ツワブキは中国、朝鮮半島、台湾などに分布している植物で、日本でも広い範囲に分布しています。
日陰にも多く自生。草丈は20㎝~50mほどです。
名前の由来には諸説ありますが、「艶のある葉を持ったフキ」であるという説などがあります。
ツワブキの特徴は何と言ってもその大きな葉ですね。大きさは直径20㎝前後もあり、表面が艶々としています。
鉢などで小さく育てることも出来ます。斑入りなどは寄せ植えにも使われています。
日本庭園の下草やシェードガーデンには良く使われていますね。海辺にも多いです。この艶が潮風から葉を守る
役割を果たしているそうです。
ツワブキを、咲年は投稿していません。我が家のツワブキのお花は何故こんなにいびつに、なるのかと思って
いました。1番大きなツワブキが獅子頭ですが、今年の花をよく 見ると、フリルのある葉とのコンビがピッタリ
でした。他のツワブキの葉は斑入りですが、普通のツワブキで小さく、花もそれなりに、普通のお花です。
ホソヒラタアブ♂(ホバリングもしています。)とずんぐりのナミハナアブ♀が寄ってきています。
ツワブキの育て方
学名:Farfugium japonicum 科名:キク科 属名:ツワブキ属 常緑多年草です 草丈20~50cm
漢字では石蕗・艶蕗と書きます 原産地:日本・台湾です 別名:ツワ・イシブキ・ツヤブキ
冬でも葉が緑のままの常緑多年草なので、緑の少ない冬場の貴重な彩りとして、重宝されています。
日陰でも育ちます。移植後は水を切らさないようにします。植え替えるとしおれてしまい、元気がなくなることが
ありますが、水を切らさないようにしていると2~3日で葉が立ち上がり活着します。
土地を選ばず日陰でも日当たりでも適応しやすい植物です。非常に丈夫で、花の後にできる綿毛の中の種からも
自然に発芽して増えて生きます。病害虫はほとんどないとのことで、難しくありません。
食べることも出来ます。(あく抜きの必要があります)
鉢植えでは大きくなりません。根詰まりを起すと葉に黒い斑点が出ます。新しい用土で植え替え、元気になると
なくなります。
また、やせ地でよく日の当たるところでは、葉は葉やけを起こす場合もありますが、そんなときは肥料を与えると
美しい葉になります。ツワブキの花の開花時期は10月下旬から12月頃です。
強い直射日光や西日は葉が焼けてしまうので、気を付けましょう。
(特に斑入りの品種は、白い部分が茶色くなってしまいます。)
11月15・16・17日の撮影です
キク科 そのもののお花ですね
11月17日 カメラ講座から行った阿弥陀寺のツワブキです