金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

身震い

2015年11月04日 23時13分27秒 | 日々あれこれ
あんたに・・・


年に一度のお取り越し、
ご門徒のお宅、それぞれでご縁を頂いています。

お宿の準備って大変なご苦労、心労をさせるようで・・・

そのお陰で今年もお取次ぎをさせていたけました。
中にはその大変さがしんどいのでしょう、
出来ないと言われるお宅もあります。
高齢化の今ですからご無理は言えないのですが
それでも何とか今日も・・・

食事もお茶も何もいりません。
お仏壇だけお貸ししていたでければなんとか御法座を勤めさせていただけます。

何とか・・・

難しいです・・・現実。


折角のお取り越しなのですが
重ねて宗門の「十年計画・宗門総合振興計画」の説明、寄付のお願いをさせていただいています。
もう潰れそうに心が重たいです。
こんなもの!って蹴れればいいんでしょうけどそうもいかず、
ただ只管、頭下げてご理解を頂こうとしています。
正直、コイツが理解していないものをご門徒に理解を求めようとする方が可笑しいのですが
その分、やっぱり頭を下げます。

いろんなご意見あります。
そんな御意見一つ一つ聞かせていただきながら申させていただいてます、
「宗門に、宗務所に直接電話してそのご意見をそのまま仰って下さい。
 すれば宗門もご門徒の今を分かってくれるかもしれませんから・・・」

寂しいかな、分かっては下されんでしょう・・・
でも、声を上げないと分かりませんから・・・
って、お願いしていることです。

でも、そんななかでも
「本願寺の考えを理解は出来んが、
 あんたのために、徳正寺のためにワシは今日、させていただきますから!」

身震いします!
こんなお方もいたりするのです。

涙が出る思いで
「すみません!」って寄付をお預かりして帰りました。

宗門は分かっているのか!
どれだけ高齢の方々がご苦労するのか・・・

200億、どうするんよ!
コメント
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