① ""ハリケーン「ドリアン」カリブ海で発生!米国を直撃か?””
2019年08月29日 12時33分
(ハリケーン・ドリアンが発生した(NHC) )

🌀 米海洋大気庁(NOAA)国立ハリケーンセンター(NHC)によると、カリブ海で発達中の熱帯低気圧が、カテゴリー1の勢力を持つハリケーン「ドリアン」になった。ハリケーンは週明けにも米フロリダ半島を直撃する見通しだ。
米国南部を直撃か
(ドリアンの進路予測(NHC) )

今年に入ってから大西洋で発生した4番目のハリケーンであることから、アルファベット「D」で始まるドリアンと命名されたハリケーンは29日現在、プエルトリコの北方沖を時速21キロで北西に向かっている。
中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は、毎秒36メートル(毎時130キロ)と、カテゴリー1の勢力を持っている。NHCの予測では、週末にかけて西インド諸島周辺を北上しながら勢力を強め、週明け2日にもフロリダの東海岸にかなり接近し、上陸する可能性があるとみている。
カテゴリーとは何か?
(台風とハリケーンの強さの表現の違い(JAXA))

ハリケーンは、台風と同じ熱帯低気圧だが、呼び方が違えば、その強さについても異なる基準がある。
🌀 日本の台風は国際基準に従って、中心付近の最大風速を10分間の平均速度をもとに「強い(毎秒33メートル以上)」「非常に強い(毎秒44メートル以上)」「猛烈な(毎秒54メートル以上)」と表現している。👀👂
一方、米国の場合は「シンプソン・スケール」といって1分間を超えて持続する最大平均風速にもとづいて、カテゴリー1から5までの階級に区分している(表を参照)。