2023/07/31(昨日) 撮影に・・・7月の大雨で西側の土塀が壊れたらしい。
まだ工事中で、いつも使っていた西側の道路は通行止めでした。
防府市周防国分寺は花好きの私にとってはサルスベリとフヨウの花の咲く時期が楽しみです。
11月にはライトアップもあります。
しかしこの寺院は「およそ1200年の歴史と数多くの文化財を有する歴史的価値の高い寺院」なのです。
「全国で唯一天平時代の寺域を保ち『周防国分寺旧境内』として国の史跡に指定されている周防国分寺には
重要文化財の金堂、薬師如来坐像、日光・月光菩薩、四天王立像を含む100体近い仏像、絵画200点、文書1500点
典籍経典8500点などが現存し、他の国分寺が廃寺や移転をするなか、この周防国分寺は現在も創建当初と同じ場所に
そしてほぼ同じ規模で存在している」との紹介があります。
ここ6年間、夏の暑さの中、出かけることができず、花の終わる頃にお参りし、来年こそ・今年こそと思いながら
年月が過ぎてしまいました。昨日のこと、今日は、蒸し暑い日だなとは思ったものの太陽が覗きません。
珍しく今日・明日、予定がない。皆さんのブログにはサルスベリも咲いている!様子を見るだけでも行って来よう!
と…ほんの30分、頑張ってきました。
いつも国分寺のフヨウは、花後に、根元からバッサリ切られております。
剪定されていないフヨウの方が、花期がような気がします。国分寺のフヨウは見ごとに葉ばかりの状態でした。
以下、ほぼ撮影順に並べてみました。
仁王門が見えています。手前は樹齢600年の楠。
サルスベリが咲いていない様子が分かります。
仁王門で。奥に本殿が…
仁王門は、1596年に長州藩祖・毛利輝元さんが再建したものといわれています。
その後、1767年に長州藩7代藩主・毛利重就さんが大改修。それが現在の仁王門といわれています。
本殿迄の参道・境内の両側はサルスベリ・フヨウなどが、迎えてくれます。
奥に金堂が… サルスベリ…少し早すぎましたね・・・
真っ白に咲いていたらねぇ~
金堂(国指定重要文化財)
現在の金堂は、7代藩主毛利重就(しげたか)により安永8年(1779)に再建されたもので、桁行(けたゆき)7間(やく22m)
梁間(はりま)4間(約15m)、屋根を二重とした大きな仏堂である。平面構成・規模や須弥壇(しゅみだん)などに中世以前の様式をよく伝えている。
全国の国分寺の中でこのような大規模な金堂が当初の位置に残っているのは珍しく貴重である。
仁王門の東に駐車場が出来ていました。