【気象庁】 27日23:00分、桜島・降灰予報（定時）

　(全国図)




　(降灰)




(小さな噴石)




　①　桜島・降灰予報（定時）
　　　＊＊（主文）＊＊
　現在、桜島は噴火警戒レベル３（入山規制）です。桜島で噴火が発生した場合には、２８日０９時から１２時までは火口から北東方向に降灰が予想されます。

＊＊（詳細）＊＊
　２８日０時から２８日１８時までに噴火が発生した場合には、以下の方向・距離に降灰及び小さな噴石の落下が予想されます。
　
　時刻　　　　　　　　　　　　火口からの方向　　　　　降灰の距離　小さな噴石の距離
　２８日００時から０３時まで　北東（霧島市福山方向）　１４０ｋｍ　６ｋｍ　　　　　
　２８日０３時から０６時まで　北東（霧島市福山方向）　１４０ｋｍ　６ｋｍ　　　　　
　２８日０６時から０９時まで　北東（霧島市福山方向）　１５０ｋｍ　６ｋｍ　　　　　
　２８日０９時から１２時まで　北東（霧島市福山方向）　１５０ｋｍ　７ｋｍ　　　　　
　２８日１２時から１５時まで　北東（霧島市福山方向）　１４０ｋｍ　７ｋｍ　　　　　
　２８日１５時から１８時まで　北東（霧島市福山方向）　１５０ｋｍ　６ｋｍ　　　　　

　
　期間中に噴火が発生した場合には、以下の市町村に降灰が予想されます。
　鹿児島県：鹿児島市、曽於市、霧島市
　宮崎県　：宮崎市、都城市、小林市、西都市、三股町、国富町、綾町、高鍋町、新富町、高原町、
　　　　　川南町、木城町、都農町、日向市
　

＊＊（留意事項）＊＊
　噴煙が火口縁上３０００ｍまで上がった場合の火山灰及び小さな噴石の落下範囲を示しています。
　噴火発生時、小さな噴石の落下が予想される範囲内では、屋内や頑丈な屋根の下などに移動してください。
　

トランプ大統領(のツイート)が最大リスク、邪魔がなければ上昇!

　指標は買いを示していますが、最大のリスクは"トランプ大統領(のツイート)"です。
12時まで様子をみて"ミニ日経平均先物225"に買いを入れる予定です。
　日経先物、ダウ先物、ドル円の3つが綺麗にシンクロして上昇しています。

　(日経先物)




(ダウ先物)




(円ドル)




　※　トランプ大統領が邪魔なツイートをしなければ、明日(28日)の終値は、100円以上の
　　　上げとみます。従って、イラストは"ウシ"です。

6月26日…ガラパゴス最大のイザベラ島も噴火！(追記)

前回のガラパゴス島の火山噴火化は、下書きもアップしてしまいました。
　今回は、その追記です。

　【hazard lab】

　①　エクアドル沖に位置するガラパゴス諸島のひとつ、イザベラ島が26日噴火し、溶岩が噴出した。ガラパゴス諸島では10日前にもフェルナンディナ島で噴火があったばかりで、エクアドル地球物理学研究所（IGEPN）は、地下のマグマ活動が活発化している可能性があるとして、24時間体制で動向を監視している。

　19の島や岩礁からなるガラパゴス諸島のうち、イザベラ島は4588平方キロメートルの面積を誇る最大の島で、6つの火山がそびえる。

　エクアドル国家防災機関（SGR＝Secretaría de Gestión de Riesgos del Ecuador）によると今月26日夜、島南部のシエラ・ネグラ火山で噴火が発生し、溶岩が噴出。2005年10月の以来、13年ぶりだという。

　②　同国政府の元環境大臣で、現在はガラパゴス諸島選出のロレーナ・タピア・ヌニェス（Lorena Tapia Nuñez）議員によると、火山周辺の住民が全員避難したという。これまでに人的被害の報告はない。

　エクアドル地球物理学研究所によるとシエラ・ネグラ山では、現地時間26日午前中から、火口直下を震源とする火山性地震が相次ぎ、このうち、最大の地震はマグニチュード（M）5.3を観測。

　ガラパゴス諸島では今月16〜17日にかけて、イザベラ島西方沖のフェルナンディナ島で大爆発があったばかりだ。ナスカ・プレートの西部に乗っているガラパゴス諸島は、現在のフェルナンディナ島の地下深くに位置するマグマの噴き出し口の火山活動によって形成された島々だと考えられており、研究者の間では「ガラパゴス・ホットスポット」と呼ばれている。

　ナスカプレートは年間数センチずつ南東へ移動しているため、形成された島々も南東側から西に向かっていくほど新しい島になっていることから、西側の島ほど噴火活動が活発だ。

　エクアドル地球物理学研究所は「溶岩の流れは、ウミガメやイグアナ、カツオドリ（コパネウ）、ペンギンなどが生息するエリザベス湾に向かっている」として、今後、噴火がさらに激化するおそれがあるとして警戒を呼びかけている。


(イザベラ島で噴火 )




(ガラパゴス・ホットスポットが活発化)




(地球観測衛星)

27日15:34分、新燃岳で噴火・噴煙は２２００ｍまで上昇!

(霧島山・新燃岳)




　　"火山名 霧島山（新燃岳）"
火山の状況に関する解説情報 第９３号
平成３０年　６月２７日１６時００分　福岡管区気象台　鹿児島地方気象台

＊＊（見出し）＊＊
＜火口周辺警報（噴火警戒レベル３、入山規制）が継続＞
　本日（２７日）、１５時３４分に新燃岳で噴火が発生しました。

＊＊（本　文）＊＊
１．火山活動の状況
　本日（２７日）、１５時３４分に新燃岳で噴火が発生しました。噴煙は火口縁上２２００ｍまで上がり、北東に流れました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は確認できませんでした。
　新燃岳で噴火が発生したのは２０１８年６月２２日以来です。


２．防災上の警戒事項等
　弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口から概ね３ｋｍまで、火砕流が概ね２ｋｍまで達する可能性があります。そのため、火口から概ね３ｋｍの範囲では警戒してください。
　風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石（火山れき）が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
　２０１１年と同様に爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
　地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
　なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

　火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。 

 ＜火口周辺警報（噴火警戒レベル３、入山規制）が継続＞

【気象庁】27日、天気予報・分布予報・気象衛星を合わせて見る。

　3枚の全国図を見て頭の中で、立体的と言うか総合的というか合成して見ると
　3Dではありませんが、何となく面白いです。

　(天気予報図)




(分布予報図)




(気象衛星写真)19:50