金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

ぐったり

2018年06月25日 20時42分43秒 | 日々あれこれ
お帰り・・・


いつもバリのガソリンを入れる隣りの市のGS。
「よかったね、友達ができて!」って言いつつ
坊守がlineの友だち申請をしてくれていました。

そのGSから初めてのクーポンが届いていました。

それを使うことができるのは明日から、
なので、かなり迷ったものの
もう結構メモリが減っていたために
今日、ついでに入れてきました。

最近、バリの給油口の蓋が開かないのです。

毎回、焦りつつワチャワチャしていると何とか開くのですが
かなり不安を感じます。

これがウチの近場だとどうにでもなるのですが
県外とかでって思うとしんどくなります。

速めの給油をしとかんといけんねって案じてくれる坊守。

距離も年数も長き付き合いですので
そこかしこにバリも不安を抱えてきます。

そんな状態の中で一生懸命に支えてくれる、
そんな温もりを感じつつ

擦りつつ帰ってきました。


愛する人の闘病の姿を教えてくださいます。

大きな病の中で疼き、痛みに耐えられる。
痛み止めを飲みながら
一生懸命に耐えられる。

「お母さん、薬を飲んだ時間を書いとかないと・・・」
「そうだね」

その薬を飲むと少しは楽になるのでしょう、
でも、
それだけその薬もキツイ薬なのかもしれません。

何日なのか、
何時間なのか、

また、来るべき苦しみを見つめながら
この今を生き抜くのでしょう。


コイツにおいては
腹にドスグロイものを抱えてっていうのは分かるのです。
でも、
どんな状態になっているのかなんて知る由もないのです。

なんとなく
どこか不具合があるのだろうなってくらいは
感じるような気もせんでもないのですが
如何せん。
まっいいかって見つめようとしない愚かさ。

病むことになれば病めばいいのですが
疼き、痛みっていうヤツだけは取り除いてほしいよな~って
勝手ばかり。

辛いですよ、疼き、痛み・・・

コイツのように
ダマシダマシで生きれる程のそれらなのならいいのですが・・・


病むこともしんどいのですが
その姿を見せてしまうと
穏やかな顔までも曇らせてしまうこともしんどいのです。

心配かけて申し訳ない・・・

でも、一緒にいて下さる温もりのお陰で
今日も生かさせていただきました。

ありがとうございました。
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愛してる

2018年06月24日 21時59分31秒 | 日々あれこれ
恥ずかしげもなく・・・


ご縁いただくといろんなことを考えます。
ホントにいろんなことを。

なかなか一心不乱にはなれません、コイツ。

ご縁のお方であったり
そのご親族であったり
コイツの家族のことであったり

本当にいろんなことを思います。


そんな思いを胸に話させていただくコイツの法話には
「愛する」ってフレーズが多く出ています。

ま~、このひと言においても
自己愛だの
迷いだのって言われる言葉ですから
大切に話さなければいけないのでしょうけど

コイツにおいては「愛する」は愛するなのですから・・・

何にも躊躇することもありません、
その思いいっぱいを話させていただくことです。

時に涙し、
時に笑い、

その時感じた想いと重ねつつ
コイツの「愛する」ものを語っていることです。


コイツの語る「愛」なんて
ドロドロ仕切ったような愚かなものなんでしょうけど

でも、何事があろうとも決して離れない
阿弥陀さまの「真実の愛」

有り難いです。


幼子と共にお参りになった若き両親。

長いお勤めの間中
代わりばんこに幼子を抱っこしながら
阿弥陀さまの前。

ギューって抱きしめながら
背中をトントン叩きながら

一生懸命に「愛」を伝えておられました。


なんとその子の安心なこと。

安心してグズルことができるしあわせ・・・


コイツもその「愛」の中でした。
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明日には

2018年06月23日 21時17分32秒 | 日々あれこれ
会えるね・・・


