山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

風雨の坊がつるテント泊

2019-08-15 17:49:03 | 大分県の山

2019年8月11日(日)曇り

楽しかったけど、思いがけない夜になりました。

二人共7・8月は忙しく、やっとの休みは思い切り遊びたい!
どこへ行こうか?
せっかくテントを買ったのだから使わなくちゃ。
自分たちだけでテント泊をやろう!ということで坊がつるに行くことにしました。
わくわく~~
計画をし、準備をして、天気予報も雨雲レーダーも確認して、楽しみが膨れ上がりました。」

支度をして長者原から雨が池コースでスタート!

二人共、ザックが重い。
水や食料も詰めて、脊梁の時より重さが堪える。
長者原から坊がつるまではコースタイム2時間なので、2時間辛抱すればいいと思いましたが、コースタイムを大幅に超えてよいしょよいしょでした。
でも、久しぶりの雨ケ池を歩くのは嬉しい

さあ、着いたよ! 重かったねー。
一等地のここに我が家を立てましょう!

女子高生かな?10人くらいで来ていて、賑やかですよ。若いっていいね!
手前の黄色いテントが我が家です。

お腹が空いたね。お昼ご飯は冷やしたソーメン。
山友さん手作りのテーブル台で頂く珈琲とココアは格別です!

雨が降り始めましたが、お腹が満たされたので、ちょっとお花散策。
明日は大船山に登るつもりなので、今日は軽く歩いておきましょう。

ミソハギ

サワギキョウ

コバギボウシ

夕飯まで時間があるので、鉾立峠の標識まで行ってみようと歩き始めるも、道は狭くおもしろくないし、雨がひどくなってきたのでUターン。
そうだ!法華院へ行って缶ビールを買わなくちゃ!
雨でもなんでもビール、ビール

テントへ戻って早めの夕食。
夫殿がテントの外であれこれ焼いてくれて、私はお皿を差し出して出来上がったものを頂く。
贅沢ですわー。

雨だけでなく、風もかなり出てきました。

夫殿もテントに入って、飲みなおし。
しまったなあ。本を持ってくればよかった。
あれこれ昔話などして、時間をつぶし、早々に寝ますかーー。

妖しい夜になりそうです。怪しい夜になるのかな。

時間が経つにつれ、雨、風が強くなってきました。

大丈夫かな?

9時前には寝たものの、もの凄い雨風の音で夜中に何度も目覚めました。
台風が近づいてきているのかしら?
天気予報では晴れのち曇りで、てんきとくらすでも大船山はBマークだったのに。

時折り、右から左からブォーンと強い風が吹いてテントを揺らしたかと思うと、バラバラと雨が叩きつける。
二、三度グランドマットの下に風が入り込んで、テントごと吹き飛ばされそうになった。
向かいのテント辺りで「キャ――」「怖い――!」の女性の声が聞こえてくる。
そんな……、喚いてもどうしようもないよ……キャーとか言うなよ。こんな時。
そう思いながら、じっとしてまた寝ました。

「けいこたん起きて、帰るよ」

夫殿の声に目を覚ましたのは朝の4時。
私がのんきに寝ている間、夫殿は強まる風に眠れず、何度もテントの外に出てペグが抜けていないか確認したり、辺りを見回したりしていたのです。
雨風は弱まるどころか強くなっています。大船山には登れそうにもありません。
無理して登ったところで、きっと何も見えないし、危ない。
早々にテントを撤収して帰りましょう。

さようなら、坊がつる。

来た道を戻ります。

トモエソウが、またお出でと言ったような、言わないような。

行きも帰りもザックは重く、肩が痛かった。
テント泊を楽しむべく、折りたたみ椅子や照明、虫よけなどあれこれ詰め込み過ぎたかもしれない。
極小さな焚火ストーブや炭、着火剤まで持ってきてたものー。
反省です。荷物は最小にしなくちゃです。
他にも、天候のこと。よく調べたつもりでも甘かったのでしょう。

