まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

青梅のシネマネコ

2021-06-13 17:38:10 | 建築まち巡礼東京 Tokyo

青梅といえば歩いてぶらぶらすると楽しい街です。

まずは1.猫のまち。小さな路地を歩くと猫が歓迎してくれます。

そして2.昭和の建築。

町家もあります。

3.のこぎり屋根の織物工場のまち。

4.そして昭和の映画全盛時代を思い出させる映画のまち。

鉄道員の看板を見るだけで、あの悲しいメロディが浮かんできます。

上記以外にも確か、どこかのお寺でジャズコンサート(しかもロンカーター登場!)というポスターも見かけたように記憶します。

本当に文化を感じさせる面白い街です。

さらに今回、映画館が復活。しかも昭和初期の登録有形文化財のリノベーションです。以前外観だけは見たことがありますが、昔の繊維検査場です。ちょうど

目の前にある繭蔵にはお邪魔したことがあります。この2階には面白い紙芝居おじさんがいらっしゃいました。

映画館はこちら。青梅織物業組合の歴史建築群の中の一つです。

ロビーにはカフェもあります。

ハイネッケンのビンが見えたので、一応訊ねてみましたが、今は販売していないとのことでした、残念!

スタジオジブリの猫の映画を愉しみました。

座席は63席ほどです。

客席もロビーも小屋組みの現しで、木造のトラス構造が見えています。

コロナで大変な時期にもかかわらず、常設映画館を開館する心意気に

大いに敬意を表したい気持ちです。映画館で映画を見る楽しみが

日常生活の中にうまくはめ込まれていくことを願います。

 

 

 

 

 

 

 


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