とアレンジはこの作品の中では異色だが、
「うん。とてもナチュラルで、気持ちイイ
特に「My sweet load」ではジミー・スコットみたいに歌ってる
なんか、ジミー・スコットに歌って欲しくなっちゃった
きっと最高にイイゼ

そしてラストのDr.ジョンだね。
オリジナル曲「Such a night」でゆっくりと、
夜を締めくくって下さいます。

ポールで始まり、Dr.ジョンで終わる素晴らしい作品
当然当店で販売するしかないでしょ

Y氏に感謝です


<11/16 Mash>
★湘南の中古楽器専門店Jerry'sのオーナーです。
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