その涙の向こうに・・・
坊守の法話が大好きです、コイツ。
ホンワカと包んでくれる
その言の葉とリズム。
いいもんです。
先日聞かせていただいた、「でんでんむしの話」
でんでんむしの殻の中には
悲しみがいっぱい詰まっているっていう話。
今度、でんでんむしに聞いてみよう、
きっとこう言うよ、
「あなたもそうでしょう・・・」って。
時計草の茎にいるかたつむりを
坊守がよく写真に収めています。
今日、ボエ~って見ていると
ん~~~っ!
結構いるよな~って
あっちこっちの茎に
大きいのやら小さいのやら
ホンで葉が育たないのかな~ってひとりブツブツ。
ここぞとばかりに聞いてみました、
「その殻には悲しみが詰まっているのか・・・」
「お前が聞くか・・・」って言われたように感じた。
年の所為でもないのでしょうけど
本当に涙もろくて、
映画見てても
ちょっとしたCMでも
ウルウルしてしまって
時には涙頬伝うほど・・・
生きているといろいろでして、
えぐり取られ
切り刻まれるような
痛み、悲しみ、切なさ・・・
それに耐えるように
歯を食いしばり
溢れ出す涙。
幾筋の痕、痕、痕・・・
それを拭いては微笑みに変え
さあ!って。
でもやっぱりその痕は薄っすら残っていて・・・
きっと、知らないところで拭っているのでしょう。
どれだけしんどい思いをさせるのかって
申し訳なさいっぱい。
チットは
涙の痕に
自分の人生を重ねんといけんよな~。
夏至の夕空・・・
このこころを覆いつくすしんどさをちょっと拭うと
優しい微笑みがず~っとここに、
いま、ここに・・・
また、悲しみや諸々を抱えながらも
靴紐結び直し
立ち上がろう!