山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

利尻山(八合目まで)

2019-07-25 21:51:19 | 九州以外の山

2019年7月19日(金)晴れ

登ってきました! 利尻山!

大きな山でした。花いっぱいの山でした。

 利尻島は、稚内より約20キロ離れた場所にある円形の島です。山が島なのか、島が山なのか、美しい円錐形の利尻山は『利尻富士』と呼ばれ、日本百名山にも選ばれています。また、花の百名山の一つでもあり、九合目上部には高山植物が咲き乱れるお花畑もあります。

是非行ってみたい。日本最北の山へ!

北海道には魅力的な山が数多くあります。
その中で選んだのが利尻山。

なぜ?

険しい岩場などなく、時間はかかっても足を前に進めさえすれば登ることができ、絶景もお花も楽しめる山!
百名山でも、一番最初に紹介されている最北の山です。
カッコいい!是非登りたい!

一年前から利尻山への思いに灯がともり、3月には民宿の予約、飛行機のチケットなどの手続きも済ませました。後はゆっくり計画を練るだけ。

 

7月19日(金)
おはようございます。朝は3時前から起きました。
民宿の側からは今日登る利尻山が見えました。
早朝のこの時間にはっきり見えるのは珍しいそうです。これは幸先がいいかしら?

準備を済ませて、民宿の前に3時55分集合、4時出発です。
朝食代わりのおにぎり弁当も、昨夜のうちにいただいています。

民宿の車で登山口の「北麓野営場」まで送っていただきました。標高220mです。

トイレを済ませ、準備運動をして、いよいよスタートです!4時20分。
外から種子などを持ち込まないために、靴底を洗ってから歩き始めます。

三合目の甘露泉水までは舗装路を歩きました。
静かな朝に、期待がいっぱいでワクワクします。

甘露泉水(下山時にたっぷり味わいました)

晴れてねー、と願いながら樹林帯を歩きます。

コオニユリのオレンジ色が鮮やかです。

たくさん咲いていました。ミヤマセンキュウ

ヤマハハコも山頂までずっとよく咲いていました。

四合目まで来ました。
標識には「野鳥の森」とありますが、本当にその通りで、軽やかな鳥たちの声に、こちらもまだまだ足取りは軽いです。緩やかな登山道です。

単調な道も、お花を見ながら歩くので退屈しません。

五合目までに咲くウメガサソウ
梅の花に似た花が傘のように下向きに咲いています。

 

マイヅルソウはもう実になっていましたが、大群生のようでした。

 五合目に着いたのは5時42分。雷鳥の道標とありますが、雷鳥がいるのかしら?
お腹がすきました。力をつけなくちゃ。
前日に、北海道唯一のコンビニ「セイコマート」で買っていたパンやバナナでゆっくり朝食。

だんだん傾斜も急になり、ゴロゴロ石も多くなってきた。

シュムシュノコギリソウは白と薄ピンクがあり、とても可愛い。
何度見ても立ち止まり、何度もシャッターを押した割にはピンボケばかり。

黄色が目立つハイオトギリ。
直径が2~3センチはありそうで、いつも見るオトギリソウよりも大きいです。

ウラジロタデ

自然を守るための「利尻ルール」
①携帯トイレを使う。
②植物の上に座らない。踏みこまない。
③ストックにキャップをつける。

鴛泊コースには、6,5合目・8.5合目・9合目に携帯トイレブースがありました。
②と③はどこの山でも当然ですよね。

六合目の第一見晴らし台。6時24分
歩き始めて2時間が経っている。 遠くは霞んでいますが、いいお天気です。

海が見えました!

ミヤマアキノキリンソウと思います。

イワギキョウ

本当に岩に咲くのですね。不思議ーー!

胸突き八丁の七合目に着きました。

ここから覚悟が必要かな?と思いましたが、さほどでもなかったなあ。その先がきついですもの。

第2見晴らし台です。

林野庁の人たちが休憩中でした。
何か調査でしょうか。背中の荷物が大変そうです。

ハイマツの中をどんどん進みます。
長官山が見えてきました。まずはあの頂まで行かなくちゃです。

四枚の花びらはゴゼンタチバナ

とうとう、長官山に着きました!!八合目です。7時43分。

ヤッタネ!
利尻富士が目の前です。

カッコいいなあ!
ガスも取れてきました。くっきり!!

もうこれで十分な気もしましたが、利尻山頂はまだまだ先。
山歩きはこれからが本番のようです。
よっしっ! 行くよ!

続きはのちほど~~。

 

 

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