金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

職人

2015年11月25日 18時55分11秒 | 日々あれこれ
爽やかだよな~・・・


いよいよ寒くなってきたか~って感じです。
北海道の方では66センチ積もったとか。
前日まで雪不足でスキー場もオープンできないとか言っていましたが、
極端ですね。
寒暖の差が酷いので身体がついて行きません、コイツ。

寒いの苦手ですから天気予報を見ては身構えます。
先日、ネックウォーマーなるものを買っていただきました。
息子のがある筈って坊守が探してくれていたのですが出てこなかったので
買っていただいたことです。
今日、初登場。
これが温いのです。
もっと早くにすればよかったって思う程。
これに裏にモコモコが付いたパーカーを組み合わせることをイメージすると
いいね~、これでこの冬勝負できます。

かなり以前、キムタクのドラマを再放送で観ました。
ドラマ名も共演者も忘れているのですが
美容師さんの話だったと思います。
身体の弱いきれいな女性とのラブストーリー、だったと思います。
話の流れもどんな女優さんかも覚えていませんが
エンディングがもの凄く印象的だったのです。
と言いながらも合っているやらどうやらいい加減ですけど・・・

海岸沿いにあるチッポケなパーマ屋さん。
小さな女の子の髪をセットしてやるキムタク。
その接し方がもの凄く爽やかだったような印象が残っているのです。

これぞ職人って感じの・・・


原チャリのねじ切ったミラーをどうしたものかず~っと考えていました。
結局、そこを直さなければ風防も付けることが出来ません。
かといってそこのパーツを替えるほど乗るのかと言えば・・・
風防、勿体ないけど、もう諦めるか・・・
100円ショップで買ったミラーでこのまま乗り続けるか・・・
気分が変わってこれはこれでいいのですが・・・
まっ、それでもバイク屋さんに持って行って聞いてみよう!
ってことで息子のお下がりのダウンジャケットを着こんで行ってみました。

バイクショップってあまり用事がないので馴染みのところがありません。
宇和島で思い付くところが2,3か所あるのですが
国道沿いにあるお店は
以前、オイル交換に行って定員の態度のなってなさにムカムカしたことがあり却下。
町中にある古いお店に行ってみました。

「すみませ~ん、ミラーのネジをねじ切ってしまって穴が詰まっているのですが
 何か方法がありますでしょうか?」
同年代ぐらいの店長(?)さんでしょうか出てこられて、
「あ~・・・どうされてたんですか?」
「自分で風防を付けようと思ってミラー外してたんですけど
 右ミラーは反対方向に回すの知らなくてこんなになってしまいました。」
「そうですか・・・」

つぶれた穴を擦りつつ工具箱からドライバーと金槌を取り出し
時計周りの方向に優しくコンコンとドライバーを打ちます。
「は~、なるほど~!そんなやり方があるんですね~」って感心しきり。
あっという間に埋もれていたネジの部分が出てきました。

「ありがとうございました。御幾らですか?」
「あ~、いりませんよ。あまり自分で構わずにプロに任せた方がいいですよ」ってニコリ。

あ~、爽やかな人だな~って感動。

コイツなら幾らにしようって考えるだろうに・・・
嫌ですね~、コイツ。
どこまで汚いんだって思ってしまいます。

それよりも大事に乗ってやってほしいって思いが感じられました。
あの場面でキムタクが優しく少女に接するように
そんな優しさを頂いた冬の空の下。

風防、付いてないけど
心温かで帰ってきたことです。
コメント
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