金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

木登り住職

2016年09月02日 19時24分43秒 | 日々あれこれ

単純・・・


昨日のこと、
娘のブログを読むと懐かしく
思わず電話しました。

往生されている義父の夢を観たという。

名も知らぬ駅で祖父に会う。
「疲れているんだろう・・・」
そう言いつつ重たい鞄を持ってくれる。
駅を出ると懐かしき祖父の愛車、
自分も運転しているんだと話す、
「きっと、ジイより上手で!」って。

微笑む顔が見えるようです。

よく世間でそういった夢を見ると
その人に引っ張られて亡くなってしまう、
なんてくだらないことを言う人がいる。

しょうもないことを・・・

娘曰く、
「続きを観たかったし!
 もっと一緒にいたかったし!」
「だよね!」

娘が精神的にもしんどい思いをしているのを思って下さるのでしょう、
「一緒にいるからな!」
そう思うとなんと心強いことか・・・

「悲しみはすべて
 オレに預けて
 今は預けて」    矢沢永吉「MARIA」


坊守に後ろ押しをいただいて参らせていただいた昨日。
坊守や娘、ご門徒に褒めていただき
こんなことでも、
こんなコイツでも、ってうれしかったのです。

単純ですから今日もお参りさせていただきました。

今日は事務的なことをしようと心に決めていただのですが、
何とかもおだてりゃ木に登るってことで
本当に素直に木に登っているコイツがいたことです。

家を出るのが遅かったのでギリギリ・・・か。

でも、松山への道のりは大好きな道。
心地よく、優しく、切ない・・・
そんな曲を聴きながら
飛ばすこともなく
ゆったりと走らせたことです。

お勤め15分前到着。

布教使大会ですので他にされる方がいらっしゃればお聴聞させていただこうと
私服でお参りしました。

参加者が少ないので出講してくれとのこと、
さあ、急ぎ着替えるものの
さて、法話は・・・

バリの中でも気持ちよく歌っていたので法話のことは・・・

何もないので
恥ずかしげもなく日常のコイツをさらけ出してきました。
こうしてお味わいすることしかできないので・・・

今日できる、精一杯のところです。


一日、いろんなことがありますね。

いつも、フッと思うのです。
さらけ出すコイツの日常は恥ずかしいことばかり。

でも、そんな日常ですけど
愛する坊守や子どもたちに
「えらかったね~!」って言ってもらえるような人生でありたいです。

何の力もないですけど・・・
ひたむきに・・・

ただ、ひたむきに生きていこうって・・・


帰り道の空は、すっかり秋の空でした。

そんな爽やかな空の下、
心地よく支えてくれる愛車バリ。

往くときに帰り道に見んといけんって思っていたのですが
ちょっと過ぎてしまいました、



160004キロ!

まだまだ、これからこれから!


バリもえらかったね~!
これからもよろしく!
コメント
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