山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

男旅 vs 乙女旅 vol.1(天山・作礼山)

2017-11-13 21:12:28 | 佐賀県の山
2017年11月11日(土)晴れ

夫殿とKさんは、若く美しい佐用姫を求めて旅に出ました。

佐用姫伝説
537年、新羅に出征するためこの地を訪れていた大伴狭手彦(おおとものさてひこ)と、美しい豪族の娘佐用姫は恋に落ちました。
しかし楽しい日々は続かず、出兵の日が来ました。
別れがつらい佐用姫は、狭手彦が乗った船を見送るため、鏡山に登ります。
そして、その頂上から遠ざかる船を見つめながら、領巾(ひれ)をつかんで振り続けます。
領巾を降り続ければ、別れ行く相手と再び会える、と言い伝えられていたからです。
しかし、とうとう船は水平線のかなたに消え去ってしまいました。
佐用姫はせめてもう一度船を見たいと思い、呼子まで行き、さらに加部島の天童岳に登って船を追い求めました。
けれど、さすがに見えるはずもありません。
姫は悲しみのあまり、うずくまったまま七日七晩泣きはらして石になってしまいました。

このロマンを男二人に伝えると、二人は居てもたってもおられず旅に出ました。

まず一日目は姫伝説には関係なく、天山と作礼山に登り、呼子でイカ、イカ、イカ、イカ~。
二日目に佐用姫の足取りを逆にたどって、可部島~鏡山~福岡へと帰ります。
(プロデュース・ブログアップbyけいこたん)

11月11日
天山は天川駐車場から。9時30分。
(天川駐車場を見つけるのに、あっち行きこっち行き~苦労したそうです)


歩きやすい道をスタスタと。




もうすぐ山頂ですね。


天山山頂は風が強~~い。
もうじっとしていられないほどの寒さで、ブルブルーーぅぅぅ。


お花も終わりですね。


雨山にも登ったそうです。




駐車場に下りてきて、紅葉をパチリ!


寒かったので、温かいうどんでも食べようとやって来たのが、「道の駅・厳木」
あ、あれは~ ~
佐用姫様、いました!!

Kさん、駆け寄って抱きしめようと、腕を伸ばしたのですが~~。
何故か、姫はぐるりぐるり回っている。
うむ。
「姫よ、回り給うな、狭手彦さまの方向だけを見ておればよいものを」

キッと口を結んで、意志の強い表情をしていますね。
領巾を振るのではなく、船にめがけて投げつけそうな勢いです。


道の駅でお昼を食べたら、次は作礼山に向かいます。
しかしこの作礼山も、登山口を見つけるのに苦労したそうです。
やっぱりテキトーな二人だね、と言いながら~~。

9合目駐車場は広くて気持ちが良く、人も車も結構多かったようです。午後1時30分。
ここで下山してきた人から、東峰に行くと眺めがいいですよ、と勧められました。

わかりやすくて可愛い看板ですね。

紅葉スポットライト。


15分も歩けば、東展望岩。
景色のすばらしさに大喜びして、各自カッコつけのポーズ!




天山もよく見えています。


東峰・権現神社


狛犬のおとぼけ顔が素朴で可愛いね~。
肥前狛犬だそうで、珍しいです。


西峰へはこんなに幅の狭い階段を歩くんだそうです。段差もわずかしかない。
(こりゃ、歩きにくいな~~)


低い鳥居をくぐって~


作礼山山頂(西峰)です。午後2時20分。


ここはポーズ無しで下山します。

みどり池


綺麗ですね。


道を間違えたので後戻りして、中の池、奥がジュンサイ池です。


落ち葉の道が歩きやすくて、けいこたんにぴったりだとさ。


これで本日の山歩きはおしまい。
呼子の民宿「大慶」でイカ、イカ、イカ~~!!
「青春時代」の切ない話で大いに盛り上がって、よい、酔い、酔い~


実は男二人、お酒を飲む前から盛り上がっていたのでしょうか。
カメラの中には、それぞれの裸が写っておりました。
後ろ向きの上半身で、湯気で少しもやっていましたが、当然ご披露できず秘蔵です。

いよいよ翌日は、佐用姫の足取りを逆にたどるということで、男二人、特にKさんのテンションがおかしなことになっていたそうで、乞うご期待!!

