癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO766・・・骨折ババ像

2019-10-10 | ヒーリング
骨折ババ像とは 

 今から10数年前インドのアシュラムでババ像入魂の儀式がありました。その時30数名がババ像を入手し、スワミに入魂して頂き、各々で日本に送るように頑丈に梱包したのですが、湯布院に着いたのを見てびっくりです。運送屋が勝手に梱包をやり直し、手が折れたり、足が折れたりで半分以上壊れていました。フェディックス(国際航空運送)が調査に来たのですが、結局梱包が悪いので保険は適用されず自腹を切る羽目になりました。苦い思い出です。スワミに相談したら、骨折ババ像という名前をつけ、このような像を祀り信心すると、その恩寵は計り知れないと、作り直したババ像を皆に渡した後に聞いたのです。

 話が見えにくいのですが、それを案じたスワミは特別にスワミの血液を使って再入魂し、ババにお詫びをしました。それでも、日本人である私は斡旋する事に抵抗があり、倉庫の奥深くにしまっていたのです。が、ちょうど骨折した人からババ像購入の依頼があり、骨折ババ像の事を思い出し、冗談で話をしたら大喜びでお嫁入させることが出来ました。

 人間もそうですが、アクシデントで骨折し足か手首が肉体から離れたとしても感覚は残っているそうで、切っても切れないのですね。以前お地蔵さんの話をしたと思うのですが、重大な問題が発生した時の解決方法の一つは、首のないお地蔵さんを探し、代わりになる石などを頭の代わりに置くと問題は解決すると書いたことがあります。

 これを参考に考えるに、ババはいつの日か骨折した自分を救ってくれる人を待っていたのか知れません。それを縁ある人を通じて私に知らせたのでしょう。それもバタバタと3名の方から依頼が起こり、目が覚めたのです。10数年なんと馬鹿な時間を過ごしたのかと恥じたのです。いつか嫁入りさせ修復することを何故?しなかったのかと懺悔したのです。

 考えてみればわかりますが、自分が骨折し、使いものにならないからと人生の片隅におかれたらどう思うでしょうか?これと同じことを私はババにしたのです。縁があった人は、最大のチャンスを手に入れたかも知れません。今からこのようにしましょう。

 ババに問いかけるのです。いつか必ず修復するから時間を下さいと問いかけるのです。手首から先が無ければ作ってあげれば良いのです。今は便利な世の中で素人でも簡単に出来る材料が出ています。成型プラスティックや粘土パテなどが出ています。これで作って接着してあげるのです。出来栄えは良くなくても、その心はババに通じるでしょう。

 もし可能なら美術学校に通っている生徒にお願いすれば良いと思います。真剣にババの事を思い念じれば絶対協力者が現れるでしょう。その想念は、いかなる修行より効果があると思います。自分を救ってくれる人を10数年ババは待っていたのです。チャンスです。間違いなく最大の恩寵を頂けるでしょう。フォーエバー永遠にです。







色が悪いのはプージャのススですから洗えば落ちます。一つ(一番後ろ)は行に使った時期がありますのでギイーなどの油に汚れがついて黒くなっていますが、これも洗えば落ちます・

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