ハイデルベルク旧市街
数年前のことですが、過労とストレスで不整脈なり、カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)をやることになりました。
手術前の説明では、リスクも高そうので何時もは冷静に振舞うのですが、内心かなりの
不安を覚えて入院しました。
手術の前に多くの検査があり、一人部屋でテレビを見ているのもつまらないので、
NHKのドイツ語のテキストを持って行っていたので、それを音読していました。
丁度、その時にオペの担当主治医が部屋に回診に来て、
「平さんは、ドイツ語の勉強をしているの?」と聞かれたので、
「趣味で少しやっています。」と答えたら、
「僕もドイツのハイデルベルクに留学していたから懐かしい」ということで、
暫くドイツのあれこれについて話をしていました。
その後も心電図のP波とS波の違いとか、オペについても懇切丁寧に説明して
くれるようになりました。これもドイツ語のおかげと嬉しい思いをしました。
後でハイデルベルク大学を調べたらもの凄い大学で、先生も日本のカテーテルの
オペで2年連続で最多の手術をして成功率も高い優秀なDoktorであることを知り少し
安心しました。
① カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)は、1980年代初めにアメリカで治療が開始され、対象となる不整脈のしくみ(メカニズム)が解明されたこと、カテーテル(焼灼用の管)の進歩により、現在は日本でも急速に普及しました。
治療は局所麻酔下でカテーテルという直径2mm位の管を心臓内に挿入して、不整脈のもととなる異常な部分に高周波電流を流し焼灼を行います。外科的な手術に比べて患者さまの体への負担が少ない治療です。
② ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク
(ドイツ語:Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg、ラテン語: Universitas Ruperto Carola Heidelbergensis)は、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州ハイデルベルクにある総合大学。1386年創立でドイツ最古の大学。通称はハイデルベルク大学。
※ ハイデルベルク医学部 (Medizinische Fakultät Heidelberg)
ハイデルベルク旧市街郊外にあるイム・ノイエンハイマー・フェルト地区にある。隣接する ドイツ癌研究センター (DKFZ) と多くの共同研究を実施している。
医学(国家試験)、歯学(国家試験)、ヘルスケア(専門職)、医療情報学(ハイルブロン専門大学情報学部との協同)
③ ハイデルベルグと言えば、王子と居酒屋(?)の娘との悲恋物語がありました。