ホ～ホ～ホ～

恥ずかしがってるよ・・・


今日も暮れたねって
坊守と夕闇を見上げつつ。

二人の愛しき子どもを思います。


向かいの神社の山から聞こえてきます、
「ホ～ホ～ホ～・・・」って。

単純なコイツですから
「フクロウかな～、珍しい気がするね」
「エ～、ミミズクかな～・・・」って坊守、
向かいの山を見上げつつ呟く。

鳴くのを止めたミミズクに
「恥ずかしがってるよ」って坊守。


ミミズクにも
ほのかな明かり灯るこの窓辺が見えるのでしょう・・・

時に
笑い、泣き、怒り・・・

そんなコイツと坊守の日常も。


いつでも帰っておいでよ、
そんなこと思いつつ、

日が暮れます。