まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

日本橋高島屋で坂倉準三さんの展覧会を見てきました

2022-02-06 19:10:47 | 建築まち巡り関東 Kanto

日本場高島屋で「建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興ー「輝く都市」をめざして」を見てきました。

この模型は高島屋の和歌山店。前川国男さんの紀伊国屋や、コルビュジエの作品を思い出します。坂倉さんは、実に長い間コルビュジエを師として、彼の事務所にいました。たしか代表作の一つ(だと思う)であるパリ博の日本館の設計も師の事務所で行ったのではなかったでしょうか。実は日本館が展示されていると期待したのですが、そういう展示会ではありませんでした。でも、高島屋や東急の渋谷、新宿西口などを設計するエネルギー、時代の力を感じさせるいい展示だったと思います。監修はここでも松隈 洋(京都工芸繊維大学教授)さん。本当に多方面で活躍されており、私たちに近代建築の巨匠たちとの接点をつくりだしてくれています。

日本橋は私がかつて13年間通ったまち。槙事務所は日本橋通り三丁目、右奥に見えている高島屋の並びににありました。久しぶりにいくと実に大きく様変わり。活力があるということでしょうが、日本橋にいるのか、ソウルの街角にいるのか、わからない様相です。

ついでに日本橋のキリン像も見てきました。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