『余白の愛』 小川洋子著
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4122043794&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
小川洋子特集。
こないだもっと新しいのを読もうと書いたけど、いっしょに借りてたのでもっと古いのも読むことに。
ヒロインは24歳の主婦。突発性難聴の治療中で退院したばかりのある日、健康雑誌の座談会で速記者のYに出会う。美しい指で言葉をよどみなく紙に書きとめていくYにヒロインは惹かれ、癒されるようになっていく、とゆーフェチ小説ですな。これは。指フェチ・耳フェチ・記憶フェチ(あるいは言葉フェチ)。
テーマがフェティッシュであるだけに描写が繊細なわりに抽象的なところに味はあるんだけど、やはりストーリーに起伏がほとんどなく、展開も結末もすべてがみえみえなのはどーなんでしょーねー?
誰がどこでいってたか忘れたけど(滝汗)、この人「女流作家版・村上春樹」ともいわれてるらしーっすね。それすごいわかる。とくにこの作品は顕著です。村上作品によくでてくる「離婚した主人公の元妻」って小川作品のヒロインと同一人物だったりしないかな?ってくらい、文体のトーンや人物設定の傾向がよく似ている。
ただしこの作品の女くささはスゴイ。くらくらするくらい女くさい。いいのこれ?ってくらい。不快ではないけど気になるな。
あとぐりは突発性難聴はなったことないけど、聴覚過敏症にはなったことがあって、当時かなり激しい耳鳴りに深刻に悩まされた経験があり、読んでいる間その耳鳴りを迂闊に思い出さないように強く意識しなくてはならなかったのが、しんどいっちゃしんどかったです(笑)。
まあいちーちそんなこといってたら本も読めないし映画も観れないし、どこへも行けないし何にもできゃしませんけどね。
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小川洋子特集。
こないだもっと新しいのを読もうと書いたけど、いっしょに借りてたのでもっと古いのも読むことに。
ヒロインは24歳の主婦。突発性難聴の治療中で退院したばかりのある日、健康雑誌の座談会で速記者のYに出会う。美しい指で言葉をよどみなく紙に書きとめていくYにヒロインは惹かれ、癒されるようになっていく、とゆーフェチ小説ですな。これは。指フェチ・耳フェチ・記憶フェチ(あるいは言葉フェチ)。
テーマがフェティッシュであるだけに描写が繊細なわりに抽象的なところに味はあるんだけど、やはりストーリーに起伏がほとんどなく、展開も結末もすべてがみえみえなのはどーなんでしょーねー?
誰がどこでいってたか忘れたけど(滝汗)、この人「女流作家版・村上春樹」ともいわれてるらしーっすね。それすごいわかる。とくにこの作品は顕著です。村上作品によくでてくる「離婚した主人公の元妻」って小川作品のヒロインと同一人物だったりしないかな?ってくらい、文体のトーンや人物設定の傾向がよく似ている。
ただしこの作品の女くささはスゴイ。くらくらするくらい女くさい。いいのこれ?ってくらい。不快ではないけど気になるな。
あとぐりは突発性難聴はなったことないけど、聴覚過敏症にはなったことがあって、当時かなり激しい耳鳴りに深刻に悩まされた経験があり、読んでいる間その耳鳴りを迂闊に思い出さないように強く意識しなくてはならなかったのが、しんどいっちゃしんどかったです(笑)。
まあいちーちそんなこといってたら本も読めないし映画も観れないし、どこへも行けないし何にもできゃしませんけどね。