落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

彫師の恋

2007年07月14日 | movie
『TATTOO 刺青』

すごくマジメに丁寧につくられた、台湾映画らしい映画。おもしろかったです。ちょっと長かったけど。
ぐりは実をいうと刺青やピアッシングってあんまり理解できない。なんでそんなことせんといかんのか、感覚的にわからない。だからこの映画も理解できるか自信なかったんだけど、大丈夫、すっごいきちんと人が刺青を彫る意味(の一端)を説明した上で、そこへ物語を肉付けしてある。だからといって説明的に感じるところはない。やたら丁寧すぎて冗長に感じる部分もないこたないけど。
楊丞琳(レイニー・ヤン) と梁洛施(イザベラ・リョン)はホントに役にハマってて、とくに楊丞琳の方はとてもこれがデビュー作とは思え?ネいなりきりぶり。かわいかったあ。
梁洛施の父がなぜ日本人という設定なのかがよくわからなかったのと、潜入警官(謝秉翰シェ・ビンハン)が楊丞琳の生別れの兄のよーに見えて仕方がないのにそこは解明されないまま終わったのが消化不良といえば消化不良でしたです。

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