それでも仕事や日常生活から解放されて、とても楽しかった。
今から思えばあんな風雨の中のキャンプって、そうそう経験できるわけではない(経験しないのがいいのですが)
アメニモマケズ、カゼニモマケズ、ずっと笑って励ましあってよく遊びました。
外へ出るっていい!
午後からは阿蘇大観峰へ。

阿蘇は快晴だった。

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8 コメント

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残念でしたね (風来坊)
2019-08-16 09:20:19
おはようございます、けいこたん。
11日、鹿児島も変な天気でした…。
大隅半島に遊びに行ったのですが、平地は晴れ、でも、300mほどの峠付近では、霧で、気温も低かったりと狭いエリアでも目まぐるしく変化していました。
くじゅうなら標高も高いので、なおさら予想できなかったと思います。お疲れ様でした。
でも、風雨のキャンプはなかなか体験出来ません(好んで行かないですもんね)ので、貴重だと思います。
荷物、必要最小限は、何度か経験しないとわからないと思います。足りなかったら、不便ですし、多めになってしまうのは仕方ないと思います。
これも経験と思って、次に生かしてくださいませ。
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風来坊さん、こんにちは。 (けいこたん)
2019-08-16 14:41:12
そうですか…大隅半島も変なお天気だったのですね。
優しい助言、ありがとうございます。
山の天気は変わりやすいというのは、このことなのでしょうね。
利尻山の山頂ではスマホが繋がるのに、坊がつるでは圏外でネットで情報を得ることもできませんでした。
携帯ラジオなら聞けたかもしれない、持ってくればよかったと、夫殿が悔やんでいました。
何事も経験ということで、また大きな勉強になりました。
今度キャンプをするとしたら、車を側に止められるところがいいなあ。(^-^)
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Unknown (豊津の信ちゃん)
2019-08-16 17:29:48
こんにちは。
思い荷物を背負って、お疲れ様でした~~
車を側に停められるところ、大賛成です。。。
もう重い荷物を持てなくなりました^^
何事も経験、頑張ってね!!
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Unknown (ひーちゃん)
2019-08-16 17:29:56
あちゃー
けいこたん、こんにちは。
二人だけのテント泊、色とりどりのテントで妖しい夜、、、
重い荷物に耐えた2時間強の道、、、
思い出のキャンプになりましたね。

じゅんパパさん手作りの食事が美味しそうで羨ましい ひーちゃん でした^^
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信ちゃん、こんばんは。 (けいこたん)
2019-08-16 20:18:54
はーい、荷物重かったです。
何しろ肩に食い込んで、痛くて、しまいには首が回らない。とほほーでした。(*_*)
何事も経験ですね。
よい経験を積みたいものです。
楽しい経験がいいですよね。
楽しく頑張ります!(^^)!
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ひーちゃん、こんばんは。 (けいこたん)
2019-08-16 20:27:49
はいなー(-_-;)
重い荷物に耐えたのは3時間くらいありました。
坊がつるへ出て、キャンプ場に行くのに、すごい霧で気付かずに遠回りしていて、後戻りしましたもの。
食事の時、私はテントからお皿を出しては食料を供給してもらっていました。
それは有難く美味しかったです!(^^)!
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Unknown (ふぃずランド)
2019-08-17 22:32:02
こんばんは、テントデビューはなかなかハードな結果でしたね(@_@)
この1週前に坊がつるのテント泊したときは満点の星空に流れ星は二桁はみました。
初回はこんな結果ですが、次回晴れたら喜びも倍になると思うので次に期待しましょうー
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Unknown (1129ky0202)
2019-08-18 06:19:04
ふぃずランドさん、おはようございます!
一週間前に坊がつるに行かれていたのですね。満天の星空、流れ星、いいですね。
テント泊デビューは、5月に往還の会の人達と一緒に行った脊梁の時なのですが、その時は覆いかぶさってくるほどの星空を堪能しました。今回は✖️でした(//∇//)
ふぃずランドさん、ワンちゃんは元気にしていますか。心温かいふぃずランドさんに引き取られたワンちゃんは、幸せですね。
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