昨日のこと、
「明日来られるのですね、楽しみだね~!」って。

そう言いつつ、
微笑む坊守の顔。


「ご縁」ってよろこんで下さる。
そんなことすらも思っていなかったのに
阿弥陀さまの前に座るご縁のおはたらきに気付き

悲しきなかでも
よろこびの今をおっしゃる・・・

そんな会いたいお方です。

お陰で、穏やかな優しきひと時をいただきました。

うれしかったな~・・・


ご縁に会ったよろこびを仰るお方もいれば
ご縁に会う前に
否、もう既にあっているのに
そのことも気付かずに
グダグダに終わることもある。

グダグダ・・・

そんな中でも
ちっちゃな可愛い女の子が
モミジみたいな手を
コイツにあわせて手を合わせてくださる。

その姿が、

あ~・・・
ご縁に会ってるんだねって
ウダウダグダグダを穏やかに変えてくれる、

そんなひと時。
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「」

2018年06月22日 19時41分37秒 | 日々あれこれ
春眠し・・・


なんででしょうね、
兎に角、眠くて眠くて
ボエ~ってしているといつの間にか眠ってしまいます。

テレビ点けても
同じような話題を繰り返す。

テレビ大好きのコイツでも消すくらいですから・・・


新聞を読んでいますと
俳句甲子園予選でこんな句が出されたという、

「 」春眠し

読めますか?

かぎかっこ かぎかっことじ はるねむし

って読むのだそうです。

へ~っ!
俳句って言われても全然興味のないコイツ。

ま~、しかしなんにも興味のない人間でして、コイツ。

そんなコイツでも
上手いよな~って思いました。

少なくともコイツには響いたことでした。

春のゆっくりとした時間、
何もしない空白の時。

春眠しの状況が、「 」に出てるよな~。

ま~、中には読めないものをって
批評された方もおられたって書かれていましたけど。

コイツならセンスも何もあったもんじゃないですから
絶対、「ボエ~」なんて入れて表現するんでしょうね。


約束事があるとしんどいですけど
自分のもっている
「らしさ」って大切にしたいです。

だからって
「 」の連続も困ったものです、コイツ。
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涙の痕

2018年06月21日 19時56分11秒 | 日々あれこれ

その涙の向こうに・・・


坊守の法話が大好きです、コイツ。
ホンワカと包んでくれる
その言の葉とリズム。

いいもんです。

先日聞かせていただいた、「でんでんむしの話」
でんでんむしの殻の中には
悲しみがいっぱい詰まっているっていう話。

今度、でんでんむしに聞いてみよう、
きっとこう言うよ、

「あなたもそうでしょう・・・」って。


時計草の茎にいるかたつむりを
坊守がよく写真に収めています。

今日、ボエ~って見ていると
ん~~~っ!

結構いるよな~って
あっちこっちの茎に
大きいのやら小さいのやら

ホンで葉が育たないのかな~ってひとりブツブツ。

ここぞとばかりに聞いてみました、
「その殻には悲しみが詰まっているのか・・・」
「お前が聞くか・・・」って言われたように感じた。


年の所為でもないのでしょうけど
本当に涙もろくて、
映画見てても
ちょっとしたCMでも
ウルウルしてしまって
時には涙頬伝うほど・・・


生きているといろいろでして、
えぐり取られ
切り刻まれるような
痛み、悲しみ、切なさ・・・

それに耐えるように
歯を食いしばり
溢れ出す涙。

幾筋の痕、痕、痕・・・

それを拭いては微笑みに変え
さあ!って。

でもやっぱりその痕は薄っすら残っていて・・・

きっと、知らないところで拭っているのでしょう。

どれだけしんどい思いをさせるのかって
申し訳なさいっぱい。


チットは
涙の痕に
自分の人生を重ねんといけんよな~。






夏至の夕空・・・



このこころを覆いつくすしんどさをちょっと拭うと
優しい微笑みがず~っとここに、

いま、ここに・・・

また、悲しみや諸々を抱えながらも
靴紐結び直し

立ち上がろう!
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