まち・ひと・くらし-けんちくの風景-

建築設計を通してまち・ひと・くらしを考えます。また目に映るまち・人・くらしの風景から建築のあるべき姿を考えています。

Bataviaへの忘れ物

2008-10-05 02:04:35 | 海外巡礼 Asia America

Bataviaへスケッチブックを忘れてしまいました。

現地で案内してくれたBrittaさんから全体をコーディネートしてくれたAnthonyさん、鈴木さん経由で私に連絡が来ました。ご親切にも送り返してくれるそうで再会が楽しみです。

BataviaはFox Valley の4つの自治体の一つでメインストリートプログラムを活用した中心部の再生に成功しています。とくに町の中心にある橋のかけかえをめぐってメインストリートのディレクター(最近は地位の向上を目指して、今までのマネージャーという言葉を言い換えているそうです)であるBrittaさんが市と住民の間に入って大活躍をし、その両者から更なる信頼を勝ち取ったとのことでした。

Britaさんとまちを歩くといろんな人が挨拶してきます。商工会議所の会長に続いて建築家のLaneさんも声をかけてくれ、自分の事務所に招いてくれました。そこで私たちは、銅のメッシュでおられた折り紙作品に出会いました。折り紙と行っても人の背丈ほどあるものもあり、軽やかな彫刻作品といった風です。帰りにLaneさんにかわいい豚の作品(10歳だそうです)をもらってしまいました。お礼にメールしたらHi Tokihikoというメールが帰ってきました。沖縄にも彼の作品が在るそうなので、いつか出会えることが楽しみです。

忘れ物をしたおかげで、Bataviaという名が忘れられないものになりました。

 

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高谷時彦記 Tokihiko Takatani

  P1040456Shop in P1040453Batavia      Thanks to Britta and Anthony