私は乙女四人組でこんなところにいました。
大阪城


落語家と行く探検クルーズ
この日は「桂ちょうば」さんでした。
若くてハンサム、面白かったよ。


道頓堀


明日が楽しみ~~。

娘と走る・オリンピックデーラン

2017-11-07 19:27:50 | 観光・他
2017年11月5日(日)快晴

中津市の大貞運動公園野球場で行われるオリンピックデーランに、娘家族と参加しました。
(私は一番下のおチビちゃんと、観客席で応援)

オリンピックデーランはJOC主催の2kmのジョギングを中心としたイベントで、トークショーやスポーツ教室も行われます。
今年は田中和仁さん(体操)や、伊藤華英さん(競泳)はじめ、7名のオリンピアンが参加されていました。

聖火入場


点火…風向きで煙がこっちへ来て見えないよ~。


マックさんも登場して


一緒に準備体操。


いよいよ走ります!!
広い公園内を2kmのジョギングです。
若パパとおチビは走るのが早い、早い。

日頃子育てで忙しい若ママ(娘)は運動不足で、走ること自体がちょっと不安。
そこで父親たる夫殿が娘の伴走です!

フレ~!フレ~!
走れ、走れ!!
私も末っ子おチビちゃんの手を引いて、外へ出て応援しましょう。

若パパとおチビからしばらく遅れて~、
娘と夫殿が見えてきました。


夫殿、嬉しく両手を挙げて~、もうデレデレ~


娘はちょっと恥ずかしそう~。


秋の楽しいイベントでした。

英彦山では下の娘と、オリンピックデーランでは上の娘と、楽しい時間を過ごせて、夫殿は大満足!
もちろん私も大満足。楽しかったーー!!
家族でいい連休を過ごせました。





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娘と英彦山へ

2017-11-06 20:26:47 | 福岡県の山
2017年11月3日(金)快晴

今日は娘と英彦山へ!
来月、下の娘はお友達と屋久島・縄文杉トレッキングに行くという。
羨ましいぞー!屋久島。

娘の足慣らしのため、今日は英彦山に登ります。
夫殿は「よっし、任せろ!」とニンマリ、ニマニマ、超ゴキゲン!
屋久杉を見に行く娘に、修験の山に聳え立つ「鬼杉」を見せてやりましょう。

今日3日は奉幣殿では護摩炊き、高住神社では秋季大祭が行われるので、豊前坊、別所共に登山者や参拝者の車で駐車場はいっぱいでしょう。
鷹巣原駐車場に止めて、ボッカ道~南岳~北西尾根で英彦山の紅葉を楽しむことにしました。


最初の鮮やかな紅色に「わー!いいねー!。」もうワクワクします。


大南神社は私達も初めてでした。


虚空蔵も智室社もパスして、鬼杉まで来ました。
娘は鬼杉の大きさに圧倒されたようです。


娘が驚けば驚くほど夫殿はニヤリと満足。


ここから南岳への登りは急だし、岩場や鎖も出てくるので、母はちょっと「偉そう風」を吹かせようと思っていましたが~~。
娘は臆することなく、ひょいひょい登る。
しかもニコニコ嬉しそう。
若いって、強くてしなやかだねーー。


材木岩と紅葉。
別世界に足を置いたような美しさでした。




美しさの中で、人も金色に染まりそう。


遠くまでよく見えて、


光を受けた斜面の紅葉は輝いていました。


正に絶景!


ずーっと殆ど人に会わず、南岳に到着しました。
お腹もすいたのでここで休憩昼食です。
雑炊を作り、準備してきたおにぎりやおかずも、娘は次から次へとペロリ。
そして、「よかったー!!、ありがとう!」とペコリ。


あれが中岳の英彦山上宮だよ。




綺麗な三角錐は苅又山よ。


さすがに中岳山頂は人が多かったので、休憩だけして北西尾根から下山しました。
枯木立の風景にも娘は感嘆。




午前と午後では紅葉の光り方が違いますね。
「キラキラ」という表現がふさわしかった午前とは違って、午後の北西尾根は柔らかく包まれるようでした。


鷹巣原駐車場から9時前にスタートして、戻ってきたのは3時30分。
紅葉は息をのむほど美しく、よく笑い、よく歩きました。
「ありがとう」とまた娘はペコリ。
夫殿、ニマリ。
屋久島への自信はついたでしょうか。
不思議なほどに行きも帰りも殆ど人に会わず、静かな英彦山でした。
(カメラを向けると、即おふざけポーズをとる母娘の写真は秘蔵です)





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