ちよ馬券、今週は待ちに待った競馬ファンの祭典日本ダービーだ。
東京競馬場3歳芝2400mで行われる。
昨年の記念すべき第80回日本ダービーでは、武豊のキズナが後方一気のまくりで優勝を飾った。
さて、今年はどんなドラマが待っているのか・・・。
その前に、皐月賞で逃げて3着に粘った7ウィンフルプルームの出走取り消しが発表された。
今年の注目馬は、イスラボニータとレッドリヴェールだ。
皐月賞馬イスラボニータが、果たしてダービーを制して二冠馬になれるか。
同時に、蛯名正義は待望のダービージョッキーの仲間入りが出来るか。
桜花賞2着レッドリヴェールが、ウオッカ以来の牝馬ダービー制覇を成し遂げられるか。
牝馬の福永と言われる福永祐一は、牝馬でダービーを制し父洋一を越えられるか。
他にも、皐月賞ではイスラボニータの末脚に屈して2着だったトゥザワールドの巻き返しはあるか。
川田将雅は、勝ってクラシック完全制覇を最年少でやってのけるか。
これまでダービー2着4回の橋口弘次郎調教師は、ワンアンドオンリーで長年の無念を晴らせるか。
青葉賞を脅威の末脚で制したショウナンラグーンは、「青葉賞馬はダービーを勝てない」というジンクスを破れるか。
ダービーと言えば武豊で、皐月賞では11着に惨敗したトーセンスターダムをいかに捌くか。
レース前から、想いは次々と湧き上がり切りがない。
そろそろ、私の夢を・・・。
ダービーの勝者は、1頭そしてこの1頭だけ・・・2ワンアンドオンリーだ。
7ウィンフルプルームの取消で、おそらくスローで流れ瞬発力勝負になる。
皐月賞では4着も、勝った12イスラボニータより上がりは0.3秒速かった。
広い東京コースの東スポ2歳S(1800)でも6着ながら、勝った12イスラボニータより上がりは0.4秒速かった。
今度は距離が伸びるので、自慢の豪脚が炸裂して12イスラボニータを捕らえると見る。
皐月賞と同じく内枠になってしまったが、横山典弘はインでじっとがまんして弾けるはずだ。
相手は・・・。
4連勝中で二冠をめざす12イスラボニータは、前々走共同通信杯(1800)では上がり33.2秒を披露している。
蛯名正義のプレッシャーだけが心配だ。
皐月賞2着で雪辱を期す5トゥザワールドは、好位からの差しが武器で絶好の枠をゲットした。
青葉賞(2400)を上がり33.8秒で勝ち上がった6ショウナンラグーンも、東京コースでは脅威の末脚を使える。
京都新聞杯(2200)で勝った11ハギノハイブリッドも、2着だった1サウンズオブアースより上がりが何んと0.6秒も速くこれは致命的な差だ。
6戦すべて連対している18ワールドインパクトは、うち4戦が2200m以上で長距離を意識している。
最後のチャンスプリンシパルS(2000)を勝った10ベルキャニオンは、共同通信杯では12イスラボニータの上がりを上回る33.1秒だった。
牝馬16レッドリヴェールは、新潟2歳Sで12イスラボニータに大勝したハープスターを阪神JFで下している。
体重減だけが心配だが、福永祐一で十分勝負になると見る。
武豊の17トーセンスターダムは皐月賞11着は負け過ぎだが、ダービー5勝の豊マジックに賭けて押さえる。
最後に、若葉Sで7ウィンフルプルームや1サウンズオブアースに上がり勝負で何んと1.0秒差で圧勝した4アドマイヤデウス。
あなたの夢は何んですか・・・私の夢は2ワンアンドオンリーです。
結論
三連複軸1頭流し 2-4・5・6・10・11・13・16・17・18 36点
レース後、結果追記する。
結果追記
真夏のようなカンカン照りの暑さの中、スタートが切られる。
驚いたのは、2ワンアンドオンリーの横山典がスタート良く好位に着いたことだ。
12エキマエがハナに立ち、武豊の17トーセンスターダムが2番手。
1番人気の12イスラボニータが3番手で、それをマークするように2ワンアンドオンリーは5、6番手を行く。
この時点で、2ワンアンドオンリーの勝利を確信した。
この位置なら直線勝負で追い上げて行くロスはなく、12イスラボニータと真っ向勝負が出来るからだ。
レースは、ハナに立っていた12エキマエが欅の手前で下って行き競争を中止する。
自動的にハナに立ったのは17トーセンスターダムで、そのまま先頭で直線に入る。
17トーセンスターダムに、まだ持ったままの12イスラボニータが並び掛ける。
2ワンアンドオンリーも伸びてきて、14タガノグランと18ワールドインパクトもほぼ横一線に並んでくる。
あと200mを切ると、思ったとおりイン12イスラボニータと2ワンアンドオンリーの叩き合いとなる。
2ワンアンドオンリーは瞬発力勝負では絶対負けないという想いがあり、なぜか冷静に見てられた。
そのとおりに2ワンアンドオンリーは、豪脚を披露して12イスラボニータを3/4馬身押さえて優勝した。
2ワンアンドオンリーは、父ハーツクライ(2004ダービー2着)の雪辱を果たした。
好位に着けて末脚勝負に持ち込んだ横山典のファインプレーで、横山典は2009ロジユニヴァース以来2度目のダービージョッキーとなった。
再来年定年という橋口弘次郎調教師は、20回目の挑戦で念願のダービー制覇を成し遂げて感無量だろう。
12イスラボニータが2着となり、蛯名正は一昨年フェノーメノに続く2着で45才22回目の挑戦でまたしても涙をのんだ。
ここまでは本当に予想がズバリ、肝心なのが3着争いで・・・。
伸びてきたのは、インから3マイネルフロストと先頭争いをしていた14タガノグランだった。
外からようやく5トゥザワールドや6ショウナンラグーンも追い上げるも、分が悪い。
3着はインを伸びた12番人気の3マイネルフロストで、14タガノグランが4着だった。
3、4着馬はどちらも買ってなく、2ワンアンドオンリーの最高潮から奈落の底に落とされた。
3マイネルフロストは毎日杯を勝っていて、毎日杯とダービーは相性抜群だったが・・・あとの祭。
2番人気の5トゥザワールドはスタートダッシュがきかず後方からとなり5着が精一杯で、6ショウナンラグーンは最速の上がり33.9秒で追込むも6着。
牝馬16レッドリヴェールは、当日-8kg体重410kgで健闘むなしく12着に惨敗。
武豊の17トーセンスターダムは、ゴールした中では最下位の16着・・・直線内ラチに衝突して大失速したそうだ。
ダービー制覇したワンアンドオンリーと横山典弘騎手は、何と2月23日の同じ誕生日でまさしく人馬一体だった。
これで驚いてはいけない前田幸治オーナーも同じ誕生日だそうで、ここまで来ると運命的な繋がりを感じる。
さらに、皇太子殿下がダービーを観戦されたのだが皇太子殿下も誕生日が2月23日だそうだ。
将来2月23日は祝日になるわけで、祝日の度にワンアンドオンリーのダービーを想い出すのだろうか。
馬券は3着が抜けてハズレた、喜びが爆発するのはいつになるやら。
三連複 2-3-13 27,470円 ハズレ
GⅠは続く、次回は安田記念だ。