まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

暑い日差しの中手向を歩きました

2010-07-19 18:38:07 | 建築・都市・あれこれ  Essay

今年も羽黒・手向のまちなみにつきあう機会が与えられました。今までは五重塔に近い桜小路を中心に見ていたので今日は亀井町や松原町のほうも見ておきたいと思い、ぶらぶら歩いて見ました。

P1090809

 

桜小路が土塁と冠木門が道路際を形成しているのに対して下の町では木の塀が目に付きます。土塁は桜小路にしか許されていなかったためですが、こうやって眺めると建築そのものに特徴があるというよりも塀や土塁、門、植栽と建築が一体になった風景が手向のまちなみの総合的な特徴を作り出していると感じます。何を持って手向らしさとするのか、そのあたりを今年は考えて見たいと思っています。

一方、現実的には駐車場をどうするのかがまちなみにとって重要であることは変わっていません。下の写真のように大変気を使って駐車場を作っているお宅もありました。家への導入の仕方も大変たくみです。ある程度の間口と一台分という条件の下ではデザイン方法が力を発揮しそうです。今後とも考えていくつもりです。

P1090821 P1090822

 

 

記事一覧 設計計画高谷時彦事務所へ

高谷時彦記 Tokihiko Takatani


最新の画像もっと見る

コメントを投稿