山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

男旅 vs 乙女旅 vol.2(佐用姫)

2017-11-15 20:16:07 | 観光・他
2017年11月12日(日)晴れ

夫殿とKさんの旅の続きをアップしなきゃ、と思いつつもなかなか進まない。
(写真を見て、想像したり、調べたりですが、あれこれ間違いがあるかもしれません)

前夜、青春話で大いに飲んだという二人は、二日酔いもなくケロッと元気に目覚めました。

今日は待望の佐用姫の追っかけ!

その前に今回は慰安旅行なので、八時ころから呼子朝市へ。


新鮮な魚介類に目が行きます。


イカ干し、ブンブン回し。


観光客用のセリにも参加して、アジの開きをお土産にゲット。


朝市で二時間ばかり遊んで、次は呼子大橋と遊歩橋。


遊歩橋を渡ると、弁天島。
鳥居があるから、これが女島かな。


奥に見えるのが男島、多分。


呼子大橋を渡り可部島へ。
佐用姫が大伴狭手彦の船を追って、最後に登ったという天童岳を目指します。


天童岳は112m。
クモの巣を払いながら進むと、佐用姫様、いました!!

逆光で見えませんね。

ダッシュはKさん!
台の上に飛び乗り、「おおっ、姫よ!」


夫殿も負けじと「姫はわが手に!」


「そなたたちではないっ!」
「狭手彦さまを追っているのです!」

姫は二人には目もくれず、海に向かって領巾を振り続けていました。

Kさん、しょんぼり下山です。


ダルマギクが笑っているよ。


それでもあきらめきれずに、「風の見える丘公園」に行きます。
ここでも佐用姫に会えるからです。

でもやはり~~、
つれない佐用姫様に、Kさんは額に手を当てて嘆いていますよ。


佐用姫が石になったと伝わる望夫石を是非見たいと探し回り、海の方まで下りてみましたが…
見つかりません。
その石は田島神社(右)の隣の佐用姫神社(左)の奥に祀られているということでした。


岩の間に咲いた一輪のダルマギクが寂しそう。


気分を変えて、杉の原牧場へ。




この後、お昼ご飯はうに丼セット。いいなあ~、新鮮で美味しそう!


そして、今日の極めつけ、「鏡山」へ!284m
鏡山は別名・領巾山(ひれふりやま)とも言い、佐用姫が大伴狭手彦の船を追って最初に登った山です。

あちこち探して~


姫がどこにいるのかわからない…
鏡山神社の神主さんに尋ねると、「姫は泣いて、泣いて、泣きはらして、目の周りが腫れているとのこと…」
それはまた気の毒な…
すぐに行って慰めてやりたい…

どこだ、どこだ~~。
あれです!
姫!!


姫、姫~~!


ん? んん??


た、た、確かに泣きはらしたお目目が…

(ごめんなさい、私、思わず笑ってしまって~~)

展望台からは唐津湾?がよく見えたそうです。


Kさんの純情は佐用姫に成り代わって、いつまでも海に手を振っていました。

熱い愛よ、海へ届け~、空へ届け~~。

私は
あべのハルカス美術館で北斎展を満喫していました。
見たかった「雲龍図」と「「雪中虎図」を見ることができて大満足!!


60F天空展望台


男旅と乙女旅、どちらも大満足の二日間でした。

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